【ポケカ】「E」レギュレーションのスタン落ちはいつ?落ちる主要なカードやデッキへの影響も紹介!
こんにちは。
今回はレギュレーションマークが「E」のカードのスタン落ちについて解説をしていきたいと思います、
↓12月1日発売!ハイクラスパック『シャイニートレジャーex』はこちら!↓
スタン落ち(スタンダードレギュレーションで使用可能なカードの変更)とは
この記事を見る人の中には、ご認識済みである方も多いかと思われますが一応解説します。
スタン落ちの目的を簡単に言うと、公式大会での「スタンダードレギュレーション」という遊び方で使えるカードが増えすぎたから、使えるカードを減らして遊びやすく(新規参入しやすく)しようとすることです。
スタン落ちを行うメリットとしては、
・インフレの抑制
・バランスが調整しやすくなる
・環境の循環、および新商品の販売促進
・経験者と初心者のカード資産の差が縮まるので、新規参入がしやすくなる
といった感じです。主に運営面でのメリットが大きいですね。
デメリットとしては、
・既存プレイヤーのカード資産、価値の減少
・一部プレイヤーのモチベーションの低下や不満が上がる
こととなっています。
ポケモンカードゲームでは、「スタンダードレギュレーション」で使えなくなったカードもそのまま使用できる「エクストラレギュレーション」「殿堂レギュレーション」もあります。
スタン落ち時期の予想
2024年1月に拡張パック『ワイルドフォース』『サイバージャッジ』が発売されるとのうわさがある為、これらのパックの発売と同時にレギュレーション「E」のカードがスタン落ちをすると考えられます。
スタン落ちする主要カード
独断と偏見で印象に残っているカードたちをピックアップ。
(コメント欄で印象に残っているカードを募集しています!)
「いちげき」「れんげき」「フュージョン」のカード
「いちげき」
「いちげき」のカードがすべて使用できなくなります。
「いちげき」のカードを採用した【ルギアVSTAR】のほか、《あくの塔》を使った出張なども出来なくなります。
《ホシガリス》と《チルタリス》の組み合わせで《マスタード いちげきの型》を使うコンボデッキも消滅します。
「れんげき」
「れんげき」のカードがすべて使用できなくなります。
【れんげきウーラオスVMAX】【インテウーラ】【ブジンウーラ】など、さまざまな形で3年間環境に残り続けた《れんげきウーラオスVMAX》や、安くて強いデッキの代表格であった《カラマネロ》など、様々なデッキが消滅します。
「フュージョン」
「フュージョン」のカードがすべて使用できなくなります。
登場以来環境上位で活躍し続けた【ミュウVMAX】が消滅します。
《クロススイッチャー》など、【ライブラリアウト】や【ミライドンex】をはじめとしたデッキにて採用されていたカードも使用出来なくなります。
ポケモン
ガラル三鳥(「ポケモンV」を含む)
「バドレックス」2種
《サーナイト(白銀のランス)》
環境上位デッキである【サーナイトex】のアタッカーである《サーナイト》。
アタッカーが減る為、他のポケモンを採用する必要性が出てきます。
《ハピナスV》
《リーフィアV》
《ブラッキーVMAX》
《ゾロアーク》
《スイクンV》
特性「しゅんそく」を持ついわゆる「三犬」では、《スイクンV》のみがスタン落ち。
《ライコウV》《エンテイV》はレギュレーションマークが「F」なので引き続き使用可能です。
《バケッチャ》
《レジエレキ》《レジドラゴ》
【レジギガス】での採用にされていました。
今後は拡張パック『タイムゲイザー』『スペースジャグラー』に収録されているものを採用しましょう。
《カイリューV》
ワザ「ドラゴンゲイル」を持つ《カイリューV》がスタン落ちします。
ワザ「バスターテール」を持つ《カイリューV》はレギュレーションマークが「F」なので引き続き使用可能です。
《ケケンカニV》
「ポケモンV-UNION」
《ミュウ》
《カイオーガ》
ワザ「アクアストーム」を持つ《カイオーガ》がスタン落ちします。
ワザ「ダイナミックウェーブ」を持つ《カイオーガ》は引き続き使用可能です。
《イベルタル》
《ザシアンV(超)》
《そらをとぶピカチュウVMAX》
グッズ・ポケモンのどうぐ
《バトルVIPパス》
強力な汎用サーチ《バトルVIPパス》がスタン落ちします。
幅広いデッキに影響を及ぼしますが、特に横並び展開が重要なデッキが環境に多いため、ゲームスピードがやや低下しそうです。
《あなぬけのヒモ》
幅広いデッキに採用される《あなぬけのヒモ》がスタン落ち。
【ロストバレット】や【テツノブジンex】など、入れ替えを多用するデッキには大きな影響があります。
ただし、BWシリーズからの皆勤賞であり、再録可能性が高いグッズなので取っておくと良いでしょう。
《レベルボール》
低HPポケモンを主体としたデッキに影響があります。
