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【ポケカ】『リザードンex(悪)』デッキについて回し方や対策などを解説

こんにちは。

今回は【リザードンex(悪)/悪リザードンex】デッキについて、デッキの回し方や対策などを紹介しています。

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1枚でザックリ分かる!【リザードンex(悪)】とは

【リザードンex(悪)】のキーカード

《リザードンex(悪)》:メインアタッカー

悪タイプへとテラスタル化した《リザードンex》。
テラスタル化の共通効果で、ベンチにいるとワザのダメージを受けません。
HPは330と高く、ほとんどの攻撃を一度は受けることが出来ます。

手札から進化した時に発動できる特性「れんごくしはい」は、山札から《基本炎エネルギー》を3枚まで、好きなポケモンにつけられる強力なエネルギー加速効果です。
ワザ「バーニングダーク」に必要なエネルギーをつけても1枚余るので、他のポケモンも育てることが可能です。

ワザ「バーニングダーク」は、炎エネルギー2つで使用出るワザで、180ダメージに加えて相手が既に取ったサイドの枚数×30ダメージを与えます。
序盤ではやや火力不足感は否めなかった印象がありましたが、拡張パック『ワイルドフォース』にて《マキシマムベルト》が登場。
序盤から「ポケモンex」を倒して積極的にサイドを取りに行くことが出来るようになりました。

相手に先にサイドを取らせ、相手のメインアタッカーを一撃で倒せるように調整を行うのも重要なプレイングとなります。

進化元の《ヒトカゲ》《リザード》について

《ヒトカゲ》は現状3種類が存在しています。
基本的にはスタジアムを除去出来、HPが70と高い《ヒトカゲ(ポケモンカード151)》を中心に採用すると良いでしょう。

また、《ヒトカゲ(ヒートタックル)》は、HPの少ないポケモンを倒す優秀な働きをするため、1枚刺しておくパターンも多いです。

《リザード》は現状3種類あります。

今後は《かがやくゲッコウガ》を耐えられる《リザード(ポケモンカード151)》や、ワザの効果を受けない《リザード(シャイニートレジャーex)》の採用が主流です。

《ワザマシン エヴォリューション》:展開補助

付けたポケモンがワザ「エヴォリューション」を使用可能になります。

「エヴォリューション」はベンチポケモンを2匹選び、選んだポケモンを進化させる効果です。
この効果で《リザード》や《ビーダル》を展開し、《リザードンex》の展開や手札を増やして柔軟な動きを目指していきます。

《ピジョットex》:展開補助・サーチ要因

特性「マッハサーチ」は好きなカードを毎番手札に持ってこれる特性で、【ピジョットex型】ではこのカードを使用して、盤面をコントロールして戦っていきます。

基本的には《ポッポ》から《ふしぎなアメ》を使って展開していきます。

逃げるエネルギーも必要としないので、逃げ要因としての活躍が可能です。
弱点としては《ピジョットex》が倒されたり、《ワザマシン デヴォリューション》で《ポッポ》にさせられたりすると、対応力が大幅にダウンしてしまうことがあります。

《ビーダル》・《暗号マニアの解読》:ドローソース・疑似確定サーチ

特性「はたらくまえば」によって、安定した手札枚数を維持できる《ビーダル》。
《ワザマシン エヴォリューション》型と併用されることがある他、「エヴォリューション」にも《ピジョットex》にも依存しない型のキーカードとして採用されます。

《暗号マニアの解読》は「ビーダル」型に採用されやすいカードで、山札のカードを2枚デッキトップに置くことが出来ます。
《暗号マニアの解読》を使用した後で「はたらくまえば」を使うことで、疑似的な確定サーチを行うことが出来ます。
サポート権を使うものの、《ピジョットex》よりも手札に加えられる枚数が多いため、その番に出来ることが圧倒的に増える点が特徴です。

《かがやくリザードン》:サブアタッカー

特性「エキサイトハート」で相手の取ったサイドの枚数ぶん、ワザの無色エネルギーが減っていくポケモン。
ワザ「かえんばく」の威力は250と申し分なく、サイド枚数が劣勢なら後述の《まけんきハチマキ》で280ダメージを出せるため、「ポケモンex」「ポケモンVSTAR」に対しても強力なカウンターを仕掛けることが出来ます。

《カウンターキャッチャー》・《まけんきハチマキ》:カウンター要素

サイド枚数が相手よりも多いなら強力な効果を発揮するカードたちです。

基本的に立ち上がりが遅く、サイドレースを先行されることもあるため、これらのカードで巻き返しを図っていきます。
どちらも《ペパー》でサーチできるので、欲しい所で手札に加えやすい点も魅力的です。

