こんにちは。
今回は拡張パック『未来の一閃』に収録される《テツノブジンex》について、解説と相性の良いカードなどを紹介していきます。
《テツノブジンex》は特性「タキオンビット」によって、ベンチからバトル場に出ると相手ポケモンにダメカンを乗せることが出来ます。
これによって相手のポケモンを少しずつ消耗させて、トドメを刺しに行く運用が強力です。
そんな《テツノブジンex》の魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
それでは見ていきましょー。
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《テツノブジンex》のカード性能・解説
《テツノブジンex》 たね HP220 超 未来
弱点:鋼 抵抗力:なし にげる:無無
■特性「タキオンビット」
自分の番に、このポケモンがベンチからバトル場に出た時、1回使える。
相手のポケモン1匹に、ダメカンを2個乗せる。
■レーザーブレード 超超無 200
次の自分の番、このポケモンはワザを使えない。
「ポケットモンスター バイオレット」にて登場した、「未来」のポケモン。
超タイプのたね「ポケモンex」として収録されます。
HPは220でにげるエネルギーが2つと標準的なスペックで、弱点は鋼タイプになっています。
特性「タキオンビット」は、自身がベンチからバトル場に出た時、相手のポケモン1匹にダメカンを2つ乗せる効果です。
《ポケモンいれかえ》をはじめとした入れ替えカードや、バトルポケモンのにげるによって、《テツノブジンex》をバトル場に出すだけで効果を発揮出来ます。
《テツノブジンex》が複数体並べばその枚数だけ「タキオンビット」を使うチャンスがあり、ターン経過で更にダメカンが乗っていくのでかなり強力です。
HPの少ないポケモンにプレッシャーを掛けたり、HPの大きい「ポケモンex・V」に対してダメカンを乗せることで、ワザ「レーザーブレード」の範囲内にするといった幅広い運用が可能です。
入れ替えカードを大量に搭載して、先攻1ターンキルを狙うことも可能ですが、あまり現実的ではない為頭の片隅に入れておく程度でいいでしょう。
特性によってダメカンを乗せるので、《ジラーチ》の特性「ステラヴェール」で防ぐことが出来ない点も魅力。
一度ベンチからバトル場に出た《テツノブジンex》を同じ番でベンチに戻し、もう一度バトル場に出しても「タキオンビット」が働かない点には注意しましょう。
特性を使った《テツノブジンex》を《ボタン》や《フトゥー博士のシナリオ》で手札に戻し、もう一度ベンチに出してからバトル場に出したときは「タキオンビット」を使うことが出来ます。
ワザ「レーザーブレード」は超エネルギー2つ、無色エネルギー1つで200ダメージを与えるワザです。
デメリットとして次の番にワザが使えなくなりますが、《テツノブジンex》の「タキオンビット」を使う為に入れ替えを積極的に行うので、大したデメリットではないでしょう。
「タキオンビット」のおかげで、たねの「ポケモンex・V」を1ターンで倒しやすい点が強力です。
《テツノブジンex》と相性の良いカード
《ブーストエナジー未来》
「未来」のポケモン専用の「ポケモンのどうぐ」で、《ブーストエナジー未来》を付けた「未来」のポケモンのにげるエネルギーをすべてなくし、ワザの相手のバトルポケモンへのダメージを「+20」します。
《テツノブジンex》がエネルギーを必要とせず逃げられるようになるため、非常に相性が良いです。
また、ワザのダメージ上昇の効果もある為、1進化の「ポケモンex」や「ポケモンVSTAR」などを1ターンで倒しやすくなります。
《あなぬけのヒモ》《ジェットエネルギー》など、入れ替え系カード
《テツノブジンex》の特性「タキオンビット」を最大限生かすため、ポケモンの入れ替えが出来るカードは多めに採用しましょう。
《あなぬけのヒモ》はお互いのポケモンを入れ替えることが出来るため、自身以外のたねポケモンの特性を無くす《クレッフィ(バイオレットex)》をどかす用途としても使用出来るため、優先的に採用しておきたいです。
《ジェットエネルギー》は、ベンチの《テツノブジンex》に付けることで、育てながら「タキオンビット」を撃つことが出来ます。
後述の《ネイティオ》の特性「アカシックセンス」であらかじめ超エネルギーを付けてから使うことで、即座に攻撃に移ることも可能です。
バトル場のたねポケモンをベンチに後退させつつ回復できる《いれかえカート》は、ミラー対面でもかがやく場面が出てくるでしょう。
進化ポケモンがバトル場にいると使えない点には注意しましょう。
《ネイティオ》
特性「アカシックセンス」で、手札の超エネルギーを1枚ベンチポケモンにつけつつ、山札を2枚引ける強力なポケモンです。
