ポケモンカード

レシラム&リザードンGXをプロキシで回してみた感想

こんにちは。

今回は、3月1日より発売される、「ダブルブレイズ」の目玉カードである、《レシラム&リザードンGX》を軸にしたデッキをプロキシ込みで組んで回してみたので感想を軽く書いていきたいと思います。


※個人的な意見を多く含むので参考程度にお願いします。

デッキレシピ

カード名枚数
【ポケモン】計18
《レシラム&リザードンGX》3
《ブースターGX》2
《イーブイ》2
《カプ・テテフGX》2
《エンニュート》2
《ヤトウモリ》2
《キュウコン》1
《ロコン》1
《アローラベトベトン》1
《アローラベトベター》1
【グッズ】計20
《ハイパーボール》2
《ネストボール》4
《ポケモン通信》3
《火打石》3
《炎の結晶》3
《ポケモンいれかえ》2
《レスキュータンカ》1
《こだわりハチマキ》2
【サポート】計7
《溶接工》4
《カキ》1
《リーリエ》1
《グズマ》1
【スタジアム】計2
《ヒートファクトリー♢》1
《戒めの祠》1
【エネルギー】計13
《基本炎エネルギー》13


回してみた感想

要点をまとめると、

(1):手札の要求値が高く、
(2):状況が完成するには少し時間がかかる
(3):エネルギー管理を大事にする


【(1)の手札の要求値の高さ】について、基本的に《溶接工》や《ブースターGX》、《エンニュート》など、手札から炎エネルギーを消費することによって大きな効果を発揮するカードが多いです。
よって、「使うカード+炎エネルギー(+炎エネルギーをつけるポケモン)」と言ったような手札・盤面を要求されます。

サポートやポケモンはまだしも、炎エネルギーの補充が課題で、サーチカードの《火打石》は手札消費が重く、ドローソースも多くが炎エネルギーを必要としている為、手札の要求値が高いなぁと感じました。

新カードの《溶接工》や《エンニュート》自体はとても強力ですが、今まで以上に炎エネルギーが消費されるので《エネルギースピナー》や《オドリドリ》などの取り回しの良いエネルギーサーチや、《炎の結晶》をはじめとしたエネルギー回収カードをより積極的に採用していきたいですね。



次に、【(2)の状況の完成には時間がかかる点】について書きます。

《レシラム&リザードンGX》は本格的に動くためには4エネルギーを必要としています。
これを早めに満たすには、
    ・《溶接工》を使う
    ・《カキ》を使う
    ・《ブースターGX》の技『ヒートステージ』
等、サポートや攻撃に頼っていくことになります。

どれも一長一短であり、《カキ》以外のルートでいくとすると、やはり(1)でも挙げた手札の要求値の高さがネックとなります。

その為、上手くエネルギーを付けることが出来ない場面もあり、動き出しに時間がかかることがありました。

また、ドローソースとなる《エンニュート》も立てておくとなると、《エンニュート》ラインの枚数の少なさやサーチカードの少なさから状況の完成には時間がかかった感触です。



(3)の【エネルギー管理を大事にする】点について、既存の炎デッキよりさらに厳しく管理していくことが大事だと感じました。


特に今回は炎エネルギーを要求する新カードが増えた為、採用枚数からより考えることが必要になっています。


今回のデッキの場合は、必要エネルギーの枚数をメインとサブ、それぞれのプランで考えた時に、

【メインプラン】
・レシリザ1体目→ダブルブレイズGXの発動を考えて4~6枚
・レシリザ2体目→4枚
・《エンニュート》+ヒーファク→計2~4枚
・サイド落ち→1~2枚
・《キュウコン》→0~2枚

合計11~18枚


【サブプラン】
・ブースター→3~5枚
・レシリザ→4~6枚
・《エンニュート》+ヒーファク→計2~4枚
・サイド落ち→1~2枚
・《キュウコン》→0~2枚

合計10~19枚


として考えた為、
炎エネルギー13枚+《炎の結晶》3枚=実質22枚」体制としました。

《炎の結晶》が1枚サイド落ちしたとしても、実質19枚なのでサブプランをギリギリ達成出来る枚数になっています。


実際のプレイでは、各ゾーン(サイド、トラッシュ、手札、山札、場)にある炎エネルギーの枚数を正確に把握しつつ戦っていきましょう。

どのデッキでも重要なことですが、炎デッキは特に重要です。




とまぁ、弱みに結構目がいってしまっていたのですが、それを乗り越えた・克服した場合はとんでもないリターンが見込めます。

「TAG TEAM」をもワンパンすることが出来る火力を2~3ターン連続して打ち続けるので、弱点である水デッキ以外の「GX」や「TAG TEAM」相手には特に強いと感じました。

また、《エンニュート》や《キュウコン》等でサポート権を消費せずにドローや妨害なども出来るのも強みだと思います。



採用候補のカード


・《フラダリ♢》
《ギラティナ》を採用したデッキや、トラッシュからのエネルギー再利用に強くなります。
これを使うターンは他のサポートが使えないので、状況が整っている場面で使いたいところです。


・《ボルケニオン》
後攻1T限定ながら、手札の要求値の低減をしてくれるポケモン。
下技も弱い訳ではなく、システムたねポケモン程度なら粉砕できる火力を持つので採用の価値があると思います。


・《日輪の祭壇》
vs水デッキに強くなるカード。
弱点が無くなれば一撃は耐えることが容易になるので、サイドレースに負けづらくなることが期待出来ます。
ただ、水デッキにはほぼ《せせらぎの丘》が入っているので、無力なこともしばしばあると思います…


・《トキワの森》
エネルギーをサーチできるスタジアム。
毎ターン不要なカードをエネルギーに変換出来るため、《溶接工》や《エンニュート》が生かしやすくなる。
相手の事故低減にも繋がる点は注意。



まとめ


使ってみると意外とハイリスクハイリターンなデッキでした。

めちゃくちゃ強いことに変わりはないんですが、炎エネルギーの管理が難しい…
構築の問題も大いにありそうなのでもっと煮詰めていきたく、作りがいのあるデッキだなと思いました。




おわり。

-ポケモンカード
-