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【ポケカ】《ピカチュウVMAX》を解説!驚異の「270」ダメージ!【カード解説8枚目】

こんにちは。

今回は2020年9月18日発売の拡張パック「仰天のボルテッカー」に収録される、《ピカチュウVMAX》の解説をしてい行きたいと思います。

《ピカチュウVMAX》はワザ『キョダイボルテッカー』で、「120」ダメージかエネルギーを全トラッシュすることで「270」ダメージかを選んで出せる「ポケモンVMAX」です。

一見扱いづらそうに見えますが、実際はかなり小回りの利く強力なポケモンだと思います。
そんな《ピカチュウVMAX》の魅力をお伝えしていきます!

それでは見ていきましょー。

《ピカチュウVMAX》の性能と解説

《ピカチュウVMAX》 V進化 HP310 雷タイプ
弱点:闘 抵抗力:なし にげる:無無

■『キョダイボルテッカー』 雷雷雷 120+
のぞむなら、このポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。
その場合、150ダメージ追加。

ついに登場した「ピカチュウ」の「キョダイマックスのすがた」。

HPは「310」と、《ストリンダーVMAX》よりは低く《モルペコVMAX》よりは高い数値となっています。
「ポケモンVMAX」全体で見た時はやや低めの数値です。(「ポケモンVMAX」のHPは「320」となっているポケモンが多いです)

ワザは3エネルギーで使用できる『キョダイボルテッカー』だけですが、効果によって「120」ダメージか「270」ダメージかを選ぶことが出来ます。
ダメージ追加効果を使用しない場合は「120」ダメージと低めのダメージですが、相手の「非ポケモンV・GX」を倒すには十分な火力です。
また「ポケモンVMAX」を相手にする場合は、一旦追加効果を使用せず攻撃をしておくことも必要になるでしょう。

ダメージ追加効果を使用する場合は、エネルギーをすべてトラッシュする必要があります。
デメリットこそ大きいものの、ダメージは合計で「270」となり、非常に高いダメージを与えることが可能です。
「TAGTEAM」のポケモンを一撃で倒せることが可能な火力ですが、《エレキパワー》や《げんきのはちまき》といったダメージを上昇させるカードがあれば、一撃で倒せるポケモンが更に増えます。

エネルギーをトラッシュすることで大ダメージを与える《リザードンVMAX》と比較すると、ダメージ量やトラッシュするエネルギーの枚数では劣ります。
代わりに、ワザを使うために必要なエネルギーが少ないことや、エネルギーをトラッシュするかしないかを選べる点では《ピカチュウVMAX》に分があります。

進化元の《ピカチュウV》について

《ピカチュウVMAX》の進化元となる《ピカチュウV》は、拡張パック「仰天のボルテッカー」に収録されるものと、Vスタートデッキ「雷」に収録されるものがあります。

それぞれ比較していきましょう。

《ピカチュウV》(じゅうでん)

《ピカチュウV》 たね HP190 雷タイプ
弱点:闘 抵抗力:なし にげる:無

■『じゅうでん』 雷
自分の山札から雷エネルギーを2枚まで選び、このポケモンにつける。そして山札を切る。
■『10まんボルト』 雷雷無 200
このポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。

ワザ『じゅうでん』で後攻1ターン目にエネルギーを付け、次の番に《ピカチュウVMAX》に進化してすぐに《ピカチュウVMAX》の『キョダイボルテッカー』を使用することが出来ます。
この動きが出来ると《カプ・コケコ♢》や《サンダーマウンテン♢》を温存出来るので、中盤以降も息切れしにくくなります。

攻撃ワザはエネルギーをすべてトラッシュする『10まんボルト』となっています。
「200」ダメージは強力ですがエネルギーのトラッシュのデメリットは大きく、《ピカチュウVMAX》はエネルギーをトラッシュすれば「270」ダメージを出せるので、あまり出番はなさそうです。

『じゅうでん』による安定した攻め方を重視するならこちらを優先して採用しましょう。

《ピカチュウV》(エレキサークル)

《ピカチュウV》 たね HP190 雷タイプ
弱点:闘 抵抗力:なし にげる:無

■『ピカボール』 雷 30
■『エレキサークル』 雷雷 30×
自分のベンチポケモンの数×30ダメージ。

Vスタートデッキ「雷」の切り札として収録されている《ピカチュウV》です。
ベンチポケモンの数だけダメージが上がる為、最大「150」ダメージと2エネルギーのワザとしては中々のダメージを出すことが出来ます。