【リザードンex(悪)】のサンプルレシピ

【ビーダル型】

《ビーダル》の特性「はたらくまえば」により、最低限の手札を補充しながら戦う方です。

《ビーダル》型の特徴

◎《ビーダル》を採用するので、《ナンジャモ》に対してある程度耐性がある
◎《エンテイV》や《マフォクシーV》など、サブアタッカーを採用しやすい
◎盤面をサイド1ポケモンのみにしやすい

《ビーダル》型には《ワザマシン エヴォリューション》が合わせて投入されることもあり、《ペパー》からサーチを行い、後攻1ターン目から《リザード》や《ビーダル》を立てて盤面を構築していく型もあります。

【ピジョットex型】

《ピジョットex》を使って盤面をコントロールしながら戦っていく型です。

《ピジョットex》型の特徴

◎《ピジョットex》の特性を使って、様々な状況に対応しながら戦える
◎構築のカスタム幅が広い
◎盤面の展開しきった後の制圧力が高い

《ピジョットex》のおかげで要所でカードをサーチして使用出来るため、「ACESPEC」枠には《マキシマムベルト》が選ばれやすい傾向にあります。
また、《ツツジ》や《フトゥー博士のシナリオ》なども使いやすくなっているため、逆転や詰めも行いやすい構築となっています。

直近では動けないターンに3枚カードをドローして番を終え、次の番の動きを安定化できる《ロトムV》が2枚採用される傾向にあり、2ターン目の《ピジョットex》着地を安定させる構築が見られるようになってきました。

【リザードンex(悪)】の回し方

今回の記事では、【ピジョットex型】で解説をしていきます。

まずは場に《ピジョットex》を場に出すことを目指していきましょう。

《ペパー》はグッズと「ポケモンのどうぐ」を同時にサーチすることが出来ます。
《なかよしポフィン》や《ハイパーボール》、《ふしぎなアメ》など、《ピジョットex》を場に出せるように必要なカードを手札に加えていきましょう。

それと同時に、「ポケモンのどうぐ」をサーチして強力な攻撃を仕掛けられるように準備を整えていきましょう。

《ロトムV》は特性「そくせきじゅうでん」によって、山札を3枚引いて番を終えることが出来ます。
1ターン目は準備のターンになり、攻撃を行うことはほとんどないため、「そくせきじゅうでん」で番を終わりたい所です。

《ピジョットex》を《ふしぎなアメ》経由で進化させることが出来たら、特性「マッハサーチ」を使って2枚目の《ふしぎなアメ》や《リザードンex(悪)》などをサーチして、《リザードンex(悪)》を場に出していきましょう。

《リザードンex(悪)》の特性「れんごくしはい」で《基本炎エネルギー》を付けてすぐに攻撃を開始することが出来ます。

相手のポケモンが倒せそうなら、《マキシマムベルト》や《げんきのハチマキ》を付けてサイドレースを有利に進めましょう。

サイドを取られると、《リザードンex》のワザ「バーニングダーク」のダメージが上昇していきます。

ここからはサイドをどんどん取りにいけるようになるので、高いHPを武器に「バーニングダーク」を連打してサイドを取り切っていきましょう。
《ピジョットex》の特性「マッハサーチ」のおかげで、《ボスの指令》や《カウンターキャッチャー》を使いたいタイミングで使えるため、相手のベンチに圧を掛けながらサイドを取っていくことが出来ます。

不利な状況でもあきらめず、逆転を狙っていきましょう。

【リザードンex(悪)】の対策

①:ダメージラインを把握し、戦いやすいサイドプランを組む

《リザードンex(悪)》は採用されるアタッカーの種類が多くなく、ワザのダメージラインを比較的把握しやすいデッキです。
その為、サイドの状況に応じてバトルポケモンを変えていくと、《リザードンex(悪)》の攻撃を受けやすくなります。

ただし、《マキシマムベルト》や《まけんきハチマキ》といった火力増強カード、および《ボスの指令》や《カウンターキャッチャー》などの呼び出しカードにより、大きくプランを崩される可能性もある点には注意しましょう。

②:《ピジョットex》や《ビーダル》を手早く倒す

《ピジョットex》や《ビーダル》など、ドロー・サーチ要因を早い段階できぜつさせることで、相手の展開を妨害することが出来ます。
《ボスの指令》や《プライムキャッチャー》などで狙ってみると良いでしょう。

ただし、《リザードンex(悪)》の火力が上がってしまう為、対策①でも紹介したように、ダメージラインをしっかりと把握したうえで攻撃を仕掛けていきましょう。

まとめ

今回は【リザードンex(悪)】について回し方や対策などを紹介しました。

中盤以降のパワーが非常に高く、『スカーレット・バイオレット』シリーズのコンセプトの1つである「逆転」という要素を存分に味わうことが出来るデッキです。

人気のポケモンかつ環境でも活躍しているデッキなので、初めて使う環境デッキとしてもオススメです!

それでは良きポケカライフを!

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