雷タイプ
《エレキッド》
所謂「ベイビィポケモン」の一体。
共通スペックとして、HP30でにげるエネルギーを必要とせず、エネルギーなしで使用出来るワザを持っています。
ワザ「バリバリショット」は、相手のポケモン1匹に30ダメージを与えるワザです。
相手のデッキが「ベイビィポケモン」や《ヒンバス》など、HP30のポケモンを採用するデッキならサイドを取っていくことが出来ます。
「ベイビィポケモン」への対策として採用してみるのも面白いでしょう。
《シママ》ー《ゼブライカ》
《シママ》はHP60でにげるエネルギーが1つと扱いやすいポケモンです。
ワザ「ワイルドボルト」で大きなダメージを出すことも可能です。
進化後の《ゼブライカ》が持つワザ「はじけるいななき」は、相手がすでにとったサイドの枚数ぶんトラッシュから《基本雷エネルギー》を自分のポケモンに好きなようにつけることが出来ます。
終盤に強力な効果ですが、《モココ（蒼空ストリーム）》や《エレキジェネレーター》といったエネルギー加速の競合が多いため、採用は要検討です。
《オドリドリ》
ワザ「チアアップ」は、自分の手札を山札に戻し、おたがいのベンチポケモンの数だけ山札を引きなおします。
お互いのデッキが横並びの展開をするデッキであれば大量のドローが出来ますが、返しの番の《ナンジャモ》や《ジャッジマン》といった手札干渉には注意しましょう。
《エレズン》ー《ストリンダー（闘）》
《エレズン》はワザ「きまぐれタックル」でコイントスでオモテを出すと60ダメージを与えられます。
たねポケモンなら倒せるワザのダメージを持っており、決まれば強力な1枚です。
《ストリンダーex》は闘タイプにテラスタル化して登場。
《エレキジェネレーター》の恩恵は受けられなくなりますが、《モココ（蒼空ストリーム）》の特性「エレキダイナモ」でエネルギーを付けることが可能です。
ワザ「ガイアパンク」は自分の場についている雷エネルギーを3つトラッシュして270ダメージを与えます。
1進化の「ポケモンex」や「ポケモンVSTAR」を倒しやすく、他のポケモンについている雷エネルギーをトラッシュしても良い点がポイント。
劣勢時ならルールを持たない進化ポケモンにつけた《リバーサルエネルギー》をトラッシュしても良いですし、《モココ》で他のポケモンにつけたエネルギーをトラッシュするのも良いでしょう。
《テツノカイナex》
新要素「未来」を持つ「ポケモンex」です。
見た目の通りHP230、にげるエネルギーが4つの重量級ポケモンとなっています。
ワザ「アームプレス」はシンプルに160ダメージを与えるワザです。
ワザ「ごっつぁんプリファイ」は120ダメージを与え、このワザのダメージで相手ポケモンをきぜつさせるとサイドを1枚多く取れます。
《エレキジェネレーター》や《モココ》を駆使して早い段階でワザを使えるようにしておきたい所です。
相手の弱ったポケモンやたねポケモンを積極的に狙って、サイドを一気に取りに行きましょう。
超タイプ
《チリーン》
ワザ「ねむりにさそう」は、相手のベンチポケモンを1匹選んで入れ替えさせた後、新しく出てきたポケモンをねむりにします。
相手のにげるエネルギーが大きいポケモンを引きずり出して時間を稼ぐことが出来ます。
《バケッチャ》ー《パンプジン》
《バケッチャ》はにげるエネルギーが2つと少し重い点に注意しましょう。
《パンプジン》は特性「どっきりパンプキン」を持っており、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、相手の手札を見ないで2枚選び、トラッシュさせる効果を持っています。
ワザの効果できぜつしたときは「どっきりパンプキン」が働かない点に注意しましょう。
《ヒラヒナ》ー《クエスパトラ》
《ヒラヒナ》は2種類収録。
HP40の方は1エネルギーでコイントス次第で30ダメージを出すことが出来、HP50の方は攻撃を受けきりやすいです。
どちらもにげるエネルギーが1つなので、デッキの理想の動きを見つつ採用すると良いでしょう。
《クエスパトラ》は手札から出して進化した時、特性「みきわめ」によって、次の番の終わりまで相手のポケモンからワザのダメージや効果を受けません。
