こんにちは。
今回のカード解説は、9月18日発売の拡張パック「仰天のボルテッカー」に収録されている《メモリーカプセル》について、カード効果と使い方などを書いていきたいと思います。
進化元となったポケモンのワザを使うことが出来る面白いカードです。
使い方次第では、かなり応用が利くカードなので是非使いこなせるようにしていきましょう!
それでは見ていきましょー。
《メモリーカプセル》のカード性能・解説
《メモリーカプセル》のカード性能
《メモリーカプセル》 トレーナーズ グッズ(ポケモンのどうぐ)
■このカードをつけているポケモンは、進化前に持っていたワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
《メモリーカプセル》解説
ポケモンに付けることによって、進化前に持っていたワザをすべて使えるようになる「ポケモンのどうぐ」です。
似たカードとして、《メモリーエネルギー》が存在します。
《メモリーエネルギー》はエネルギーとして働き、「ポケモンのどうぐ」も付けられます。その代わり、エネルギーを張る行動をするので、基本的に他のエネルギーを付けることが出来なくなります。
《メモリーカプセル》はエネルギーとして働かない代わりに、別のエネルギーをその番に付けることが出来るので、一長一短です。
《メモリーカプセル》はエネルギーを手張りしないことを活かし、《ツインエネルギー》や《トリプル加速エネルギー》といった1枚で複数のエネルギーをもった特殊エネルギーや、タイプごとの特殊エネルギーを張ることでポケモンを強化していくことが出来る点が特徴です。
では、次の項目で組み合わせていきたいポケモンの例を、簡単にですが4つ紹介していきます。
《メモリーカプセル》と相性の良いポケモン
《モルペコV》ー《モルペコVMAX》
《モルペコV》のワザ『エレキホイール』は、エネルギーを1つトラッシュし、その後ベンチポケモンと入れ替える効果を持っています。
耐久力の低さからベンチ攻撃や《ボスの指令》で沈むことも多かった《モルペコV》ですが、《メモリーカプセル》を付けた《モルペコVMAX》ならば耐久力が高く、早々沈むことはありません。
また、《モルペコVMAX》が素で持っているワザ『ダイホウデン』も強力で、『エレキホイール』→『ダイホウデン』で合計「330」ダメージを与えることが出来るため、「ポケモンVMAX」の相手もしやすくなります。
相手や状況によって使い分けが効くので、攻防一体の攻めに磨きがかかります。
《ピッピ(にんぎょうへんげ)》ー《ピクシー(ちゃめっけ)》
《ピクシー》は特性『ちゃめっけ』で相手のバトルポケモンのエネルギーを剥がすことが出来ます。
剥がしたエネルギーは相手の山札の上に戻る為、ドローの妨害に繋がります。
《ピクシー》の強力な特性を繰り返し使えるよう、《ピッピ(にんぎょうへんげ)》を利用しましょう。
《ピクシー》は進化ポケモンなので《トリプル加速エネルギー》1枚で『にんぎょうへんげ』を使用することが出来ます。
『にんぎょうへんげ』の効果で手札に帰還することで、再度《ピクシー》の特性『ちゃめっけ』が使えるようになります。
更に、《トリプル加速エネルギー》や《メモリーカプセル》も手札に戻る為、場の《ピッピ》が切れるまで毎番『ちゃめっけ』と『にんぎょうへんげ』を打ち込める非常に強力なコンボです。
《ムゲンダイナV》ー《ムゲンダイナVMAX》
《ムゲンダイナV》が持つ『ダイマックスほう』は相手の「ポケモンVMAX」に「240」ダメージを与えることが可能なカードです。
《ムゲンダイナVMAX》に《トリプル加速エネルギー》と悪エネルギーを付けることで、《ムゲンダイナVMAX》が『ダイマックスほう』を放てるようになります。
『ドレッドエンド』のダメージが最大『270』なので使いどころはやや少ないですが、場に悪ポケモンが中々並ばない場合に使うことが出来ると、相手の計算を狂わせ、大きな痛手を与えることが出来ます。
《シャワーズ》《サンダース》《ブースター》
拡張パック「仰天のボルテッカー」に収録される《イーブイ》の進化系ポケモン。
《メモリーカプセル》を付けることによって、それぞれ特性を発揮することが出来ます。
特性は、それぞれが持っているタイプで弱点を突くことが出来るタイプのポケモンの特性を無くすというものです。
つまり、
・《シャワーズ》⇒炎タイプポケモン
・《サンダース》⇒水タイプポケモン
・《ブースター》⇒草タイプポケモン
の特性を無くすということになります。
環境を選ぶカードではありますが、中々強力なカードです。
《メモリーカプセル》の対策
①:「ポケモンのどうぐ」を破壊するカードを使う
《メモリーカプセル》は「ポケモンのどうぐ」なので、《ハッサムV》や《ツールスクラッパー》を使用して破壊しましょう。
《ツールスクラッパー》は特に汎用性が高いカードなので、デッキ構築に余裕が出来ているならとりあえず1枚入れると安心です。
②:《マリィ》や《リセットスタンプ》で相手の手札を流す
《ピッピ(にんぎょうへんげ)》と《ピクシー(ちゃめっけ)》の組み合わせに対して有効な手段です。
『にんぎょうへんげ』の効果によって、キーパーツの一式が相手の手札にある状態ですので、《マリィ》や《リセットスタンプ》を使用して相手の山札に戻してしまいましょう。
相手はパーツを手札に集めなおさなければならないので、時間を稼ぐことが出来ます。
そのうちに相手ポケモンを次々と倒していきましょう。
まとめ
今回は拡張パック「仰天のボルテッカー」に収録される《メモリーカプセル》について紹介していきました。
強力なワザを持った進化元のポケモンが増えるたびに新たなデッキが開発されていくであろう、期待のかかるカードです。
進化ポケモンだけでなく、進化元となるポケモンもくまなくチェックするようにすると新たなコンボが開発できるかもしれません。
これから公開されるカードも楽しみです!
では良きポケカライフを!
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