【ポケカ】炎タイプの「ポケモンVMAX」3種について解説!
こんにちは。
強化拡張パック「爆炎ウォーカー」の情報が公開されて賑わっていますね。
パックの販売延期などもなく、今週の金曜日にはカードリストも公開されることでしょう。
さて、今回は炎タイプの「ポケモンVMAX」について、性能や強みや弱み、進化元の性能などについて考えていきたいと思います。
どのポケモンも強力ですが上手いこと特徴が分散しているので、自分のプレイスタイルに合わせてメインポケモンを決められる点がいいなぁと感じています。
それでは見ていきましょー。
炎タイプの「ポケモンVMAX」は3種類
強化拡張パック「爆炎ウォーカー」までにおいて登場している炎タイプの「ポケモンVMAX」は《エースバーンVMAX》《リザードンVMAX》《マルヤクデVMAX》の3種類があります。
簡単に特徴をまとめると、
・《エースバーンVMAX》⇒安定感が高い
・《リザードンVMAX》⇒高火力・高耐久
・《マルヤクデVMAX》⇒青天井火力
といった感じになっています。
それでは、各ポケモンについて詳しく見ていきましょう。
《エースバーンVMAX》
《エースバーンVMAX》の性能と特徴
《エースバーンVMAX》 V進化 HP320 炎タイプ
弱点:水 抵抗力:なし にげる:無無■『カウンター』 炎無 30+
前の相手の番に、このポケモンが受けたワザのダメージと同じダメージ追加。
■『ダイカエンダマ』 炎炎無 170
相手のバトルポケモンをやけどにする。
始めて登場した炎タイプの「ポケモンVMAX」。
炎タイプのポケモンには、大ダメージを出すことが出来る代わりに、エネルギーのトラッシュや次の番に攻撃が出来ないといったデメリットを持っているポケモンが多いです。
しかし、《エースバーンVMAX》はデメリットがあるワザを持っていません。
ワザを使うためのエネルギーも多くなく、《溶接工》+エネルギー手張りで『ダイカエンダマ』を撃つことが可能です。
『ダイカエンダマ』は「170」ダメージに加え、やけどによるダメージもあるので実質的なダメージは「190」となり、コストパフォーマンスは良好です。
もう一つのワザ『カウンター』は、「30」ダメージに加えて前の番に受けたダメージを上乗せする効果を持っています。
相手のワザが強力なほど火力が上がるので、迂闊に攻め込まれないようにするための牽制手段として役に立ちます。
《エースバーンVMAX》の強い点
①:安定感のあるワザ構成
実質「190」ダメージの『ダイカエンダマ』に加えて、大ダメージ攻撃の返しとして有効な『カウンター』を持っています。
どちらも必要なエネルギーは多くなく、手早い攻撃を繰り出すことが出来ます。
際立った特徴はないものの、多くの相手に対して安定した戦いを繰り広げることが出来ます。
②:逃げるエネルギーが2つ
《リザードンVMAX》《マルヤクデVMAX》は逃げエネが3つですが、《エースバーンVMAX》は逃げエネが2つとなっています。
《ふうせん》を付けることで逃げエネ無しでベンチに下がることが出来るので、対応力の高い動きが可能になっています。
《エースバーンVMAX》の弱い点
①:火力が高くないが故に耐久ポケモンは厳しい
『カウンター』による大火力も狙うことは出来ますが、相手のポケモンがダメージの高いワザを持っていた場合の話です。
素の火力はそこまで高くない為、耐久しながら戦うポケモンとの相性は悪いです。
特に、《ドラパルトVMAX》や《サーナイトVMAX》に対してはかなり厳しい戦いになりそうです。
《妖しいカンヅメ》や《マオ&スイレン》で回復しつつジワジワと追い詰められてしまうので、これからの環境的にはやや逆風が吹いています。
進化前の《エースバーンV》について
場にスタジアムがあれば、逃げるエネルギーがすべてなくなる特性『フィールドランナー』を持っています。
スタジアムの除去手段が少なくなった現在の「スタンダードレギュレーション」において、スタジアムが出ていないことはあんまりないので基本的には特性を発揮できると考えて良いでしょう。
炎タイプには《ヒートファクトリー♢》や《巨大なカマド》といった強力なスタジアムもあります。
逃げエネが多くなる《ガラル鉱山》がスタジアムとして出ていても、逃げエネを必要とせず逃げることが出来ます。
持っているワザは普通ですが、特性が魅力的なポケモンですね。
《リザードンVMAX》
《リザードンVMAX》の性能と特徴
《リザードンVMAX》 V進化 HP330 炎タイプ
弱点:水 抵抗力:なし にげる:無無無■『ツメできりさく』 無無無 100
■『キョダイゴクエン』 炎炎炎無無 300
このポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。
「300」ダメージのワザ『キョダイゴクエン』が目を引く「ポケモンVMAX」です。
「TAGTEAM」は当然のように葬り去り、「ポケモンVMAX」も他のカードとの組み合わせで一撃で倒せるようになる火力があるので非常に強力。
《トリプル加速エネルギー》との相性はよく、『キョダイゴクエン』のエネルギートラッシュの効果を《トリプル加速エネルギー》で補うことで無駄なく「300」ダメージを出すことが出来ます。
『ツメできりさく』は3エネルギー「100」ダメージと、強力なワザとは言えないです。
ただ、『キョダイゴクエン』の準備をしている時にも使うことが出来、打点調整としての役割もあるので使えるときはしっかりと使っておきましょう。
《リザードンVMAX》の強い点
①:「300」ダメージの超火力!
