こんにちは。
この記事では《ロトムVSTAR》を使ったデッキについて、解説や対策などを紹介していきます。
◎【ロトムVSTAR】の構築がわかる
◎vs【ロトムVSTAR】時の対策がわかる
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【ロトムVSTAR】とは
《ロトムVSTAR》のワザ「スクラップパルス」で攻撃する青天井火力系のデッキです。
「スクラップパルス」はトラッシュの「ポケモンのどうぐ」をロストゾーンに送ることで、送った枚数に応じてワザのダメージが上昇します。
その為、「ポケモンのどうぐ」を大量にデッキに採用されることと、「ポケモンのどうぐ」をトラッシュに溜めるために山札をどんどん引くことが出来る点が特徴です。
【ロトムVSTAR】のキーカード
《ロトムV》ー《ロトムVSTAR》:メインアタッカー
このデッキのコンセプトとなるポケモンです。
1ターン目は《ロトムV》の特性「そくせきじゅうでん」で手札を補充し、2ターン目に《ロトムVSTAR》に進化させて攻撃を開始するという動きがメインとなります。
《ロトムV》と《ロトムVSTAR》はともにワザの効果は同じで、素のダメージがそれぞれ「40」と「80」になっています。
《ロトムV》と《ロトムVSTAR》のワザは、ロストゾーンに送る「ポケモンのどうぐ」の枚数によって、送った枚数×40ダメージを追加します。
例として、《ロトムVSTAR》のワザ「スクラップパルス」を使った時のダメージ表を以下に掲載します。
ロスト送りの枚数 | ダメージ | 倒せるポケモンの一例 |
0枚 | 80 | 《キュワワー》、《キルリア》など |
1枚 | 120 | 《ビーダル》、《リククラゲ》など |
2枚 | 160 | 《かがやくリザードン》、《セグレイブ》など |
3枚 | 200 | 《ロトムV》、《ライコウV》など |
4枚 | 240 | 大半のたねの「ポケモンex・V」 |
5枚 | 280 | 大半の1進化の「ポケモンex」、「ポケモンVSTAR」 |
6枚 | 320 | 《サーナイトex》、《ミュウVMAX》など |
7枚 | 360 | 補正のない場合、すべてのポケモン |
「ポケモンのどうぐ」:ダメージ源
《学習装置》
バトルポケモンが相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつした場合、バトルポケモンについているエネルギーを1つ、《学習装置》をつけたポケモンに付け替えるカードです。
2体目以降の《ロトムVSTAR》を攻撃しやすくするカードなので、優先して採用しましょう。
《森の封印石》
《ロトムVSTAR》が持つ「VSTARパワー」である特性「へんかんスター」を使う必要がない場合や、《頂への雪道》などで使えない場合に使用します。
おまもり的に指しておくと活躍するタイミングがあります。
「ワザマシン」
つけたポケモンが「ワザマシン」に記載されているワザを使用出来ます。
また、ポケモンに付けていると番の終わりにトラッシュされるため、トラッシュをするカードが無くてもポケモンにつけることで能動的にトラッシュに「ポケモンのどうぐ」を溜めることが出来ます。
エネルギー加速をあまり行わないデッキなので、1エネルギーで使用出来る「エナジーターボ」「エヴォリューション」「デヴォリューション」を採用します。
《ロトムV》がドローできる特性「そくせきじゅうでん」を持っているので、ワザを使う機会は「エヴォリューション」以外は多くはないですが、万が一の時は使用出来ると強力です。
「いちげきの巻物」+《あくの塔》
「いちげきの巻物」を《あくの塔》と組み合わせてドロー加速のタネにしつつ、「ポケモンのどうぐ」をトラッシュに溜めていきます。
《あくの塔》が無い場合でも、《ハイパーボール》など他のカードのコストにすることが出来ます。
【ロトムVSTAR】のサンプルレシピ
2023年11月12日:トイニティ長岡店 ベスト4
「ワザマシン」を多投した形です。
「ワザマシン」のおかげで能動的に手札を減らせるため、《ジャッジマン》や《ビーダル》の特性「はたらくまえば」で手札を補充することが可能です。
《学習装置》→《キバナ》→《ダブルターボエネルギー》で《テツノカイナex》がワザ「ごっつあんプリファイ」を使用出来るのも魅力。
「いちげき」搭載型【ロトムVSTAR】
「いちげき」のカードをトラッシュすると山札を引ける《あくの塔》と、「いちげきの巻物」を合わせた形です。
どんどん山札を引きながら、「いちげきの巻物」をはじめとした「ポケモンのどうぐ」をトラッシュしていきます。
《リベンジパンチ》は効果とワザ「スクラップパルス」でのロスト送りを合わせれば、実質80ダメージ分稼げるため、相性がよい「ポケモンのどうぐ」です。
【ロトムVSTAR】の回し方のコツ
①:1ターン目はエネルギーをつけ、「そくせきじゅうでん」で番を終える
1ターン目は基本的に攻撃を行わないので、「そくせきじゅうでん」で番を終えられるように《ロトムV》を場に出し、エネルギーをつけて2ターン目以降に攻撃が出来るように準備をしていきましょう。
《ワザマシン エヴォリューション》を採用している場合は、ポケモンが並び、手札に余裕がある場合は「エヴォリューション」でポケモンを進化させるのも良いでしょう。
②:2ターン目以降は青天井火力で相手ポケモンを倒し続ける
2ターン目以降はトラッシュに「ポケモンのどうぐ」を溜めつつ盤面を更に展開し、《ロトムVSTAR》のワザ「スクラップパルス」を使って、相手のポケモンを攻撃していきましょう。
相手の盤面が整わないうちにサイドレースを有利に進め、バトルの主導権を握りましょう。
③:サブアタッカーを絡めつつサイドを取り切る
《ウッウ》や《テツノカイナex》といったサブアタッカーは、「ポケモンのどうぐ」を消費せずに相手ポケモンにダメージを与えることが出来ます。
《ウッウ》で小型ポケモンを除去しながら相手の取るサイドの枚数を調整したり、《テツノカイナex》でサイドを複数取って、サイドレースを有利に進めたりしましょう。
【ロトムVSTAR】の対策
①:序盤の手札干渉が効果的
序盤(特に最初のターン)はトラッシュに「ポケモンのどうぐ」が溜まっておらず、《ロトムV》の特性「そくせきじゅうでん」で次の番に備えていることが多いです。
その為、《ジャッジマン》や《ナンジャモ》といった手札干渉を行うことで、相手の動きを乱してペースをつかみに行く動きが有効です。
②:「スクラップパルス」の負担を増やす
《ロトムVSTAR》は基本的に40の倍数でダメージを与えていくため、HPが210や290、330といったポケモンは「ポケモンのどうぐ」の消費枚数を1枚増やすことが出来ます。
トラッシュの「ポケモンのどうぐ」を枯らせば、その分火力が出にくくなるので【ロトムVSTAR】側のリソース管理をシビアにさせることが出来ます。
最大HPを増やせるカードを使用することでも必要数を増やすことが出来るので、アタッカーのポケモンに付けて負荷をかけていきましょう。
まとめ
今回は【ロトムVSTAR】について紹介していきました。
山札の大量ドローと青天井火力による爽快感が魅力のデッキです。
環境デッキを相手にしても戦えるポテンシャルを秘めているので、イベントに持っていくデッキとしてもオススメです!
それでは良きポケカライフを!
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