こんにちは。
今回は拡張パック『変幻の仮面』に収録される《イルカマンex》について解説していきます。
《イルカマンex》のカード性能・解説
1進化の水タイプ「ポケモンex」です。
1進化ながらHP340と最大級のHPを持ち、水エネルギー1つで250ダメージを与えるワザ「ギガインパクト」を持っています。
非常に強力な性能を持つ代償として、特性「マイティソウル」により、《イルカマン》が持つ特性「マイティチェンジ」の効果でしか出せないという、制約条件を持っています。
2024年4月現在では手札の《イルカマンex》の特性を無くすカードはないため、《イルカマン》を使って場に展開することになります。
また、《イルカマン》の効果では山札からしか出せず、手札に来てしまうと腐ってしまう為、《ハイパーボール》の手札コストにするか、《ナンジャモ》などを使って山札にもどしてあげると良いでしょう。
進化元の《ナミイルカ》は場に残ったまま、《イルカマン》と《イルカマンex》が入れ替わるため、正規で出した場合は《ワザマシンデヴォリューション》をはじめとした退化効果を受ける点にも注意しましょう。
《スリーパー》などを使って《イルカマン》を展開した場合は、退化効果を受けません。
進化元の《ナミイルカ》について
進化元となる《ナミイルカ》については、基本的には《ナミイルカ(ゆうきのしんか)》か《ナミイルカ(変幻の仮面)》を採用することになるでしょう。
「ゆうきのしんか」を持つ《ナミイルカ》は、安定して《イルカマン》を場に出せますが、次の番に2度の入れ替えが必要になることや、HPが50と低めな点がネックです。
《ナミイルカ(変幻の仮面)》は、HP70でにげるエネルギーが1つと扱いやすいスペックながら、1エネルギーで30ダメージを与えるワザを持っており、炎タイプたねポケモンの弱点を突いてサイドを先行することが可能な点が優秀です。
《イルカマンex》と相性の良いカード
《ケーシィ》
特性「テレポーター」は、バトル場にいると使用出来、自身と付いているカードを山札に戻します。
バトル場の《イルカマン》と《ケーシィ》を入れ替えさせて《イルカマン》の特性「マイティチェンジ」を発動し、その後《ケーシィ》の「テレポーター」を使うことですぐに《イルカマンex》が攻撃出来るようになります。
《スグリ》
ポケモンの入れ替えをするか、この番の相手のバトル場への「ポケモンex・V」へのダメージを「+30」するかを選べるサポートです。
状況に応じて《イルカマンex》への進化補助か火力補助を行うことが出来ます。
火力補助の効果を使うと「ポケモンVSTAR」に対して「ギガインパクト」で280ダメージを与えられるため、《ギラティナVSTAR》や《アルセウスVSTAR》などを一撃で倒すことが可能です。
幅広いデッキに採用出来そうな効果を持っていますが、《イルカマンex》とは抜群の相性を誇る1枚です。
《イルカマン》
《ナミイルカ》から進化の使い分けが出来るポケモンです。
サイド1枚のポケモンながら水エネルギー2つで210と大きなダメージを出せるため、「ポケモンex」に対してサイドレースを有利に進めやすくなります。
ワザ「ジェットパンチ」で削りを入れて、次の番に《イルカマンex》の「ギガインパクト」でトドメを刺すのも良いでしょう。
《オリジンパルキアVSTAR》
多くのデッキのサブアタッカーとしておなじみの《オリジンパルキアVSTAR》も、《イルカマンex》でのサブアタッカーとして優秀です。
「VSTARパワー」の特性「スターポータル」で水エネルギーを《オリジンパルキアVSTAR》と《イルカマンex》1体ずつ補給出来るため、中盤以降のエネルギー供給源としても活躍します。
vs《イルカマンex》の対策
ポケモンの入れ替えを妨害する
《イルカマンex》を活躍させるためにはポケモンを入れ替えることが必須となる為、入れ替えの妨害手段を取り入れると良いでしょう。
●《ポケモンいれかえ》をトラッシュ出来る《ビワ》
●《緊急ボード》をロストゾーンに送れる《ロストスイーパー》
●《ケーシィ》の特性「テレポーター」を無効化できる《ハバタクカミ》
などを使用してポケモンを入れ替えづらくすることで、時間を稼ぐことが可能です。
《イルカマンex》のワザ「ギガインパクト」も入れ替えを行わなければ連続して使用出来ない為、有効な対策手段となります。
まとめ
今回は《イルカマンex》について紹介していきました。
1進化ポケモンながら規格外のスペックと、場に出す制約がついてユニークなポケモンです。
一度場に出てしまえば圧倒的なHPと火力で相手ポケモンをなぎ倒すことが可能なので、デッキ単位で活躍出来るように補助をしていきたい所です。
正義の力で相手のポケモンを粉砕していきましょう!
それでは良きポケカライフを!