何といってもこれに尽きます。
「ポケモンV」や「非ポケモンV・GX」に対してはオーバーキルになることも多々ありますが、多くのポケモンをワンパン出来るのはやっぱり強力。
『キョダイゴクエン』を使うためには、合計5つのエネルギーを必要としていますが、
・《溶接工》+エネルギー手張り⇒《トリプル加速エネルギー》
この流れをすることで2ターンで準備が完了するようになっているのもいい点ですね。
②:HP「330」が絶妙
「ポケモンVMAX」のポケモンにはHPが「320」であるものが多く、「320」ダメージを与えることが一定の目標として定められています。
その「320」ダメージをギリギリ耐えることが出来るHP「330」は特筆すべき点です。
1ターン耐えるということは、サポートを1枚多く使うことが出来ますし、『キョダイゴクエン』を使うチャンスも1度増やすことが出来るということです。
行動の保証がより強固になるのは強みですね。
《リザードンVMAX》の弱い点
①:「非ポケモンV・GX」に対しては効率が悪い
明確な弱みっていう程でもないのですが、「非ポケモンV・GX」に『キョダイゴクエン』を撃つのはちょっと効率が悪いですね…。
サイドも1枚しか取れずにエネルギーも消費してしまうので、最終的にエネルギーが枯渇してしまう可能性もあります。
『ツメできりさく』を軸に戦ったり、他の炎ポケモンを使って戦っていくことも必要になります。
進化前の《リザードンV》について
《リザードンVMAX》の廉価版といった性能になっています。
たねポケモンなので扱いやすいですが、その代わり火力やHPも控えめになっています。
《トリプル加速エネルギー》にも対応していないので、『ほのおのうず』を使う時は注意。
『ほのおのうず』のダメージ自体は、多くの「ポケモンV」をワンパン出来るため中々優秀です。
『ツメできりさく』も合わせれば、「TAGTEAM」も倒せるようになるのは見逃せないポイント。
《マルヤクデVMAX》
《マルヤクデVMAX》の性能と特徴
《マルヤクデVMAX》 V進化 HP320 炎タイプ
弱点:水 抵抗力:なし にげる:無無無■『キョダイヒャッカ』 無無 40+
このポケモンについている炎エネルギーの数×40ダメージ追加。
のぞむなら、ダメージを与えたあとに、自分のトラッシュから炎エネルギーを1枚選び、このポケモンにつける。
炎エネルギーが付けば付くほどダメージが上がっていく『キョダイヒャッカ』を持つ「ポケモンVMAX」。
エネルギー2個から使うことが出来るため、付いているエネルギーが炎エネルギーならば、「120」ダメージからスタートです。
『キョダイヒャッカ』はダメージが上がるだけでなく、トラッシュから炎エネルギーを付ける効果も持っているため、攻撃し続けるだけでどんどん火力が上がっていきます。
炎エネルギーが7個付いていれば「320」ダメージ、8個なら「360」ダメージと「ポケモンVMAX」をワンパン出来る火力を得ることが出来ます。
《溶接工》+エネルギー手張りで「160」ダメージになるので、《デデンネGX》を倒せる火力になるのも地味に嬉しい。
反面、「ポケモンV」相手には炎エネルギー4つ(=「200」ダメージ)では足りないこともあります。
《マルヤクデVMAX》の強い点
①:青天井火力で「ポケモンVMAX」をワンパン可能!
7個以上のエネルギーを必要とするものの、「ポケモンVMAX」をワンパン出来る火力まで自力で伸ばせる点は非常に強力。
やっぱ青天井だよなぁ!?
《溶接工》のバックアップだけでなく、自力でエネルギーを付けられるので、炎エネルギー5~6個(=「240」~「280」ダメージ)までなら十分現実的です。
《ピカチュウ&ゼクロムGX》や《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》といった「TAGTEAM」に対しても強く出られそうです。
②:意外と悪くない対応力
エネルギー2つから使用することが出来るため、相手のデッキに合わせて付けていくエネルギーの数を変えて戦うことが出来ます。
《リザードンVMAX》の場合は「100」ダメージか「300」ダメージかの選択を迫られるので、このような不器用さが無いのは強みですね。
《マルヤクデVMAX》の弱い点
①:コストパフォーマンスは低い
炎エネルギー3つで比べた場合、《エースバーンVMAX》の『ダイカエンダマ』での計「190」ダメージに対して、《マルヤクデVMAX》の『キョダイヒャッカ』は「160」ダメージに留まります。
炎エネルギー5つで比べた場合、《リザードンVMAX》の『キョダイゴクエン』での「300」ダメージに対して、《マルヤクデVMAX》の『キョダイヒャッカ』は「240」ダメージに留まります。
青天井の火力を持っていますが、他のポケモンより高いダメージを出すためにはエネルギーをより多く必要としています。
また、《マルヤクデVMAX》がきぜつしたら大量のエネルギーがトラッシュに行く場合もあるので、その対策を講じておく必要もあります。
進化前の《マルヤクデV》について
1エネルギーで使えるワザ『ねつほうしゃ』が特徴的です。
エネルギーをトラッシュすれば、相手のバトルポケモンのエネルギーも1枚破壊できるため、序盤の妨害にはもってこいです。
『ねつほうしゃ』でトラッシュしたエネルギーは、《マルヤクデVMAX》に進化すれば『キョダイヒャッカ』で再び付けられるので、かみ合わせがいいですね。
『バーニングトレイン』はそんなに強くないです。
あることに越したことはないという認識で大丈夫です。
まとめ
今回は炎タイプの「ポケモンVMAX」について解説していきました。
どれも強みと弱みがはっきりしているので、自分の好みに合わせて使用する「ポケモンVMAX」を選択していきましょう!
デッキ構築の一助になれば幸いです!
↓《マルヤクデVMAX》収録の「爆炎ウォーカー」はこちら↓
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません