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【ポケカ】2つの特性でコントロール!《インテレオン》を使おう!【カード解説14枚目】

こんにちは。

今回紹介するのは、双璧のファイター環境で(個人的に)注目の《インテレオン》です。

「ソード&シールド」環境が始まった直後に、特性『うらこうさく』を持つ《インテレオン》が登場しましたが、強化拡張パック「双璧のファイター」にて特性『クイックシューター』を持つ《インテレオン》が登場。

2種類の《インテレオン》を駆使することで幅広い状況に対応でき、愛知CL2021を機に様々なデッキで見かけるようになりました。

そんな《インテレオン》の魅力をたっぷりとお伝えしていきたいと思います!

それでは見ていきましょー。

《インテレオン》のカード性能・解説

特性『うらこうさく』の《インテレオン》

カード性能

《インテレオン》 2進化 HP160 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無

■特性『うらこうさく』
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。
自分の山札からトレーナーズを2枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
■『アクアバレット』 水無 120
相手のベンチポケモン1匹にも、20ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]

解説

《ジメレオン》から進化する2進化ポケモンです。
手札から出して進化した時、特性『うらこうさく』によって、トレーナーズを2枚サーチします。
サーチ可能な範囲・枚数は《ブルーの探索》と同等で、非常に広いです。

進化の手間はありますが、一気に状況を整えることが出来るので、手間に見合ったリターンを得ることが出来ます。

にげるエネルギーは1つと少ないので、《Uターンボード》や《ふうせん》をつけての逃げ要因としての活躍も可能。
HPは「160」と、《デデンネGX》と同じですが、「非ルールポケモン」なのできぜつ時のリスクは低め。

特性『クイックシューター』の《インテレオン》

カード性能

《インテレオン》 2進化 HP160 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無

■特性『クイックシューター』
自分の番に1回使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる。
■『たきのぼり』 無無 70

解説

特性『クイックシューター』によって、毎番相手のポケモン1体にダメカンを2個のせることが出来ます。
「れんげき」のポケモンである為、関連カードの恩恵を受けることも可能。

ダメカン2個を乗せるというのは、地味ながら中々役に立つもので、打点調整や低HPの「非ルールポケモン」の排除をはじめとして、多くの使い道があります。
低火力デッキのダメージ底上げにも一役買ってくれるので、汎用性も高いです。

特性によるダメカン乗せのため、ベンチ攻撃の対策として採用されやすい《ミュウ》や《ビッグパラソル》もへっちゃらです。

HPは「150」しかなく、「TAGTEAM」の攻撃で倒されるため、その点には若干の注意が必要。

《インテレオン》の強み

①:2種類の進化で幅広い状況に対応!

盤面を整える『うらこうさく』の《インテレオン》と、相手を攻めていく『クイックシューター』の《インテレオン》を駆使することで、多くの状況に対応することが出来ます。

特に『うらこうさく』の《インテレオン》は場に出るだけで、トレーナーズを2枚サーチするという強烈な効果を発揮出来るため、そのターンの理想的な動きに大きく貢献してくれます。

②:《ふしぎなアメ》に頼らない戦い方が可能!

 

2進化ポケモンを使う場合、多くの場合は1進化ポケモンをデッキに採用せずに、《ふしぎなアメ》から場に出すことが多いです。
しかし、《インテレオン》はそうではありません。

1進化の《ジメレオン》も特性『うらこうさく』を持っており、1枚とは言え好きなトレーナーズをサーチすることが出来ます。

場に出すだけで状況に適したトレーナーズを持ってくることが出来るため、《ふしぎなアメ》を使わなくても安定感のある展開が実現可能になっています。

③:「非ルールポケモン」なのできぜつ時のリスクが低い

汎用性の高い効果を持ちながら、「非ルールポケモン」であるので、きぜつしたときのリスクは低くなっています。

すぐに効果を発揮できる《デデンネGX》や《クロバットV》と違い、進化の手間はあるものの、きぜつ時にとられるサイドが少なく、より粘り強く戦うことが出来るようになっています。

《インテレオン》の採用デッキ

ここでは、《インテレオン》が採用されているのを見たことがあるデッキから、代表的なものを全部で4つ紹介していきます。

【インテレオン】

愛知CL2021で大活躍をし、《インテレオン》流行の皮切りとなったデッキです。

『うらこうさく』の《インテレオン》で確実に盤面を作りつつ、《インテレオンVMAX》や『クイックシューター』の《インテレオン》で盤面を荒らしに行く、「インテレオン」づくしのデッキタイプです。

《インテレオンVMAX》の『ダイバレット』のベンチ攻撃2回と、《インテレオン》の『クイックシューター』2回で合計「160」ダメージとなるため、バトルポケモンを攻撃しながら《デデンネGX》を狩ることが可能な点が魅力です。

【れんげきウーラオスVMAX】

ワザ『キョダイレンゲキ』によるベンチ攻撃が超強力なデッキタイプです。

【れんげきウーラオスVMAX】の弱点といえば、火力不足とベンチ攻撃を防ぐ《ミュウ》の存在です。
上記2点の弱みをカバーしてくれるのが《インテレオン》です。
特性『クイックシューター』によって、火力補助と《ミュウ》の除去、どちらの役割も補助してくれます。

また、特性『うらこうさく』の《インテレオン》のおかげで元々の強みであった対応力にも磨きがかかります。

【ドラパルトVMAX】

ワザ『ダイファントム』によって相手の場をじわじわと追い詰めていく【ドラパルトVMAX】にも採用されています。

得意のベンチ攻撃を更に強化しつつ、特性『ねがいぼし』の《ジラーチ》を失ったことにより若干不得手だった対応力を『うらこうさく』の《インテレオン》でカバーしています。

《ドラパルトVMAX》のワザ『ひきさく』によって、「ポケモンV・GX」の攻撃を防ぐ《ジュナイパー》や《チルタリス》も相手取りやすいのが魅力ですね。

【三神ザシアン】

めずらしい所では現環境のトップクラスのデッキである【三神ザシアン】にも採用されているのを見かけました。

《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》の『オルタージェネシスGX』に加え、《インテレオン》の『クイックシューター』を合わせることで、《ザシアンV》のワザ『ブレイブキャリバー』で合計「280」ダメージとなる為、ミラーマッチには強くなりそうです。

特性『うらこうさく』の《インテレオン》で、《メタルソーサー》をサーチできるため、形成の立て直しもしやすそうですね。

まとめ

今回は2種類の《インテレオン》について解説をしていきました。

それぞれ役割の異なる《インテレオン》で幅広い攻め方、動き方が可能になっているので、今後も出張セットとして使われる機会がありそうですね。

1進化の《ジメレオン》の存在も大きく、《ふしぎなアメ》に頼らない動きが出来るのは見逃せないポイントです!

2種類の《インテレオン》を使いこなし、バトルを楽しみましょう!

それでは良きポケカライフを!

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