【ポケカ】スタンダード環境で優先して手に入れたいおすすめ汎用カードを解説!【2023年9月版】

ポケモンカード, 初心者向け

こんにちは。

今回は、ポケモンカードにおける汎用カードについて書いていきたいと思います。

汎用カードとは、端的に言えば「多くのデッキに入れることができるカード」の事です。

ポケモンカードゲームにおける汎用カードの多くは、デッキの基盤として複数枚投入される他、1枚で強力な(もしくは堅実な)効果を発揮出来る効果を持っています。
また、複数枚持って置きたいカードが多く、再録がないと高騰するものもあります。

まずは紹介するカードを集めてデッキを強化していきましょう!

それでは見ていきましょー。

ポケモンのタイプ別に強力なカードはこちらの記事で紹介しています!

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汎用カード:ポケモン

《ネオラントV》


《ネオラントV》 たね HP170 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無
■特性『ルミナスサイン』
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。
自分の山札からサポートを1枚選び、手札に加える。
そして山札を切る。
■『アクアリターン』 水無無 120
このポケモンと、ついているすべてのカードを、自分の山札にもどして切る。

特性『ルミナスサイン』によって、手札からベンチに出た時に山札からサポートをサーチできるポケモン。
序盤にドローやサーチが出来るサポートを手札に加えて場の展開を安定させたり、終盤に《ボスの指令》を手札に加えてフィニッシャーにしたりと、他の汎用カードを絡めた幅広い運用が可能です。

《ハイパーボール》や《クイックボール》からもサーチできるので、デッキに入れておくだけでも事故率を抑えてくれる優秀なポケモンです。

攻撃しながら山札に帰還するワザ『アクアリターン』を使うことで特性を使い回すことも出来る優秀なワザなので、水エネルギーを使用できるデッキでは『アクアリターン』の使用も狙うとより効果的です。

《イキリンコex》

《イキリンコex》 たね HP160 無色タイプ
弱点:雷 抵抗力:闘 にげる:無
■特性「イキリテイク」
最初の自分の番にだけ1回使える。自分の手札をすべてトラッシュし、山札を6枚引く。この番、既に別の「イキリテイク」を使っていたなら、この特性は使えない。
■きあいをいれる 無 20
自分のトラッシュから基本エネルギーを2枚まで選び、ベンチポケモン1匹につける。

自分の最初の番にだけ使える特性「イキリテイク」を持つポケモン。
「イキリテイク」の効果は自分の手札をすべてトラッシュし、山札を6枚引くという、《博士の研究》の廉価版のような性能です。
自分の最初の番限定とはいえ、サポート並みの効果を使えるのは非常に強力です。
手札が悪い場合にリフレッシュしたり、一旦展開した後の更なる展開に利用したりと幅広い活躍が出来ます。

場にいれば使用出来る特性なので、《ネオラントV》とは違い最初のスタートポケモンで《イキリンコex》しかいなかったり、《ネストボール》や《バトルVIPパス》でサーチしても「イキリテイク」を使用できる点が強みです。

HPが《ネオラントV》よりもさらに低いため、トドメ要因にされやすい点には注意しましょう。

《マナフィ》


《マナフィ》 たね HP70 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無
■特性『なみのヴェール』
このポケモンがいる限り、自分のベンチポケモン全員は、相手のワザのダメージを受けない。
■『みずかけ』 水 20

特性『なみのヴェール』によって、ベンチポケモンを相手のワザのダメージから守ることが出来ます。

《れんげきウーラオスVMAX》や《かがやくゲッコウガ》など、強力なベンチ攻撃ポケモンがいる環境では、優秀な効果を発揮してくれます。
特に低HPのポケモンを沢山採用しているデッキには、是非とも入れておきたいポケモンです。

ただし、「ベンチポケモンにダメカンを乗せる」ワザはダメージではなく効果であるため、防ぐことは出来ない点に注意しましょう。

《かがやくゲッコウガ》


《かがやくゲッコウガ》 たね HP130 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無

■特性『かくしふだ』
自分の番に、自分の手札からエネルギーを1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の山札を2枚引く。
■『げっこうしゅりけん』 水水無
このポケモンについているエネルギーを2個トラッシュし、相手のポケモン2匹に、それぞれ90ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]

