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【安定感◎】《ペパー》1枚から展開する《オムスターV》を使ったギミックについて解説!

こんにちは。

今回は、拡張パック「バイオレットex」に収録された《ペパー》から展開できる、《オムスターV》を使ったギミックについて解説をしていきます。図を用いて分かりやすく説明・紹介していきます。

強化拡張パック「トリプレットビート」で《ジェットエネルギー》が追加され、より再現性が高くなり、今注目のコンボです!

それでは早速見ていきましょー。

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キーパーツ紹介

《ペパー》

《ペパー》 トレーナーズ サポート
■自分の山札から「グッズ」と「ポケモンのどうぐ」を1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。

展開の起点となるカード。
「グッズ」では《オムスターV》をサーチする為の《ネストボール》や《ヒスイのヘビーボール》を手札に加えます。
最初のターンであれば、《バトルVIPパス》でも大丈夫です。
「ポケモンのどうぐ」では《森の封印石》を手札に加えます。

初動の展開後も《ハイパーボール》をサーチして《アーケオス》につなげることが出来る優秀なサポートです。

《オムスターV》

《オムスターV》 たね HP190 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無
■『げんしのみちびき』 無
自分の山札から、名前に「化石」とつくグッズから進化するポケモンを2枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
■『しょくしゅがため』 水無無 110
次の相手の番、このワザを受けた進化ポケモンは、ワザが使えない。

ワザ『げんしのみちびき』で《アーケオス》の進化前である《アーケン》を場に出します。
「ポケモンV」なので、《森の封印石》を付けて「VSTARパワー」の特性『スターアルケミー』を使うためのポケモンにもなります。

《ジェットエネルギー》

《ジェットエネルギー》 特殊エネルギー
■このカードは、ポケモンについているかぎり、無色エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
■このカードを手札からベンチポケモンにつけたとき、このカードをつけたポケモンを、バトルポケモンと入れ替える。

強化拡張パック「トリプレットビート」で収録された特殊エネルギー。
手札からベンチポケモンにつけると、つけたポケモンをバトル場に送り出します。

《オムスターV》のワザ『げんしのみちびき』の使用をバックアップしてくれる縁の下の力持ちです。
特殊エネルギーという普段はサーチしづらいカードですが、《森の封印石》でサーチ可能です。

《アーケオス》

《アーケオス》 2進化 HP150 無色タイプ
弱点:雷 抵抗力:闘 にげる:無
■特性『プライマルターボ』
自分の番に1回使える。自分の山札から特殊エネルギーを2枚まで選び、自分のポケモン1匹につける。そして山札を切る。
■『スピードウイング』 無無無 120

展開の到着点です。
《オムスターV》のワザ『げんしのみちびき』では《アーケン》までの展開にとどまるため、次の番以降に《アーケオス》に進化し、『プライマルターボ』を使っていきましょう。

《ペパー》から始まる展開の順序

①:《ペパー》を使う

まずは《ペパー》を使用しましょう。

《ペパー》はグッズと「ポケモンのどうぐ」を1枚ずつ手札に加えることが出来ます。
山札を確認し、山札に《オムスターV》があれば《ネストボール》(最初の番なら《バトルVIPパス》)を、なければ《ヒスイのヘビーボール》を手札に加えます。
「ポケモンのどうぐ」は《森の封印石》を手札に加えましょう。

《ペパー》が手札に無ければ、《ネオラントV》の特性『ルミナスサイン』や《ポケギア3.0》などで手札に加えていきましょう。
《ネオラントV》は《ハイパーボール》などで手札に加えることが可能です。

②:ポケモンサーチと《森の封印石》を使う

《ペパー》でポケモンのサーチカードと《森の封印石》を手に入れたら「ボール」を使い、《オムスターV》を場に出します。
場に出した《オムスターV》に《森の封印石》を付け、「VSTARパワー」の特性『スターアルケミー』を使用しましょう。

『スターアルケミー』では《ジェットエネルギー》を手札に加えます。

③:《オムスターV》のワザ『げんしのみちびき』を使う

《森の封印石》で手札に持ってきた《ジェットエネルギー》を《オムスターV》につけて、《ジェットエネルギー》の効果で《オムスターV》をバトル場に出しましょう。

《オムスターV》のワザ『げんしのみちびき』は無色エネルギー1つで使用出来るため、そのまま『げんしのみちびき』を宣言し、山札から《アーケン》を2枚ベンチに展開します。

以上が《ペパー》から展開する《オムスターV》のギミックです。

次の番以降に《アーケン》を《アーケオス》に進化させ、特性『プライマルターボ』を使っていきましょう!

《オムスターV》のギミックの特徴やデメリット

①:再現性・柔軟性が高い

《ペパー》1枚から場を展開できる点が強力です。
《ペパー》が手札になくても、サポートをサーチ出来る《ポケギア3.0》や《ネオラントV》、《ネオラント》をサーチ出来る《ハイパーボール》1枚から展開可能です。
始点となる《ペパー》へのアクセス手段が豊富にあるので、再現性が非常に高いです。

手札に別のパーツがあれば、その分他のカードにリソースを割けるので柔軟性もあります。

②:必要なポケモンの数が少ない

《オムスターV》のサイド落ちは《ヒスイのヘビーボール》でケア出来るため、1枚採用で良いでしょう。
《オムスターV》と《ヒスイのヘビーボール》を1枚ずつ採用した場合、両方ともサイドに落ちる確率がおよそ1%と、非常に低くなります。
そこに《アーケン》4枚と《アーケオス》を3枚投入しても、ポケモンが8枚と少ない枚数でギミックを用意できます。

例として《ルギアVSTAR》と比較すると、《ルギアVSTAR》デッキの多くは
・《ルギアVSTAR》3~4枚
・《ルギアV》4枚
・《アーケオス》3~4枚
(※《ルギアVSTAR》もしくは《アーケオス》のどちらかは4枚)
の合計11~12枚体制となる為、3~4枚分デッキの枠に余裕が出来ます。

③:《アーケン》が腐りやすく、《アーケン》を介した進化をする必要がある

基本的に《なぞの化石》をデッキに採用せず《アーケン》を『げんしのみちびき』で出していくので、《アーケン》が腐りやすい点が難点です。
余裕がある時には《アーケン》を積極的にトラッシュして残ったデッキを強くしていきたいです。

また、《アーケン》の上に《アーケオス》を乗せて進化させる都合上、《アーケン》の状態へのベンチ攻撃が怖い点もあります。
《かがやくゲッコウガ》や《れんげきウーラオスVMAX》といった、ベンチ攻撃が強力なポケモンには《マナフィ》を立てるなどして対策をする必要があります。

④:後攻で強く、先攻に弱い

《オムスターV》はワザで《アーケン》を展開していく為、先にワザの宣言を出来る後攻をとることが基本となります。(サポートの《ペパー》も使える)
先攻だと2ターン目以降にしか《アーケン》を展開出来ない為、そのターンはかなり弱い動きになってしまうのも弱点です。

反面、後攻では特徴①でも上げた通り《ペパー》1枚から安定した展開を行うことも可能なので、後攻前提という少し変わったギミックとなっています。

まとめ

今回は《ペパー》1枚から展開する《オムスターV》のギミックについて解説をしていきました。

《ジェットエネルギー》の追加で非常に安定感の高くなったコンボで、スタンダードレギュレーションでも《オムスターV》や《アーケオス》等がスタン落ちまでずっと使っていくことが出来ます。
今後特殊エネルギーが増えるたびに可能性が広がる為、将来性も抜群です。

是非カードを揃えておきましょう!

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