こんにちは。
昨日は大量に情報が公開されていたので、小分けにして記事を書いております。
今回は、「ポケモンカードゲーム ソード&シールド」からの新システム「ポケモンVMAX」について書いていきたいと思います!
↓新しい「ポケモンV」については以下の記事で軽く解説しておりますので、参考にしてみてください↓
https://kanohito-teien.com/ss-190923
https://kanohito-teien.com/ss-191023
「VMAXポケモン」とは
一部の「ポケモンV」から「V進化」という形でカードを重ねて、より強力なポケモンへと変わるシステムです。
本編での「キョダイマックス」をポケカに落とし込んだ形になっております。
出し方はシンプルで、進化元となる「ポケモンV」の上に重ねて使います。
「ポケモンカードゲーム XY」に搭乗していた「メガシンカ(M進化)」に似たシステムとなっています。
「M進化」は進化した後は原則ターンが終了してしまうデメリットがありましたが、「V進化」は進化してもターンが終了しません。
「VMAX」したポケモン(ポケモンVMAX)は、HPが300以上と非常に多く、ワザも高火力かつ強力な追加効果を持つものもあります。
しかし「きぜつ」するとサイドを3枚取られるというデメリットもあります。
なお「V進化」である為、どんな「1進化」の進化元にもなれる《メタモン♢》からは進化できないと予想しています。
「TAGTEAM GX」との比較
同じく「きぜつ」するとサイドを3枚取られる、「TAGTEAM GX(以下TAGTEAM)」との比較を行っていきます。
簡単に違いをまとめると、
・「TAGTEAM」はたねポケモン、「VMAX」は進化ポケモン
・そこから生じるHPや火力の差
・GXワザの有無
といった感じですかね?
それでは詳しく見ていきましょう
「TAGTEAM」はたねポケモン、「VMAX」は進化ポケモン
たねポケモンとしてのメリットは、なんといっても即効性でしょう。
最初のバトルポケモンとしても出すことが出来、成果を上げやすいです。
その割に「TAGTEAM」はHPもワザも異常に強いのでほんと何かがおかしいです・・・。
進化ポケモンとしてのメリットは、耐性の強さとサポートカードが強力なことだと思います。
耐性の強さとしては、かつての《アローラベトベトン(かがくのちから)》や《ラフレシア(にがにがかふん)》といった、たねポケモンを妨害するカードに対して強力です。
カードプールや環境によって左右されるところはありますが、比較的妨害されにくい感触はあります。
また、進化時に状態異常などの回復も行うことが出来るので、その面でも強力です。
サポートカードは例えば、新カードの《しんかのおこう》や、進化ポケモンに付けられる《トリプル加速エネルギー》等が代表格ですかね?
特に《トリプル加速エネルギー》は、後ほど紹介する《カビゴンVmax》との相性がよいと感じます。
HPや火力の差
たねポケモンと進化ポケモンの差から生じる、基礎スペック差は特筆すべき事項だと思います。
「ポケモンVMAX」の現時点での最低HPは「300」となっています。
「TAGTEAM」は《コイキング&ホエルオー》や《フリーザー&サンダー&ファイヤー》がその数値であり、そこが上限であると考えると、更に強大なHPを持つポケモンが現れることは容易に想像できます。
これだけのHPがあると、弱点を突かれない限りワンパンされることは少なくなってくるでしょう。
ワザの火力も、「TAGTEAM」では通常ワザで150~160ダメージ、「GXワザ」で200ダメージを出すポケモンが多かった所でした。
「ポケモンVMAX」は「GXワザ」こそ持ってないにしろ、軽々と200以上のダメージを叩き出すことが可能です。
超高HPから繰り出される超火力ワザ、恐ろしいものです。
というか「非ポケモンGX/V」デッキの未来に活路は見いだせるのか・・・?こちらのデッキも考えてみたいですね・・・
「GXワザ」の有無
これもデカい違いですね。