手札からエネルギーを1枚トラッシュすることで山札を2枚引ける特性「かくしふだ」が強力なたねポケモンです。
後で紹介する《レパルダス》や《キルリア》とは異なり、エネルギーをトラッシュする必要がありますが、たねポケモンで山札を引けるのが魅力的です。

トラッシュのエネルギーを利用するデッキであれば、「かくしふだ」のコストにしたエネルギーを無駄なく再利用できるので、優先してデッキに入れましょう。

《レパルダス》《キルリア》


《レパルダス》 1進化 HP100 悪タイプ
弱点:草 抵抗力:なし にげる:無
■特性『とりひき』
自分の番に、自分の手札を1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の山札を2枚引く。
■『きりさく』 無無 60
《キルリア》 1進化 HP80 超タイプ
弱点:鋼 抵抗力:なし にげる:無無
■特性『リファイン』
自分の番に、自分の手札を1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の山札を2枚引く。
■『ビンタ』 超無 30

手札を1枚捨てることで、山札を2枚引くことが出来る特性を持つ1進化ポケモン達です。

《レパルダス》は《キルリア》よりも耐久力が高い点が特徴です。

《キルリア》は《レベルボール》でサーチ出来、進化先に《サーナイトex》や《サーナイト》、《エルレイド》を残しており、特性『リファイン』を使ってから進化することで無駄のない展開が可能です。
特に《サーナイトex》は強力な特性を持っているので、超タイプデッキでは《キルリア》を採用したい所です。

ワザやタイプ、上記の性能の違いで採用する進化ラインを決めると良いでしょう。

《ビーダル》


《ビーダル》 1進化 HP120 無タイプ
弱点:闘 抵抗力:なし にげる:無無
■特性『はたらくまえば』
自分の番に1回使える。自分の手札が5枚になるように、山札を引く。
■『テールスマッシュ』 無無無 100
コインを1回投げウラなら、このワザは失敗。

《ビーダル》は特性『はたらくまえば』によって、毎番手札が5枚になるように山札を引くことが出来ます。
手札が少ない状況で使うと、より多く山札を引くことが可能です。

《ハイパーボール》や《クイックボール》等で減った手札を補充して、安定した動きの補助をしてくれる優秀なポケモンです。

汎用カード:グッズ

《ネストボール》《レベルボール》《ハイパーボール》


《ネストボール》 トレーナーズ グッズ
■自分の山札からたねポケモンを1枚選び、ベンチに出す。そして山札を切る。

《レベルボール》 トレーナーズ グッズ
■自分の山札から、HPが「90」以下のポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。

《ハイパーボール》 トレーナーズ グッズ
■このカードは自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。
■自分の山札からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。

ポケモンのサーチ系カードはデッキを動かすためには必須のカード群で、基本的に複数枚デッキに積まれます。
まずは8~10枚程度を目安に入れてみると良いでしょう。

《ネストボール》はたねポケモンを山札からベンチに直接出すことが出来るサーチカードです。
サーチ出来る幅が非常に広く、多くのデッキで採用することが可能です。
とりあえず4枚入れておいても間違いないレベルのカードとなっているため、最優先で集めておきたい所です。

《レベルボール》はHPが90以下のポケモンをコストなしでサーチできるグッズです。
HPが90以下であれば進化ポケモンでもOKであることが最大の特徴です。
《モココ》を始めとした強力な進化ポケモンや、その進化元のポケモンもサーチできるため、低HPのポケモンで固めたデッキに採用しましょう。

《ハイパーボール》は手札を2枚トラッシュすることで、ポケモンを1枚手札に加えることが出来るグッズです。
トラッシュのコストは重いですが、進化の「ポケモンex」や「ポケモンV-UNION」などを含む全てのポケモンをサーチできる点が強力です。
進化ポケモンを使うデッキでは、動きを安定させるためにも必ず入れておきたい1枚です。

他にも《キャプチャーアロマ》、《バトルVIPパス》、《ヒスイのヘビーボール》等、様々なサーチカードがあります。
自分のデッキタイプや動かし方に合わせて、採用カードを変えていきましょう!

