【ポケカ】SV新レギュ対応!スタンダード環境で優先して手に入れたいおすすめ汎用カードを解説!【2023年3月版】

ポケモンカード, 初心者向け

こんにちは。

今回は、ポケモンカードにおける汎用カードについて書いていきたいと思います。

汎用カードとは、端的に言えば「多くのデッキに入れることができるカード」の事です。

ポケモンカードゲームにおける汎用カードの多くは、デッキの基盤として複数枚投入される他、1枚で強力な(もしくは堅実な)効果を発揮出来る効果を持っています。
また、複数枚持って置きたいカードが多く、再録がないと高騰するものもあります。

まずはこれから紹介するカードを集めて、デッキを強化していきましょう!

それでは見ていきましょー。

ポケモンのタイプ別に強力なカードはこちらの記事で紹介しています!

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汎用カード:ポケモン

《ネオラントV》


《ネオラントV》 たね HP170 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無
■特性『ルミナスサイン』
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。
自分の山札からサポートを1枚選び、手札に加える。
そして山札を切る。
■『アクアリターン』 水無無 120
このポケモンと、ついているすべてのカードを、自分の山札にもどして切る。

特性『ルミナスサイン』によって、手札からベンチに出た時に山札からサポートをサーチできるポケモン。
序盤にドローやサーチが出来るサポートを手札に加えて場の展開を安定させたり、終盤に《ボスの指令》を手札に加えてフィニッシャーにしたりと、他の汎用カードを絡めた幅広い運用が可能です。

《ハイパーボール》や《クイックボール》からもサーチできるので、デッキに入れておくだけでも事故率を大きく抑えてくれる優秀なポケモンです。

ワザ『アクアリターン』も《ネオラントV》自身の性能と噛み合ったワザなので、水エネルギーを使用できるデッキでは『アクアリターン』の使用を狙うことが出来ます。

《クレッフィ》


《クレッフィ》 たね HP70 超タイプ
弱点:鋼 抵抗力:なし にげる:無

■特性『いたずらロック』
このポケモンがバトル場にいるかぎり、おたがいの場のたねポケモン(特性が「いたずらロック」をのぞく)は、すべてなくなる。
■『ねらいおとす』 無 10
ダメージを与える前に、相手のバトルポケモンについている「ポケモンのどうぐ」をトラッシュする。

バトル場にいる限りお互いのたねポケモンの特性を無くす特性『いたずらロック』が強力です。

1ターン目に特に強力な効果を発揮する特性で、相手の1ターン目の動きを大きく阻害することが出来ます。
《コライドンex》や《ミライドンex》の特性はもちろん、大量ドローが出来る《ゲノセクトV》や「ロストゾーン」デッキの要である《キュワワー》の特性を止めることも出来ます。

似た特性の《エンペルトV》と比較すると効果が自分にも及ぶため、取り扱いには注意する必要がありますが、「ルールを持たないポケモン」であるため、サーチやきぜつした時のリスクが少ない点で優秀です。

《マナフィ》


《マナフィ》 たね HP70 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無
■特性『なみのヴェール』
このポケモンがいる限り、自分のベンチポケモン全員は、相手のワザのダメージを受けない。
■『みずかけ』 水 20

特性『なみのヴェール』によって、ベンチポケモンを相手のワザのダメージから守ることが出来ます。

《れんげきウーラオスVMAX》や《かがやくゲッコウガ》など、強力なベンチ攻撃ポケモンがいる環境では、優秀な効果を発揮してくれます。
低HPのポケモンを沢山採用しているデッキには、是非とも入れておきたいポケモンです。

ただし、「ベンチポケモンにダメカンを乗せる」ワザはダメージではなく効果であるため、防ぐことは出来ない点に注意しましょう。

《レパルダス》《キルリア》


《レパルダス》 1進化 HP100 悪タイプ
弱点:草 抵抗力:なし にげる:無
■特性『とりひき』
自分の番に、自分の手札を1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の山札を2枚引く。
■『きりさく』 無無 60
《キルリア》 1進化 HP80 超タイプ
弱点:鋼 抵抗力:なし にげる:無無
■特性『リファイン』
自分の番に、自分の手札を1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の山札を2枚引く。
■『ビンタ』 超無 30

