こんにちは。
今回は海外で発表されたスタン落ち(スタンダードレギュレーションの使用可能カード)の変更について書いていきたいと思います。
確か海外では、去年もこの時期に発表された記憶がありますね…
海外のスタン落ち発表でどのようなカードが「スタンダードレギュレーション」で使えなくなるのか、日本版ではどのような影響があるのか、今のうちにやっておきたいことなどを紹介していきます!
※予想や考察の面も大きいのでその点をご了承ください。
それでは見ていきましょー。
スタン落ち(スタンダードレギュレーション落ち)とは
この記事を見る人の中には、ご認識済みである方も多いかと思われますが一応簡単に。
簡単に言えば、公式大会での「スタンダードレギュレーション」という遊び方で使えるカードが増えすぎたから、使えるカードを減らした遊びやすく(新規参入しやすく)しようということです。
スタン落ちを行うメリットとしては、
・インフレを抑えられる
・バランスが調整しやすくなる
・環境の循環、および商品の販売促進
・経験者と初心者のカードの資産の差が縮まるので、新規参入をしやすくなる
といった感じです。主に運営面でのメリットが大きいですね。
デメリットとしては、
・既存プレイヤーのカード資産、価値の減少
です。
それに付随して、モチベーションの低下や不満が上がることもデメリットですかね…。
「スタンダードレギュレーション」で使えなくなったカードもそのまま使用できる「エクストラレギュレーション」「殿堂レギュレーション」もありますが、積極的に遊べるような整備が整っていないのも現状です…。
今回の海外スタン落ちはいつ?どんなカードが使えるの?
海外スタン落ち予定日
今回は2020年8月28日以降、海外では「スタンダードレギュレーション」で使用可能なカードが変更されます。
使用可能なカード
海外の公式HPより引用しつつ、ガバガバ翻訳でまとめています。
- Sun&Moon—Team Upおよび、その後リリースされる拡張パック
- SM158以降およびSWSH001以降の番号が付いたプロモーションカード
- 次の製品のカードも使用可能です。
- Hidden Fates( Lycanroc- GX SV67 / SV94以外のShiny Vaultサブセットからのすべてのカードを除く)
- ポケモンTCG:名探偵ピカチュウ
- マクドナルドのプロモカードは、現在スタンダードレギュレーションで使用可能であるカードと効果(?)が同一である場合にのみ、スタンダードレギュレーションで使用可能です。新しい拡張は、リリース後2週間でイベントで使用可能になります。
見ていただきたいのは、一番最初に書いていある「Sun&Moon-Team Up」という所。
「Sun&Moon-Team Up」は、日本版にあたる、強化拡張パック「ダークオーダー」や拡張パック「タッグボルト」のカードが中心に収録されています。
つまり、日本版のカードの右下に書かれている「C」「D」サイクルのカードと、一部の「B」サイクルのカードが基本的に使用可能となっています。
↓海外では引き続き使用可能なカードの一例(左下のアルファベットマークにも注目。)↓
日本でのスタン落ちはどうなるか
2019年は9月末に発表、11月末にスタン落ち実施
スタン落ちの制度は、日本でももちろん実装されています。
ただし、海外とは違ってスタン落ちする時期やカードが異なっています。
実績として、2019年には9月末に「A」サイクルのカードが「スタンダードレギュレーション」にて使えなくなると発表がありました。
その2か月後、11月末に予定通りスタン落ちが実施されました。
今年は「B」サイクルのカードが落ちることが予想されている
日本では2019年に「A」サイクルのカードがスタン落ちすると同時に、「D」サイクルのカードが「スタンダードレギュレーション」に参入しました。
となると、2020年には「E」サイクルのカードが登場して、代わりに「B」サイクルのカードがスタン落ちすると予想されます。
勝手に名付けておいてナンですが、日本のスタンダードレギュレーションは恐らく「3サイクル」制を取っていきたいように考えられます。
例を挙げるとすれば、
2019年11月末までは「A」「B」「C」のカード
2019年12月から2020年11月までは「B」「C」「D」のカード
2020年12月から2021年11月までは「C」「D」「E」のカード…
といった具合です。
「B」サイクルに含まれるカード
「B」サイクルに含まれるカードは、
拡張パック「ウルトラサン」&「ウルトラムーン」~強化拡張パック「ダークオーダー」+ハイクラスパック「ウルトラシャイニー」および「タッグオールスターズ」に収録されているカードの一部です。
代表的なカードは《ジラーチ》《シロナ》「プリズムスター」のカードなど。
海外では引き続き使用可能な《ジラーチ》や《カプ・コケコ♢》も落ちるので注意が必要です。
汎用カードやタイプの特徴を大きく伸ばしてくれたカードも多く、環境が激変しますね…。
新型コロナウイルスの影響で延期はされるのか?
