こんにちは。
今回は拡張パック『サイバージャッジ』収録の《ヘビーバトン》についてカード解説を行っていきたいと思います。
それでは見ていきましょー。
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《ヘビーバトン》のカード性能・解説
《ヘビーバトン》 トレーナーズ ポケモンのどうぐ
■このカードをつけているにげるためのエネルギーが4個のポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、そのポケモンについている基本エネルギーを3枚までまで選び、自分のベンチポケモンに好きなようにつけ替える。
にげるエネルギーが4つのポケモンに《ヘビーバトン》をつけることで、つけたポケモンが相手のワザのダメージできぜつすると、基本エネルギーを3枚までベンチポケモンにつけられる効果を持つ「ポケモンのどうぐ」です。
ワザのエネルギーが多くなりがちな、逃げるエネルギーが4つのポケモンのきぜつによるリスクを下げられるカードです。
エネルギーのつけ替え先はどんなポケモンでもよく、好きな組み合わせでエネルギーをつけ替えることが可能です。
《学習装置》とは異なり、きぜつするポケモンに《ヘビーバトン》を付ける必要がある為、注意しましょう。
《ヘビーバトン》を付けたポケモンが基本エネルギーを4枚もっており、ベンチポケモンに《学習装置》を付けたポケモンがいる場合は、《ヘビーバトン》と《学習装置》の発動はどちらからでもよく、合計で4枚の基本エネルギーをつけ替えることが可能です。
相手のワザのダメージを受けてきぜつする必要がある為、《ヤミラミ(ロストアビス)》をはじめとしたダメカンを乗せる効果や、《トドロクツキex》や《ギラティナVSTAR》などの強制きぜつ、状態異常や退化によるきぜつでは、《ヘビーバトン》の効果を発動できない点に注意しましょう。
また、にげるエネルギーの変動にも注意が必要です。
例えば、《ビーチコート》がスタジアムとして展開されている時は、たねポケモンのにげるエネルギーが1つ少なくなります。
その状況で《ヘビーバトン》を付けたポケモンがきぜつしても、にげるエネルギーが3つになっている為、《ヘビーバトン》の効果は発動しません。
逆に、《災いの荒野》がスタジアムとして展開されている時は、闘タイプ以外のたねポケモンのにげるエネルギーが1つ多くなります。
その状況で《ヘビーバトン》を付けたにげるエネルギーが元々3つのポケモンがきぜつしたときは、《ヘビーバトン》の効果を使うことが出来ます。
《ピクシーex》をはじめとしたポケモンが持つ、にげるエネルギーがすべてなくなる効果の影響を受けている場合は、《ビーチコート》や《災いの荒野》よりも優先して効果を受けるため、《ヘビーバトン》の効果が使えなくなります。
使用する上での注意点が何かと多いカードですが、大量のエネルギーを盤面に維持できる強力な効果である為、専用デッキを組んで活かしていきましょう。
相性の良いカード
ここでは、逃げるエネルギーが4つのポケモンを中心に紹介していきます。
《テツノカイナex》
ワザ「ごっつぁんプリファイ」によるサイドの複数取りが強力なポケモンです。
ワザのエネルギーが重く、役目を終えた後は大量のエネルギーがトラッシュに行ってしまいますが、《ヘビーバトン》を使用することである程度喪失を抑えることが出来ます。
特に《ミライドンex》を軸としたデッキでは、後続のポケモンに《基本雷エネルギー》を渡して息切れを防いでいくという動きに使えそうです。
《メルメタルex》《メルメタルVMAX》
自身に大量の鋼エネルギーを付けることで強力なダメージを叩き出せるポケモン。
一度倒されてしまうとその後の立て直しに難がありましたが、《ヘビーバトン》のおかげで後続の立て直しが楽になります。
特に《メルメタルex》は、後攻1ターン目に《セイジ》を使って進化し、すぐに「きんぞくきゅうしゅう」を使えるため、スピード感のある展開と《ヘビーバトン》による継続戦を両立させることが出来ます。
《セキタンザン》
拡張パック『サイバージャッジ』と同時発売の『ワイルドフォース』に収録されているカード。
ワザ「ガトリングタール」は炎エネルギーを付ければ付けるほどワザのダメージが上昇します。
《ヘビーバトン》で闘エネルギー1枚+炎エネルギー2枚を2体目の《セキタンザン》につけて、その後手張りと《マグマの滝壺》+《グレンアルマ(スカーレットex)》とのコンボで《セキタンザン》に炎エネルギーを付けることで、360ダメージを放つことが出来ます。
《ヘビーバトン》の対策
《ロストスイーパー》での除去
どのデッキにも採用しやすい《ロストスイーパー》で《ヘビーバトン》を除去することで、立て直しを難しくさせることが出来ます。
最近では「ポケモンのどうぐ」が強力になって来ているので、それらの対策ついでに対策してしまいましょう。
ワザのダメージ以外で倒す・ベンチ攻撃で倒す
デッキタイプにはよるものの、《ヤミラミ(ロストアビス)》でのダメカンばら撒きや《トドロクツキex》での強制きぜつなど、ワザのダメージ以外で倒すことで《ヘビーバトン》の発動を阻止できます。
また、《ヘビーバトン》を付けたポケモンがベンチにいるなら、《かがやくゲッコウガ》をはじめとしたベンチ攻撃で倒しても《ヘビーバトン》の効果が発動しません。
《プライムキャッチャー》や《ボスの指令》を合わせてベンチに下がらせるとより効果的です。
まとめ
今回は《ヘビーバトン》について解説をしていきました。
一癖あるものの、ワザのエネルギーが大きくなりがちな逃げるエネルギーが4つのポケモンを強力にバックアップするカードで、専用デッキを組むことで活躍させることが可能です。
今後も逃げるエネルギーが4つのポケモンは増えていく為、何枚かは持っておきたいカードです。
それでは良きポケカライフを!
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