手札を1枚捨てることで、山札を2枚引くことが出来る特性を持つ1進化ポケモン達です。

《レパルダス》は《キルリア》よりも耐久力が高い点が特徴です。

《キルリア》は、進化先に《サーナイトex》や《サーナイト》《エルレイド》を残しており、特性『リファイン』を使ってから進化することで無駄のない展開が可能です。
特に《サーナイトex》は強力な特性を持っているので、超タイプデッキでは《キルリア》を採用したい所です。

ワザやタイプの違いもありますが、基本的には上記の違いで採用する進化ラインを決めると良いでしょう。

《ビーダル》


《ビーダル》 1進化 HP120 無タイプ
弱点:闘 抵抗力:なし にげる:無無
■特性『はたらくまえば』
自分の番に1回使える。自分の手札が5枚になるように、山札を引く。
■『テールスマッシュ』 無無無 100
コインを1回投げウラなら、このワザは失敗。

《ビーダル》は特性『はたらくまえば』によって、毎番手札が5枚になるように山札を引くことが出来ます。
手札が少ない状況で使うと、より多く山札を引くことが可能です。

《ハイパーボール》や《クイックボール》等で減った手札を補充して、安定した動きの補助をしてくれる優秀なポケモンです。

《ブロロローム》


《ブロロローム》 1進化 HP140 鋼タイプ
弱点:炎 抵抗力:草 にげる:無無
■特性『ランブルエンジン』
自分の番に、自分の手札からエネルギーを1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の手札が6枚になるように、山札を引く。
■『はねとばす』 鋼無無無 90+
コインを1回投げオモテなら、90ダメージ追加。

《ブロロローム》が持つ特性『ランブルエンジン』は、手札からエネルギーを1枚トラッシュすることで、自分の手札が6枚になるように山札を引ける効果です。
似た特性を持つ《ビーダル》と比較すると、コストを必要とするものの手札をより多く引くことが出来ます。

また、HPが140と高いのでベンチ攻撃への耐性もあります。
トラッシュを活かせるデッキなら《ビーダル》よりも優先して採用したい所です。

汎用カード:グッズ

《ネストボール》《レベルボール》《ハイパーボール》


《ネストボール》 トレーナーズ グッズ
■自分の山札からたねポケモンを1枚選び、ベンチに出す。そして山札を切る。

《レベルボール》 トレーナーズ グッズ
■自分の山札から、HPが「90」以下のポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。

《ハイパーボール》 トレーナーズ グッズ
■このカードは自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。
■自分の山札からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。

ポケモンのサーチ系カードはデッキを動かすためには必須のカード群で、基本的に複数枚デッキに積まれます。
まずは8~10枚程度を目安に入れてみると良いでしょう。

《ネストボール》はたねポケモンを山札からベンチに直接出すことが出来るサーチカードです。
サーチ出来る幅が非常に広く、多くのデッキで採用することが可能です。
とりあえず4枚入れておいても間違いないレベルのカードとなっているため、最優先で集めておきたい所です。

《レベルボール》はHPが90以下のポケモンをコストなしでサーチできるグッズです。
HPが90以下であれば進化ポケモンでもOKであることが最大の特徴です。
《モココ》を始めとした強力な進化ポケモンや、その進化元のポケモンもサーチできるため、汎用性はかなり高いです。

《ハイパーボール》は手札を2枚トラッシュすることで、ポケモンを1枚手札に加えることが出来るグッズです。
トラッシュのコストは重いですが、進化の「ポケモンex」や「ポケモンV-UNION」などを含む全てのポケモンをサーチできる点が強力です。
進化ポケモンを使うデッキでは、動きを安定させるためにも必ず入れておきたい1枚です。

他にも《キャプチャーアロマ》《バトルVIPパス》《ヒスイのヘビーボール》等、様々なサーチカードがあります。
自分のデッキタイプや動かし方に合わせて、採用カードを変えていきましょう!