「ポケモンVMAX」は超HP超火力のパワーで攻め立てるに対し、「TAGTEAM」は小技から一発逆転までを備える「GXワザ」を持っています。
攻めのバリエーションとしては「TAGTEAM」に軍配が上がると思います。
現時点で判明している「ポケモンVMAX」
2019年11月28日時点で判明している「ポケモンVMAX」は3体です。
それでは見ていきましょう。
《ラプラスVMAX》
《ラプラスVMAX》 V進化 HP320 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無無無■『キョダイポンプ』 無無無 90+
このポケモンについている水エネルギーの数×30ダメージ追加。
「拡張パック ソード」に収録される予定の「ポケモンVMAX」です。
HP320という高いHPをもっており、ワザ『キョダイポンプ』は水エネルギーが3つ付いていれば180ダメージを出すことが出来ます。
進化元の《ラプラスV》が、エネルギー加速と入れ替え効果を兼ねるワザを持っているので非常に場持ちがよく、エネルギーを貯めて育て上げたところで「V進化」をするという動きが出来ます。
壁役としては、《フリーザー》や《ケルディオGX》などが良さそうですね。
雷弱点なので、《ピカチュウ&ゼクロムGX》には注意。
『フルドライブ』に《げんきのハチマキ》や《エレキパワー》等の補正がかかるだけで倒されてしまいます。
また、《カプ・コケコV》の『サンダーボルト』では無補正でワンパンされてしまいます。
《カビゴンVMAX》
《カビゴンVMAX》 V進化 HP340 無タイプ
弱点:闘 抵抗力:なし にげる:無無無無■『キョダイフォール』 無無無 60+
自分のベンチポケモンの数×30ダメージ追加。
にげるエネルギーが4つのため、《ムキムキパッド》に対応しています。
それを付けた時のHPは「390」。もはや別ゲー。
ワザはベンチポケモンの数だけ火力が上がります。通常時で最大210ダメージ。
1進化の「ポケモンGX」をワンパン出来るラインです。
また、ワザを使うために必要なエネルギーが無色3つである為、《トリプル加速エネルギー》で強襲を仕掛けることが出来ます。
火力を上げやすい闘タイプが弱点なので、不意の一撃には注意しましょう。
HPは非常に高いので中々ワンパンされにくいとは思いますが・・・。
《ニャースVMAX》
海外で紹介されている「ポケモンVMAX」。
以前紹介した《ニャースV》から進化できるようです。(以下の記事を参照)
https://kanohito-teien.com/post-1792
HP300と「ポケモンVMAX」の中では低いですが、普通からみればそれでも十分ヤバい。
ワザはとてもシンプルで、3ドローをしつつ200ダメージを与えます。
ただ、無色4つを必要としているのはやや苦しい。
恐らく日本ではプロモーションカードとして実装される可能性はありますね。
《ニャースV》自身がプロモーションカードであり、《ニャースV》と共にもらえる「ポケモンカードからの挑戦状」で参加できるイベントでのプロモーションカードが伏せられています。
となると、伏せられているカードがこの《ニャースVMAX》ではないかと考えられます。
東京近郊のポケカジムでしか手に入らないので、地方民に厳しい・・・。
結構レアなカードになるのではないかなと思います。
まとめ
今回は「VMAX」について書いていきました。
「ポケモンVMAX」の特徴をまとめると、
・「V進化」による「進化ポケモン」
・「TAGTEAM」をも上回るHPと火力
・きぜつすると3枚サイドを取られる!
といった感じでしょうか。
とにかくHPが高く、弱点を突かない限りワンパンすることが難しいので、ダメージ計算などが変わって来そうですね。
「進化ポケモン」なので、HPのやや低い進化元を先に倒しておく、といった戦術もありですね。
パックの発売が楽しみになってきましたが、その前に明日のスターターセットもしっかり遊んでいきたいと思います!
おわり。
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