こんにちは。
今回は拡張パック「フュージョンアーツ」に収録される《ミュウVMAX》の解説をしていこうと思います。
《ミュウVMAX》は、「フュージョンアーツ」より登場する、「フュージョン」を持つポケモンです。
「フュージョン」は「いちげき」「れんげき」に続く3つ目の要素で、様々なカードを折り混ぜつつ戦うバトルスタイルが特徴です。
「フュージョン」の切り札的存在が《ミュウVMAX》であり、切り札として強力な性能を持っています。
それでは、《ミュウVMAX》の特徴や使い方などを見ていきましょう!
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《ミュウVMAX》のカード性能・解説
弱点:悪 抵抗力:闘 にげる:なし
■『クロスフュージョン』 無無
自分のベンチの「フュージョン」のポケモンが持つワザを1つ選び、このワザとして使う。
■『ダイミラクル』 超超 130
このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。
超タイプの「ポケモンVMAX」。
新要素「フュージョン」を持っています。
HPは310と若干低めですが、逃げるエネルギーを必要としない点が強力です。
最大の特徴はワザ『クロスフュージョン』で、ベンチの「フュージョン」ポケモンのワザを無色エネルギー2つで使用することが出来ます。
ベンチに「フュージョン」ポケモンを置いておくことが必要ですが、元のポケモンがどれほどエネルギーを必要としていても、2つのエネルギーでパパッと使用出来る点が強力。
相性の良いワザについては次の見出しで説明をします。
下ワザの『ダイミラクル』は、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算せずに130ダメージを与える効果です。
《ジュラルドンVMAX》の特性『まてんろう』や《ジュナイパー》の特性『みつりんめいさい』なども貫通してダメージを与えられるので、これといった対策をせずに安定してダメージを通すことが出来ます。
《ストーン闘エネルギー》や《ジュラルドンV》の特性『ハードコート』によるダメージ軽減も貫通出来ます。
《ミュウVMAX》の『クロスフュージョン』で使いたいワザ
《ミュウV》の『サイコジャンプ』
進化前の《ミュウV》が持っている『サイコジャンプ』と《ミュウVMAX》の相性は良好です。
『サイコジャンプ』は70ダメージを与えつつ、自身と付いているカードを山札に戻すことが出来る効果を持っています。
ダメージを負った状態で効果を発動すれば、今まで受けたダメージを帳消しにしながら相手にダメージを残すことが出来ます。
《ミュウVMAX》はHPが310あり、弱点を突かれない限り一撃では倒されにくいので、ダメージを受けたら『サイコジャンプ』を使うことで、相手にサイドを取らせずに戦う動きが強力です。
《ゲノセクトV》の『テクノバスター』
ワザが使えなくなるデメリットの代わりに、210ダメージの高火力を出せる《ゲノセクトV》も強力です。
《ミュウVMAX》は下ワザの『ダイミラクル』のダメージが低いため、火力不足を補える『テクノバスター』は使っていきたい所です。
《ミュウVMAX》は逃げるエネルギーを必要としないため、『テクノバスター』を使ったらすぐに逃げることで、デメリットを気にせず戦うことが出来ます。
『テクノバスター』+『サイコジャンプ』で280、
『テクノバスター』+『ダイミラクル』で340
といったように、『テクノバスター』を軸とした攻撃で主要な「TAGTEAM」や「ポケモンVMAX」を倒せるようになっています。
《オドリドリ》の『じょうねつのしずく』
ダメカン5個を相手ポケモンに好きなようにのせる《オドリドリ》の『じょうねつのしずく』は地味ながら強力。
弱ったポケモンに対するトドメや、《ミュウ》や《メッソン》等の、放置をすると厄介なポケモンにプレッシャーをかけることが出来ます。
《オドリドリ》は特性が強力で、自分からはワザをあまり打ちたくない為、《ミュウVMAX》で使ってあげるということも強力でしょう。
《ドラパルト》の『フュージョンアサルト』
ベンチの「フュージョン」ポケモンならどのワザでも使えるため、場に出すために時間が代わりに強力なワザを持つ進化ポケモンのワザを使うのも面白いでしょう。
例えば《ドラパルト》のワザ『フュージョンアサルト』は最大で180ダメージになり、『テクノバスター』よりもダメージと条件で劣るもののデメリットなくワザを使うことが出来ます。
vs《ミュウVMAX》時に考えていきたいこと
①:ベンチポケモンの狙撃を視野に入れる
《ミュウVMAX》のワザ『クロスフュージョン』は、ベンチの「フュージョン」ポケモンしか対象にできないので、ベンチにいる「フューチャー」ポケモンを先に倒しておくことは有効です。
特に強力なワザをもつ「ポケモンV」や進化ポケモンは優先して倒していきたい所です。
《れんげきウーラオスVMAX》や《ウッウV》等のベンチ攻撃はダメージ量が大きく、他のカードとの組み合わせで1ターンでベンチの「ポケモンV」や進化ポケモンを倒すことが可能です。
②:《ガラル ファイヤーV》が採用できるなら弱点を突いてワンパンを狙う
悪エネルギーを無理なく搭載できるデッキならば、汎用性の高いアタッカーである《ガラル ファイヤーV》を採用するのもOKです。
『オーラバーン』で弱点を突きつつダメージを与えれば、《オドリドリ》の特性を受けた《ミュウVMAX》でも一撃で倒すことが出来ます。
【ムゲンダイナVMAX】や【ニンフィアVMAX】、【三神ザシアン】などは悪エネルギーを入れやすく、対策がしやすいでしょう。
ただし、《ミュウVMAX》に《ウィークガードエネルギー》が付いている場合は、他のアタッカーで戦っていくのが吉。
まとめ
今回は《ミュウVMAX》の紹介をしていきました。
今までの「ミュウ」に引き続きコピー能力を持っており、使っていて楽しいカードです。
相手のポケモンに合わせて《ミュウVMAX》以外のポケモンでも攻撃をしていくことで、より幅広い戦術を取ることが出来るでしょう。
周りのカードも強く、環境入り間違いなしのデッキタイプが作れそうです!
それでは良きポケカライフを!