《ポケモンいれかえ》《あなぬけのヒモ》《ロストスイーパー》


《ポケモンいれかえ》 トレーナーズ グッズ
■自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。

《あなぬけのヒモ》 トレーナーズ グッズ
■おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。(入れ替えは相手から行う。ベンチがいないプレイヤーは入れ替えをしない。)

《ロストスイーパー》 トレーナーズ グッズ
■このカードは、自分の手札を1枚、ロストゾーンに置かなければ使えない。
■おたがいの場のポケモンに付いている「ポケモンのどうぐ」と場に出ている「スタジアム」の中から1枚選び、ロストゾーンに置く。

採用しやすいポケモンいれかえ系のグッズをピックアップ。

《ポケモンいれかえ》はスターターセットにも複数収録されていることが多く、簡単に手に入れることが出来ます。
効果は、自分のバトルポケモンとベンチポケモンを入れ替えるというもの。

ポケモンカードにおける「にげる」は原則エネルギーを支払うことが必要で、1ターンに1度しか行うことが出来ません。
エネルギーを支払わずに入れ替える行動が出来るのが《ポケモンいれかえ》です。
様々なデッキで使用することが出来るため、集めておきましょう。

相手のポケモンも同時に入れ替えさせる《あなぬけのヒモ》は、厄介なポケモンをバトル場からどかしたり、状況によっては《ボスの指令》に近い感触で使うことも出来る優秀なカードです。

《ロストスイーパー》は、自分の手札を1枚ロストゾーンに送ることで使えるグッズです。
気軽に「ポケモンのどうぐ」や「スタジアム」を除去できる数少ないカードで、ロストゾーンを使用しないデッキでも積極的に採用していきたい汎用カードです。

《ミライドンex》や《こくばパドレックスVMAX》など、特性がある「ルールを持つポケモン」は「スタジアム」の《頂への雪道》が弱点となるので、《ロストスイーパー》でカバーできるようにしていきましょう。

汎用カード:ポケモンのどうぐ

《こだわりベルト》


《こだわりベルト》 トレーナーズ  ポケモンのどうぐ
■このカードを付けているポケモンが使うワザの、相手のバトル場の「ポケモンV」へのダメージは「+30」される。

採用しやすい「ポケモンのどうぐ」をピックアップ。

《こだわりベルト》はバトル場の「ポケモンV」へのダメージを「+30」する「ポケモンのどうぐ」。
ダメージの上昇幅が大きく、「ポケモンV」を倒すまでの確定数が1つ少なくなることもあります。

これから「ポケモンex」が台頭するにあたって、少しずつ使いにくくなりますが、「スカーレットex」「バイオレットex」環境では強力な1枚となります。

汎用カード:サポート

《博士の研究》《ジャッジマン》《シロナの覇気》


《博士の研究(マグノリア博士)》 トレーナーズ サポート
■自分の手札をすべてトラッシュし、山札を7枚引く。

《ジャッジマン》 トレーナーズ サポート
■おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべて山札にもどして切る。その後、それぞれ山札を4枚引く。

《シロナの覇気》 トレーナーズ サポート
■自分の手札が5枚になるように、山札を引く。前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、8枚になるように引く。

ドロー効果をもつサポート群です。
最初の内はドロー系カードをデッキに8~10枚程度入れるとデッキが安定して動くようになります。
後で紹介する《ミモザ》や、今回紹介していないですが《セイボリー》といったカードも合わせてデッキにドロー系カードを入れていきましょう。

《博士の研究》は、手札を全てトラッシュし、そのあと7枚カードを引きます。
かの有名なカード《オーキド博士》と同じ効果ですね。
単純なドローソースとしてだけではなく、手札が詰まった時に一気にリフレッシュ出来るので、ほとんどのデッキで採用されます。
デッキによって採用枚数の差が出ますが、2~4枚での採用がほとんどです。