《ポケモンいれかえ》《すごいつりざお》《ロストスイーパー》


《ポケモンいれかえ》 トレーナーズ グッズ
■自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。

《すごいつりざお》 トレーナーズ グッズ
■自分のトラッシュからポケモンと基本エネルギーを合計3枚まで選び、相手に見せて、山札にもどして切る。

《ロストスイーパー》 トレーナーズ グッズ
■このカードは、自分の手札を1枚、ロストゾーンに置かなければ使えない。
■おたがいの場のポケモンに付いている「ポケモンのどうぐ」と場に出ている「スタジアム」の中から1枚選び、ロストゾーンに置く。

採用しやすいグッズをピックアップ。

《ポケモンいれかえ》はスターターセットにも複数収録されていることが多く、簡単に手に入れることが出来ます。
効果は、自分のバトルポケモンとベンチポケモンを入れ替えるというもの。

ポケモンカードにおける「にげる」は原則エネルギーを支払うことが必要で、1ターンに1度しか行うことが出来ません。
エネルギーを支払わずに入れ替える行動が出来るのが《ポケモンいれかえ》です。
様々なデッキで使用することが出来るため、集めておきましょう。
相手にもポケモンを入れ替えさせる《あなぬけのヒモ》も強力な入れ替えカードです。

《すごいつりざお》はポケモンと基本エネルギーを3枚までトラッシュから山札に回収できるグッズです。
序盤に《博士の研究》で捨ててしまったポケモンを回収したり、終盤のエネルギーの枯渇を防いだりと様々な状況でお守り的な役割を果たしてくれます。
デッキに1枚入れておくだけでも安心感が生まれるでしょう。

《ロストスイーパー》は、自分の手札を1枚ロストゾーンに送ることで使えるグッズです。
「ポケモンのどうぐ」や「スタジアム」を除去できる数少ないカードで、ロストゾーンを使用しないデッキでも積極的に採用していきたい汎用カードです。

《ミライドンex》や《こくばパドレックスVMAX》など、特性がある「ルールを持つポケモン」は「スタジアム」の《頂への雪道》が弱点となるので、《ロストスイーパー》でカバーできるようにしていきましょう。

汎用カード:ポケモンのどうぐ

《こだわりベルト》


《こだわりベルト》 トレーナーズ  ポケモンのどうぐ
■このカードを付けているポケモンが使うワザの、相手のバトル場の「ポケモンV」へのダメージは「+30」される。

採用しやすい「ポケモンのどうぐ」をピックアップ。

《こだわりベルト》はバトル場の「ポケモンV」へのダメージを「+30」する「ポケモンのどうぐ」。
ダメージの上昇幅が大きく、「ポケモンV」を倒すまでの確定数が1つ少なくなることもあります。

これから「ポケモンex」が台頭するにあたって、少しずつ使いにくくなりますが、「スカーレットex」「バイオレットex」環境では強力な1枚となります。

汎用カード:サポート

《博士の研究》《ナンジャモ》《シロナの覇気》


《博士の研究(マグノリア博士)》 トレーナーズ サポート
■自分の手札をすべてトラッシュし、山札を7枚引く。

《ナンジャモ》 トレーナーズ サポート
■おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。その後、それぞれ自分のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。

《シロナの覇気》 トレーナーズ サポート
■自分の手札が5枚になるように、山札を引く。前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、8枚になるように引く。

ドロー効果をもつサポート群です。
最初の内はドロー系カードをデッキに8~10枚程度入れるとデッキが安定して動くようになります。
《博士の研究》を4枚、《ナンジャモ》を2~3枚ほど投入し、もう一枚何かドローできるサポートを追加すると良いでしょう。

《博士の研究》は、手札を全てトラッシュし、そのあと7枚カードを引きます。
かの有名なカード《オーキド博士》と同じ効果ですね。
単純なドローソースとしてだけではなく、手札が詰まった時に一気にリフレッシュ出来るので、ほとんどのデッキで採用されます。
デッキによって採用枚数の差が出ますが、2~4枚での採用がほとんどです。

《ナンジャモ》は手札補充と相手の手札の妨害を兼ね備えた強力なサポートカードです。
サイドを取っていない序盤では自分の手札補充と相手の初動プランの崩しに、サイドが少なくなる中盤以降は相手の手札を少なくさせ、動きを鈍らせることが出来ます。
終盤の逆転にはもちろん、序盤でも使いやすいサポートなのでほぼすべてのデッキに1~2枚入れることが出来ます。