世界を騒がせている新型コロナウィルスでスタン落ちが延期されるかどうかについてですが、延期は無いものとみて動いた方がいいです。理由としては、この時期に海外で8月にスタン落ちをすることが発表されているからです。
2019年にも8月に海外でスタン落ちが行われています。
2019年は特に何もありませんでしたが、コロナの影響を受けているにも関わらず2020年8月に落としますよと言っているのです。
この調子でいけば日本でも、2019年と同じように9月末に発表、11月末に落とすと考えるのが妥当です。
不安定ではありますが、今のうちから準備しておくことで今後も楽しくポケカをプレイできると思います。
備えあれば嬉しいな!備えあれば患いなしです。
次の章では、今からやっておきたいことを上げていきますね。
今からやっておきたいこと
ストレージからサイクル「B」のカードをまとめあげておく
デッキで使っていないカードがストレージBOXに雑に入っていませんか?
今回の海外スタン落ち発表を機に、一度整頓してみましょう。
ついでにサイクル「B」のカードもまとめておきましょう。
「エクストラレギュレーション」に転用するときや処分するときに楽になります。
全く使っていないカードや高額なカードを売却する
スターターセットにガッツリ採録されている《シロナ》や使う機会が無くなってしまった「プリズムスター」のカード、買取価格の高い《エネルギースピナー》など…
今のうちにサッと売却できそうなカードはあると思います。
《エネルギースピナー》は中々迷う所ですが、採用率は高くはないです。
スタン落ちして価値が下がる前に売った方が楽かもしれません。
最悪《エネルギー転送》でいいでしょ(楽観)
「B」サイクルはスタン落ちしても被害の少ないデッキ、安価で組めるデッキを使う
スタン落ち発表後には特に有効。1つ上のの手段と組み合わせるともっと有効。
代表的な所だと《溶接工》や《巨大なカマド》、《炎の結晶》を有する炎タイプデッキでしょうか。
スタン落ちするカードを最後まで使いつつ、カード資産の減少をギリギリまで抑えることが可能です。
フェアリータイプデッキを組まない
フェアリータイプ愛好家の方々には大変申し訳ありませんが、フェアリータイプのデッキを組むことは控えておいた方が賢明です。
というのも、「ポケモンカードゲーム ソード&シールド」以降は、フェアリータイプは超タイプに統合されて新規フェアリータイプが登場することはなくなりました。
サイクル「B」のカードがスタン落ちすることを考えると、更にデッキが組みづらくなってしまうので、フェアリータイプデッキは控えておいた方がいいです。
↓以下の記事も参考にしてみてください↓
https://kanohito-teien.com/pokeka-200111
もうサイクル「C」「D」のカードしか使わない
マゾ向け。
発表後には少しずつデッキ案を考えてもいいですが、さすがに時期早々です…。
まとめ
今回は海外の「スタンダードレギュレーション」変更とそれに関して日本のスタン落ちはどうなるかということについて予想も立てつつ書いていきました。
予想・考察といった面も多いですので、過信せず、しかし今のうちから準備をしておきたいです。
それでは良きポケカライフを!