《ジャッジマン》は手軽に相手の手札を妨害できるドローサポートです。
自分の手札が少なく、相手に手札が多いとより効果を発揮します。
ドロー量が心もとないので、1~2枚程度の採用にすると事故を防ぎやすいです。

《シロナの覇気》は手札が5枚になるように山札を引くサポートです。
前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていると、手札の枚数が8枚になるように引くことが出来ます。

気絶しやすいサイドを1枚しか取られないポケモンが主体のデッキにおいて特に強力なカードで、大量のカードを引けるチャンスがより多くなります。

《ミモザ》


《ミモザ》 トレーナーズ サポート
■自分のトラッシュからポケモンを5枚まで選び、相手に見せて、山札にもどして切る。その後、山札を3枚引く。

トラッシュからポケモンを5枚まで選んで山札にもどし、その後山札を3枚引くサポート。

トラッシュからポケモンの回収を行うことが出来る数少ない1枚です。
きぜつしたポケモンや、序盤でトラッシュした進化ポケモンなどを回収しつつ、山札を引くことが出来る汎用性の高い1枚です。

強力ですがサポート権を使う為、打ちどころはよく考えていきたい所です。

《ボスの指令》


《ボスの指令》 トレーナーズ サポート
■相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。

相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出す非常に強力なサポート。

フィニッシャーとして、《ネオラントV》や弱った「ポケモンex・V」を引きずり出して攻撃し、サイドを取り切る動きが主な役割です。
それだけではなく、相手のベンチにいる《マナフィ》や《モココ》といった厄介なポケモンを倒したり、逃げるエネルギーが多いポケモンをバトル場に出させて、相手の動きを妨害していくことにも使えます。

ほぼすべてのデッキにおいて複数枚採用されるといっても過言ではないカードであり、1枚あたりの値段は他のサポートに比べるとやや高いですが、是非とも手に入れたいカードです。

《キバナ》


《キバナ》 トレーナーズ サポート
■このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。
■自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。その後、自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。

前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていることを使用条件とするサポート。
トラッシュから基本エネルギーを1枚、自分のポケモンに付けつつ、山札から好きなカードを1枚手札に加える効果を持っています。

エネルギー加速とカードのサーチを行える、場の切り返しには持ってこいのカードです。
カードの種類が多く搭載されているデッキに、状況に対応するカードとして1枚から2枚ほど差し込まれるケースが多いです。
「非ルールポケモン」が主体のデッキはポケモンがきぜつしやすく、《キバナ》を使えるチャンスも多くなるので、多めに搭載されることもあります。

汎用カード:スタジアム

《ビーチコート》


《ビーチコート》 トレーナーズ スタジアム
■おたがいのたねポケモン全員のにげるためのエネルギーは、それぞれ1個分少なくなる。

おたがいのたねポケモンの逃げるエネルギーを1つ減らすスタジアムです。
逃げるエネルギーが1つのたねポケモンはエネルギーを支払わずに逃げることが出来るようになります。

支払うエネルギーが無くなると動きの自由度が大きく上がる為、逃げるエネルギーを必要としないポケモンが入っていないデッキには投入を検討したい1枚です。

まとめ

今回は汎用カードについて紹介をしていきました。

紹介したカードたちは多くのデッキに使用されているので、紹介したカードから集めてみて、デッキを構築していくとより遊びやすくなると思います。
構築済みデッキに足りない汎用カードを入れてみるだけでも、グッとデッキの回り方が良くなります。
ポケモンカードの一つの始め方として参考になれば幸いです!

紹介したカードの多くは、カードショップで単品で販売されている他に
・拡張パック「スカーレットex」「バイオレットex」
・ハイクラスパック「VSTARユニバース」
を中心に収録されておりますので、是非集めてみてください。

それでは良きポケカライフを!