《シロナの覇気》は手札が5枚になるように山札を引くサポートです。
前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていると、手札の枚数が8枚になるように引くことが出来ます。
きぜつしやすい、サイドを1枚しか取られないポケモンが主体のデッキにおいて特に強力なカードで、大量のカードを引けるチャンスがより多くなります。

《ボスの指令》《セレナ》


《ボスの指令》 トレーナーズ サポート
■相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。《セレナ》 トレーナーズ サポート
■このカードは、2つの効果から1つを選んで使う。
◆自分の手札を3枚まで選び、トラッシュする。(必ず1枚は選ぶ。)その後、自分の手札が5枚になるように、山札を引く。
◆相手のベンチの「ポケモンV」を1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。

相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出す、強力なサポート達です。

フィニッシャーとして、《ネオラントV》や弱った「ポケモンex・V」を引きずり出して攻撃し、複数のサイドを一気に取り切る動きが主な役割です。(《セレナ》は「ポケモンV」のみ選択可能です。)
それだけではなく、相手のベンチにいる《マナフィ》や《モココ》といった厄介なポケモンを倒したり、逃げるエネルギーが多いポケモンをバトル場に出させて、相手の動きを妨害していくことにも使えます。

《セレナ》は山札を引くことが出来る効果も選べる為、より幅広い状況で使っていける効果となっています。

ほぼすべてのデッキにおいて複数枚採用されるといっても過言ではないカードであり、1枚あたりの値段は他のサポートに比べるとやや高いですが、是非とも手に入れたいカードです。

《キバナ》


《キバナ》 トレーナーズ サポート
■このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。
■自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。その後、自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。

前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていることを使用条件とするサポート。
トラッシュから基本エネルギーを1枚、自分のポケモンに付けつつ、山札から好きなカードを1枚手札に加える効果を持っています。

エネルギー加速とカードのサーチを行える、場の切り返しには持ってこいのカードです。
カードの種類が多く搭載されているデッキに、状況に対応するカードとして1枚から2枚ほど差し込まれるケースが多いです。
「非ルールポケモン」が主体のデッキはポケモンがきぜつしやすく、《キバナ》を使えるチャンスも多くなるので、多めに搭載されることもあります。

汎用カード:スタジアム

《ビーチコート》


《ビーチコート》 トレーナーズ スタジアム
■おたがいのたねポケモン全員のにげるためのエネルギーは、それぞれ1個分少なくなる。

おたがいのたねポケモンの逃げるエネルギーを1つ減らすスタジアムです。
逃げるエネルギーが1つのたねポケモンはエネルギーを支払わずに逃げることが出来るようになります。

支払うエネルギーが無くなると動きの自由度が大きく上がる為、逃げるエネルギーを必要としないポケモンが入っていないデッキには投入を検討したい1枚です。

《ボウルタウン》


《ボウルタウン》 トレーナーズ スタジアム
■おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の山札からたねポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)を1枚選び、ベンチに出してよい。そして山札を切る。

お互いのプレイヤーが自分の番に1回、「ルールを持つポケモン」を除くたねポケモンを山札からベンチに出せるスタジアムです。

進化系ポケモンを多く採用するデッキや、「ルールを持つポケモン」を除くたねポケモンを軸にしたデッキと相性が良く、たねポケモンを継続して出すことで盤面を作りやすくなります。

相手にも利用されてしまいますが、自分のデッキの動きを強力にバックアップするカードです。

まとめ

今回は汎用カードについて紹介をしていきました。

紹介したカードたちは多くのデッキに使用されているので、紹介したカードから集めてみて、デッキを構築していくとより遊びやすくなると思います。
構築済みデッキに足りない汎用カードを入れてみるだけでも、グッとデッキの回り方が良くなります。
ポケモンカードの一つの始め方として参考になれば幸いです!

紹介したカードの多くは、カードショップで単品で販売されている他に
「デッキビルドボックス 黒炎の支配者」
に収録されておりますので、是非集めてみてください。

それでは良きポケカライフを!

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