過去シリーズでも登場していたグッズなので、再録可能性があります。
《エネルギーリサイクル》
「サン&ムーン」シリーズから登場したグッズ。
《カイオーガ(25th)》を採用した【ロストバレット】や【たけるとうき】などは構築を再検討する必要があります。
《ウッウロボ》
【ミュウVMAX】デッキでの活躍で暴騰した1枚。
再録の可能性はかなり低いでしょう。
《霧の水晶》
超タイプデッキ全般や、【超型サーフゴーex】などに影響を及ぼします。
《レスキューキャリー》
《レベルボール》と共に、低HP主体のデッキを支えてきました。
《ツールジャマー》
各種「グローブ」
サポート・スタジアム
《モミ》
耐久デッキや、エネルギーをトラッシュしながら戦うデッキとの相性が良いカードです。
《クララ》
【ロストバレット】をはじめとしたデッキに採用されている優秀なサルベージサポート《クララ》もスタン落ちします。
《セイボリー》
横並びに対する対策として採用されているサポートです。
《メロン》
【オリジンパルキアVSTAR】や【れんげきウーラオスVMAX】などを中心に採用されている強力なサポートです。
《ピオニー》
【ヒスイウィンディ】や【ピオニー型ミュウVMAX】など、手札を少なくして戦うデッキや・手札のトラッシュをすぐにリカバリーできるデッキに採用されるサポートカードです。
《シャクヤ》
サイドのカードを回収できる数少ないカードです。
【ライブラリアウト系】のデッキへの影響が大きいです。
《キバナ》
汎用性の高いカウンター系サポートです。
使用条件が同じ《メロコ》が登場しましたが、炎タイプをサポートするため、汎用性の高いカウンター系サポートの収録が今後あるかもしれません。
《ヒガナの決意》
手札のトラッシュが重要なデッキにおいて採用されるドロー系サポートです。
《カゲツ》
コントロール系デッキに採用されていたサポートです。
《バーネット博士》
【ルギアVSTAR】や【V-UNION】などに使われているサポートです。
現スタンダードレギュレーションで山札から任意のカードをトラッシュ出来る、(おそらく)唯一のカードです。
《頂への雪道》
「ルールを持つポケモン」の特性を無くす強力なスタジアムです。
今後、代替カードが登場することが予想されます。
《スケーターズパーク》
【パオジアンex】にて採用されているスタジアムです。
スタン落ちではないが影響を強く受けるカード
《ドラピオンV》
特性「ワイルドスタイル」の対象である「いちげき」「れんげき」「フュージョン」のカードがすべてなくなります。
メインのメタ対象はいなくなりますがワザのエネルギーはすべて無色なので、《ネイティオ》や《セグレイブ》のような、タイプを指定しないエネルギー加速が可能なポケモンと組み合わせることで悪弱点を突いてサイドを取っていく運用が可能です。
既存の環境デッキへの影響予想
やはり《バトルVIPパス》のスタン落ちが大きいでしょう。
【ロストゾーン】系統、【悪リザードンex】、【パオジアンex】、【トドロクツキex】など…幅広い環境デッキに採用されているので、全体的なゲームスピードが落ちそうです。
《あなぬけのヒモ》は相手のバトルポケモンを一旦どかしておくためにも優秀なカードでしたが、スタン落ちすると《クレッフィ》や《ミミッキュ》のような強力な特性を持つポケモンがどかしにくくなる点も注意しておきたいです。
【ミライドンex】は《バトルVIPパス》の影響はほとんど受けませんが、中盤以降のエネルギー供給を支えていた《モココ》がスタン落ちするため、初期に流行した《レジエレキVMAX》搭載型の速攻に寄せた構築になるかもしれません。
【サーナイトex】は拡張パック『古代の咆哮』にて《サケブシッポ》という新たなポケモンが参戦しました。
ただ、アタッカーの《サーナイト》や《ザシアンV》、《ラルトス》の節約が出来るワザ「ミラージュステップ」を持つ《キルリア》のスタン落ちによって、リソース管理やダメージの出し方を改めて検討する必要があるでしょう。
【ルギアVSTAR】は《バーネット博士》のスタン落ちや「いちげき」型の消滅はありますが、最近のトレンドである《カビゴン》を採用した型は高いパワーを維持したまま使うことが出来、《バトルVIPパス》のスタン落ちによるゲームスピードの低下で展開に余裕が生まれやすくなるため、スタン落ちは追い風となりそうです。
まとめ
今回はレギュレーションマーク「E」のカードについて、スタン落ちする主要カードや影響について解説していきました。
今年度のスタン落ちも中々大きいものになりそうです。
少しずつ準備を進めつつ、今のポケカを全力で楽しみましょう!
それでは良きポケカライフを!
↓12月1日発売!ハイクラスパック『シャイニートレジャーex』はこちら!↓
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません