こんにちは。
先日、5月31日発売の新パック「ミラクルツイン」より、看板カードの《ミュウツー＆ミュウGX》が公開されましたので性能を確認し、使い道を探していきたいと思います。
《ミュウツー＆ミュウGX》の性能
《ミュウツー＆ミュウGX》 たね HP270 超タイプ
弱点：超 抵抗力：なし にげる：無無
■特性『パーフェクション』
このポケモンは、自分のベンチまたはトラッシュにある「ポケモンGX・EX」の持っているワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
■『ミラクルツインGX』 200 超超無+
追加でエネルギーが1個ついているなら、自分のポケモン全員のHPを、すべて回復する。
[対戦中、自分はGXワザを一回しか使えない。]
評価
ついに登場した特性持ちの「TAGTEAM」。
今回はベンチかトラッシュにある「GXポケモン」のワザをすべて使えるというもの。
《マーシャドーGX》に少し似た特性ですね。
トラッシュのたねポケモンのワザを使える
ただし《ミュウツー＆ミュウGX》は「進化GXポケモン」でもエネルギーさえあれば使えるのが最大の特徴です。
今まで陰に隠れがちだった「進化GXポケモン」はもちろん、既存の「GXポケモン」が入ったデッキも強化されます。
HPについて
HPは270。このHPを持つ「TAGTEAM」が最近多くなってきましたよね。
《ギラティナ（やぶれたとびら）》の『シャドーインパクト』でHP全快からワンパンされない絶妙な数値が魅力です。
HP260と270では倒されにくさが全然違ってくるのでありがたいです。
特性『パーフェクション』について
先ほども書きましたが、まー優秀な特性ですよね。
「進化GXポケモン」のワザも問答無用で使えるので、いままで日の目を見なかったポケモンが活躍をするかもしれません。
それに限らずとも、高HPのポケモンからワザが飛んでくるのでHPが低くて戦いづらかった「TAGTEAMではないたねポケモンGX」も大きく強化された感じがあります。
ただし、このカード自体は「たねポケモン」かつ「GXポケモン」であるので、《無人発電所》、《アローラベトベトン》、《グレイシアGX》などの前には無力になってしまうのが大きな欠点。
《フィールドブロアー》などの除去手段や、《グズマ》《カウンターキャッチャー》などの相手ポケモンを入れ替えて、倒すといったの対策をしておきたいですね。
GXワザ『ミラクルツインGX』について
超超無と比較的緩めのエネルギー要求ながら200ダメージを出せるのは優秀。
使うためには超エネルギーを採用する必要がありますが、上記の《グレイシアGX》や《アローラベトベトン》で特性を止められてしまってもこれできぜつまで持ち込むことが出来ます。
追加効果も、エネルギー1個と簡単な条件ながら、自分のポケモンすべてを全部回復するというすさまじいもの。
ダメカンばら撒きデッキに死が見える。
このカードの使い道
正直、「GXポケモン」が主体となって戦うデッキとなれば採用を検討してもいいと思います。
ただ、特に相性がよさそうなケースは以下の3つ。
・抵抗力で相手ポケモンが倒しづらくなる時
・弱点を突かれると苦しいので相性補完をしたい時
・【ウルトラネクロズマ】を使っているとき
1つ目の「抵抗力で相手ポケモンが倒しづらくなる時」について、主に【ルガゾロ】を始めとした2パンデッキなどで積極的な採用が出来るかもしれません。
【サーナイト＆ニンフィアGX】を相手にした場合、【ルガゾロ】では2パンどころか3パン以上になることもあり、非常に苦しい戦いを強いられることになります。
このカードを使えば2パン圏内に持ってきやすくなるため、【ルガゾロ】でも少しは【サーナイト＆ニンフィアGX】に強く出られるかもしれません。
2つ目の「相性補完をしたい時」について、主に「TAGTEAM」を運用するときに効果を発揮してくれると思います。
例えば【ピカチュウ＆ゼクロムGX】を使っているときに闘タイプが相手に来ると、これまた厳しい戦いになると思います。
そんな時にこのカードを採用すれば、ワンパンを防ぎやすくなるどころが弱点まで突けるようになるので、相性がよさそうです。
3つ目の「【ウルトラネクロズマ】を使っているとき」について、こちらはGXワザ『ミラクルツインGX』まで余すことなく活用が出来る、最高の相方だと思います。
弱点を突けるタイプこそ変わるものの、《マーシャドーGX》では不安だったHPも解決し、ミラー戦でも『ミラクルツインGX』の追加効果を使えば優位に立つことが可能です。
まとめ
・無限の可能性を秘めた「TAGTEAM」
・高HP+コピー特性は流石に強い
・ただし、各種メタカードには警戒を
こんな感じです。
スペシャルアートこれ絶対かっこいいやつだきっと。
数枚確保必須の強カードだと思います。
おわり。