《テツノブジンex》を育てながら入れ替え系カードを引き込み、「タキオンビット」の回数を増やしていきましょう。
また、付けるポケモンのタイプを問わない為、他のタイプのアタッカーを採用するのも面白いでしょう。
《テツノコウベ》
《テツノブジンex》と同じく「未来」のポケモン。
ワザ「ホーミングヘッド」は、ダメカンが乗っている相手のポケモン3匹に、それぞれ50ダメージを与えます。
HPが低いポケモンを多数採用するデッキに強く、事前のダメカンを「タキオンビット」で乗せることが出来るため、相性が良いです。
《ネイティオ》の「アカシックセンス」でエネルギーを付けたり、無色タイプなので当然《ジェットエネルギー》にも対応しています。
強力なサブアタッカーとして活躍してくれるでしょう。
《テツノブジンex》の強み
《テツノブジンex》の強みは相手に合わせて特性「タキオンビット」を打ち分け、無駄のない戦い方ができる点にあるでしょう。
相手がHPの低い小型のポケモンを並べるデッキであれば、「タキオンビット」を集中させてキーとなるポケモンを除去しつつ、ワザ「レーザーブレード」でバトルポケモンを倒してサイドを有利に進めることが可能です。
逆に「ポケモンex・V」のようなHPの大きいポケモンに対しては、「レーザーブレード」圏内になるまで「タキオンビット」打ちつつ、トドメは「レーザーブレード」で行うといったように、相手が最も嫌な動きをしやすい点が非常に強力です。
《テツノブジンex》の弱み
ダメージ源を「レーザーブレード」+「タキオンビット」に頼りがちになる都合上、HPが300を超える「ポケモンVMAX」や2進化の「ポケモンex」などを相手にしたときはつらい戦いを強いられることになるでしょう。
また、たねポケモンの「ポケモンex・V」に対しては《勇気のおまもり》でHPを底上げされると、1ターンで倒す難易度が上がってしまうので《ロストスイーパー》をはじめとした「ポケモンのどうぐ」の除去手段も用意しておきたいです。
【テツノブジンex】を使ったサンプルレシピ
【テツノブジンex】デッキ
《テツノブジンex》をメインアタッカーに据えたデッキです。
「タキオンビット」でダメカンをばら撒きつつ、《ネイティオ》の特性「アカシックセンス」で育てた《テツノブジンex》や、ワザ「ヨガループ」を持つ《チャーレムV》で相手のポケモンをきぜつさせに行きます。
「ヨガループ」が決まれば、追加ターンで更にダメカンをばら撒きや攻撃をすることが出来ます。
相手のポケモンが進化していない序盤で積極的に狙ってみるのもいいでしょう。
【テツノブジンex+れんげきウーラオスVMAX】デッキ
バトル場・ベンチポケモンを問わず、120ダメージを与えることが出来る《れんげきウーラオスVMAX》と組み合わせたデッキです。
基本的には《テツノブジンex》は「タキオンビット」によるダメカン撒き要因として活躍します。
《れんげきウーラオスVMAX》が苦手としている《マナフィ》を、「タキオンビット」と《チャーレムV》のワザ「ヨガループ」で克服することができます。
HPの大きい2進化「ポケモンex」や「ポケモンV」などに対しては、攻撃をしてから《ワザマシン デヴォリューション》を使用して退化させ、最大HPの減少によるきぜつを狙っていきましょう。
vs《テツノブジンex》時の対応策
《テツノブジンex》は「タキオンビット」のダメカンばら撒きによってダメージを蓄積させ、「レーザーブレード」をはじめとした強力なワザでトドメを刺す動きが中心です。
《頂への雪道》を採用しているデッキならば「タキオンビット」を止めることが出来るため、相手の動きを遅くすることが出来ます。
《クレッフィ》の特性「いたずらロック」でも特性を止めることが出来ますが、《あなぬけのヒモ》で無力化されてしまいやすい点には注意しましょう。
《マナフィ》は「タキオンビット」自体を止めることが出来ないものの、《テツノコウベ》をはじめとした、弱ったベンチポケモンへのダメージを防ぐことが出来ます。
その場合優先的に《マナフィ》が狙われますが、時間稼ぎにはなるでしょう。
ベンチ攻撃を行うポケモンが見えた時は、《マナフィ》をベンチに出すことを視野に入れましょう。
まとめ
今回は拡張パック『未来の一閃』に収録される《テツノブジンex》について紹介していきました。
「タキオンビット」がとにかく優秀で、自身もアタッカー性能を持っているため、入れ替えギミックを多数搭載してダメカンをばら撒くデッキとして活躍しそうです。
他の「未来」のカード達と組み合わせで更に強力な運用も出来るので、是非手に入れましょう!
それでは良きポケカライフを!
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