こちらの《ピカチュウV》の優位点は、ワザ『エレキサークル』によって後攻1ターン目から安定したダメージを与えることが出来ることです。
《サンダーマウンテン♢》や《カプ・コケコ♢》を使用することで、1ターンで『エレキサークル』を使用可能な状態に出来るため、雷タイプの特徴であるスピード感のある攻めが可能です。

『エレキサークル』で予めダメージを与えて置けば、「ポケモンVMAX」を相手にしたときも『エレキサークル』→(進化して)『キョダイボルテッカー』の流れで倒すことが出来ます。

積極的な攻め方を重視するならこちらの採用が良いでしょう。

《ピカチュウVMAX》と相性の良いカード

《カプ・コケコ♢》《サンダーマウンテン♢》

言わずと知れた雷タイプデッキの必須カード。

これら2枚のカードは《ピカチュウVMAX》とは極めて相性が良くなっており、《カプ・コケコ♢》は《ピカチュウVMAX》の『キョダイボルテッカー』でトラッシュしたエネルギーを回収して、次の『キョダイボルテッカー』に備えることが出来ます。

《サンダーマウンテン♢》はワザに必要なエネルギーが雷エネルギー1個分少なくなるので、『キョダイボルテッカー』でダメージを追加するときにトラッシュするエネルギーを節約することが出来ます。

《マルマイン》

自身をきぜつさせることでエネルギー加速を行うポケモンです。
公式サイトでも紹介されていた組み合わせですね。

《ピカチュウVMAX》が『キョダイボルテッカー』の追加効果を使用した次の番に、《マルマイン》の『エネエネはつでん』を使用すれば『キョダイボルテッカー』を使うためのエネルギーを素早く補充出来ます。

《クワガノンV》

《ピカチュウVMAX》の『キョダイボルテッカー』でエネルギーをトラッシュした後、直ぐにエネルギーを用意できない場合は《クワガノンV》で時間稼ぎを行うのも手です。

ワザ『パラライズボルト』で相手のグッズ使用を防ぎつつ戦力を削ぎ落していきましょう。

《サンダー》

ベンチからバトル場に出た番なら「80」ダメージになるワザ『アサルトサンダー』を持つポケモンです。

1エネルギーで「80」ダメージとコストパフォーマンスが高く、《ピカチュウVMAX》の強化『キョダイボルテッカー』と合わせれば「350」ダメージになります。
全てのポケモンを倒せるようになるので、相性は非常に良いです。
エネルギーの消費が激しい《ピカチュウVMAX》にとっては、1エネルギーでワザを使える点も嬉しい所です。

《ピカチュウVMAX》が簡単に入れ替えられるよう、《ポケモン入れ替え》や《マオ&スイレン》、《ふうせん》等を用意しておきましょう。

《ピカチュウVMAX》の対策

①:HPが「130」以上のポケモンをバトル場に出しておく

『キョダイボルテッカー』のワザのダメージは素で「120」、ダメージ追加効果込みで「270」となっています。

よって、HPが「130」以上のポケモンならばダメージ追加効果か火力増強カードを使わなければ無くなるので、倒される場合であっても相手のリソースを奪うことに繋がります。
HPが「280」以上のポケモンならば、ダメージ追加に加えて火力増強カードも要求できるので《ピカチュウVMAX》の攻撃も凌ぎやすくなります。

②:《ガラル ジグザグマ》を組み込んで倒す

《ピカチュウVMAX》のHPは「310」である為、「300」ダメージを与えるとともに、残りのHP「10」を《ガラル ジグザグマ》の特性『かんしゃくヘッド』で削っておく動きが効果的です。

「300」ダメージを与えることが出来る《リザードンVMAX》や「150」ダメージを与えるワザを持ったポケモンなどが中心となっている場合に採用が検討出来ます。

まとめ

今回は《ピカチュウVMAX》について、解説や相性の良いカードを紹介していきました。

主役ポケモンだけあって非常に強力な性能を誇る「ポケモンVMAX」となっています。
雷タイプ用の補助カードも強力なものばかりなので、環境に食い込んでくるデッキタイプとなって来そうです。

それにつられて弱点を突ける闘タイプが環境に上がって来そうですね。
何はともあれ非常に楽しみな一枚です!

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