これによって1ターンを稼ぎ、ワザ「グリッターアイズ」で相手のポケモンを倒しに行くという動きが可能です。
ワザ「グリッターアイズ」は、トラッシュに《リップ》があると140ダメージになるワザで、特性「みきわめ」によって、2度攻撃するチャンスを得やすいため、1進化の「ポケモンex」や「ポケモンVSTAR」などを相手にしやすい点が魅力です。
《カヌチャン》ー《ナカヌチャン》ー《デカヌチャン》
《カヌチャン》は2種類収録。
HP60の方ではワザ「やまあさり」でデッキ圧縮が可能で、HP70の方は威力が高いワザ「そこぢから」を使えます。
デッキや環境をみて採用する《カヌチャン》を選択していきましょう。
《ナカヌチャン》は鋼エネルギーがついていると強力になるワザ「ごうきんスイング」を持っています。
《デカヌチャン》も同様の効果をもっているため、《ルミナスエネルギー》を付けてあげると良いでしょう。
《デカヌチャン》は1エネルギーで使えるワザを2つ持っています。
ワザ「はかいのいちげき」は相手のバトルポケモンについているエネルギーを1つトラッシュ出来ます。
ワザ「ごうきんハンマー」は鋼エネルギーが付いていると180ダメージになります。
《ルミナスエネルギー》でワザに必要なエネルギーを確保しつつダメージ上昇も出来るので、是非組み合わせましょう。
《テツノブジンex》
新要素「未来」をもつ「ポケモンex」です。
ベンチからバトル場に出た時に相手ポケモン1匹にダメカンを2つ乗せる特性「タキオンビット」を持っています。
《ブーストエナジー未来》や《ポケモンいれかえ》など、にげるや入れ替えを駆使することでダメカンを蓄積させていくことが出来ます。
エネルギーを必要としないダメカンばら撒きである為、《ゲッコウガex》や《ディンルーex》をはじめとした、ダメカンが乗っていることで強力な効果を発揮出来るポケモンとの相性も良さそうです。
ワザ「レーザーブレード」は200ダメージを与え、次の番にワザが使えなくなる効果です。
特性の都合上入れ替えギミックを多く入れるため、デメリットはほとんど気にならないでしょう。
闘タイプ
《イワーク》ー《ハガネール（鋼）》
《イワーク》は無色エネルギーでワザを使えるポケモンです。
ワザの威力は弱点を突いてもたねの「ポケモンex・V」を倒せないぐらいですが、環境によって対策カードとして出張がありそうです。
《ハガネール》は1エネルギーで使用出来るワザ「じしん」を持っており、自分のベンチポケモン全員にも30ダメージを与えます。
同パック収録の《アイアント》と相性が良く、大量のダメカンを《アイアント》に乗せ、ダメージの上昇を手助けすることが出来ます。
悪タイプ
悪タイプポケモンの収録はありません。
鋼タイプ
《アイアント》
ワザ「むらがるいかり」は、自分の場の《アイアント》全員に乗っているダメカンの数×20ダメージを与えます。
ワザを使う《アイアント》自身に乗っているダメカンも参照出来るため、通常であれば最大で480ダメージまで出すことが可能です。
《勇気のおまもり》や《ゴージャスマント》で少ない《アイアント》でダメージを出せるようにしたり、《大口の沼》をはじめとした自傷が可能なカードを採用してダメージを伸ばしていきましょう。
《ヒトツキ》ー《ニダンギル》ー《ギルガルドex》
《ヒトツキ》は1エネルギーで30ダメージを与えることが出来ます。【パオジアンex】に採用されている相手の《セビエ》を1回の攻撃で倒せる点が魅力です。
《ニダンギル》は、「つるぎのまい」からの「スライスブレード」で大きなダメージを出せますが、きぜつせずに番が回ってくる方が珍しいので進化用と割り切った方が良いでしょう。
《ギルガルドex》は鋼タイプの2進化「ポケモンex」です。
HPは330と高めで、1エネルギーで使えるワザ「ピアレスエッジ」が強力です。
自分が取ったサイドの枚数×70ダメージを与えるため、4枚なら280、5枚なら350と「ポケモンex・V」を一撃で倒せるダメージ量になります。
2進化ポケモンなので奇襲は難しいですが、フィニッシャーとしての役割は遂行しやすいポケモンです。