こんにちは。
今回はシティリーグ2024 シーズン3の第5週について、TOP4の入賞デッキの統計とちょっとした環境考察をしていきます。
入賞デッキ統計
集計期間:2024年3月9日~2024年3月15日
集計デッキ:シティリーグ(オープン)にてTOP4に入賞したデッキ(全291デッキ)
※デッキ名については、個人的な主観に基づいて分別しています。入賞デッキ内でのコンセプトの違いなどにより細分化をする場合があります。
また、シティリーグTOP4デッキをまとめたスプレッドシートを作成しております。
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シティリーグのTOP4デッキを確認する(※スプレッドシートに飛びます。第5週のシートをご覧ください)
統計を元にした環境考察
①:『サイバージャッジ』『ワイルドフォース』環境終盤!かなり煮詰まった環境に
『クリムゾンヘイズ』のカードが次々と公開されていくなか、デッキは現在のカードプールでこれまで強力とされてきたデッキが安定した入賞数を誇り、環境が定着してきました。
【パオジアンex】はさらに入賞率を伸ばして3位につけ、そのほか、【カウンターテツノカイナex】の影響を強く受けた【ルギアVSTAR】も勢力を取り戻してきました。
②:ロスト対策のため、《ジラーチ》や《ハバタクカミ》が再び投入されるように
【ロストバレット】と【ギラティナVSTAR】のほとんどに採用されている《ヤミラミ》。
これらのデッキに対抗するべく、《ヤミラミ》の攻撃を防ぐ《ジラーチ》や、《キュワワー》の特性を妨害する《ハバタクカミ》といったメタカードの投入が増えてきました。
特に環境トップである【悪リザードンex】はこれらのカードを入れてもほとんどパワーが落ちない為、高い入賞率を維持しつつもロスト系デッキを抑え込んでいる要因となっています。
【悪リザードンex】は「ACESPEC」にも変化が見られ、《ヒーローマント》を採用する形がやや多くなっています。
耐久力に磨きをかけ、ミラーの終盤で殴り勝てる点が魅力的です。
今後の環境の動向
『クリムゾンヘイズ』のリスト公開、『変幻の仮面』の主要カード公開の影響について
競技シーンであるシティリーグではまだこれらの商品が発売されていないので、環境デッキにはほとんど影響がないと思われますが、拡張パック『変幻の仮面』にて【悪リザードンex】を意識したカードが多数登場したため、ジムバトルなどでのイベントでの使用率が減少しそうです。
いろいろなデッキを試すチャンスとして、普段使わないデッキをジムバトルなどに持っていくのもありかもしれません。
シティリーグの環境もそこまで変わらなさそう
『サイバージャッジ』『ワイルドフォース』の環境も残り1週間のため、環境デッキ内でのシェア率の変動はあれど、大きく環境が変わることはなさそうです。
【ルギアVSTAR】が多くなっているので、有利を取れる【カウンターテツノカイナex】が数を増やし、ロスト系デッキへの意識が高まり、【ロストバレット】や【ギラティナVSTAR】がやや減少すると見込まれます。