こんにちは。
今回は《れんげきウーラオスVMAX》を軸にしたデッキを紹介していきます。
拡張パック「連撃マスター」より登場した《れんげきウーラオスVMAX》。
登場以来、ずっと環境上位に居続ける強力なデッキタイプです。
そんな【れんげきウーラオスVMAX】デッキの特徴や動かし方を詳しく紹介していきます!
それでは見ていきましょー。
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【れんげきウーラオスVMAX】の概要
相手ポケモン2体に攻撃可能なワザ『キョダイレンゲキ』を持つ《れんげきウーラオスVMAX》が切り札の中速型デッキです。
『キョダイレンゲキ』はエネルギーをすべてトラッシュすることで、相手ポケモン2体に120ダメージを与えるワザとなっています。
バトル場・ベンチを問わず攻撃可能である為、一度使用するだけで戦況を一変させるほどの破壊力を持っています。
もう一つのワザ『しっぷうづき』を軸にして相手ポケモンにダメージを蓄積させつつ、トドメは『キョダイレンゲキ』で行うという動きが基本的な動き方になります。
《インテレオン》の進化ラインを活用した、トレーナーズのサーチやダメージ調整も得意で、毎番理想的な動きを実現しやすい点も居力です。
反面、一撃のダメージ量は大きくない為、回復しつつ戦う耐久型のデッキに対しては長期戦になることも多いです。
【れんげきウーラオスVMAX】のキーカード
《れんげきウーラオスVMAX》
デッキコンセプトとなるカードです。
1エネルギーで使用出来るワザ『しっぷうづき』とポケモン2体に攻撃出来る『キョダイレンゲキ』を持っています。
状況に応じてワザを使い分けるメインアタッカー。
HPが330と高く、並みの「ポケモンVMAX」よりも相手の攻撃を耐えやすい点が地味ながら強力。
《メッソン》ー《ジメレオン》ー《インテレオン》
デッキの動きを支えるカードです。
《メッソン》はワザ『どんどんよぶ』で場を展開することもあります。
「れんげき」カードの恩恵も受けられるため、必ず「れんげき」の《メッソン》を採用しましょう。
《ジメレオン》は特性『うらこうさく』で進化時にトレーナーズを1枚サーチします。
欲しいカードを手札に加えるので、そのターンの動きを大きくバックアップしてくれます。
《インテレオン》は特性『クイックシューター』によって毎番相手のポケモン1体にダメカンを2個乗せます。
ダメージ調整やシステムポケモンの処理に役立ちます。
【ジュナイパー】や【チルタリス】を相手取った場合は、このポケモンがメインアタッカーになります。
【れんげきウーラオスVMAX】のサンプルレシピ
デッキレシピ
デッキ構築のポイント
①:《ジラーチGX》は必ず採用しよう
超タイプが弱点のポケモンの弱点をなくす特性『サイキックゾーン』を持つ《ジラーチGX》を採用し、超タイプデッキに対しても戦えるようにしておきましょう。
《ジラーチGX》がいないと《れんげきウーラオスVMAX》弱点を突かれて大ダメージを負い、対してこちらは中打点でのダメージしか与えられないので、非常に不利な戦いを強いられます。
《ジラーチGX》がいることで、超タイプデッキに対してもある程度余裕を持った戦いをすることが出来ます。
②:自由枠で個性を出していこう
デッキを組むとほとんど枠が固定され、自由枠がほとんどなくなります。
個人的な固定枠は以下の通りです。
上記の画像の場合だと自由枠は7枚しかありません。
そのうち《ポケモンいれかえ》か《あなぬけのヒモ》で2枠を使うことになる為、事実上の自由枠は5枚といっても良いでしょう。
数少ない自由枠でデッキの仕上がりも大きく変化するのも【れんげきウーラオスVMAX】の特徴です。
是非色々なカードを試して、自分なりの自由枠カードを採用していきましょう。
今回のレシピでは以下のようにカードを投入しました。
採用カード | 主な採用理由 |
《ポケモン通信》 | 後半に弱くなるが、進化ポケモンが多く、デッキに戻しつつ場に出したいポケモンをサーチ出来る |
《あなぬけのヒモ》2枚 | 超タイプ相手に『キョダイレンゲキ』のダメージを通しやすくなり、強制入れ替えも強力な場面が多い |
《リセットスタンプ》2枚目 | 主にカウンター手段として。また、サイドが多い状態でも手札を流すために使う時がある為。 |
《望遠スコープ》 | 《ジメレオン》からサーチ出来る。《ナゲツケサル》とは別方向でアプローチ可能で、サイド落ち考慮で採用。 |
《エネルギー転送》 | 《ジメレオン》からサーチ出来る。エネルギーサーチ手段が入ることで攻撃に安定感が増す。 |
《マリィ》 | ドローソース、正直《エリカのおもてなし》や《ふつうのつりざお》と迷い中。 |
【れんげきウーラオスVMAX】の動かし方
①:サーチカードを使用し、盤面を整える
まずはメインアタッカーとなる《れんげきウーラオスVMAX》や、動きを支える《ジメレオン》を場に出せる準備をしましょう。
《クイックボール》や《レベルボール》等の各種サーチカードを使い、ポケモンを展開していきましょう。
後攻の場合、《れんげきウーラオスV》の『ひるがえす』や《メッソン》の『どんどんよぶ』を使って、ダメージ調整や場の展開をすることもあります。
超タイプデッキが相手の場合は早めに《ジラーチGX》を置いておくことも重要です。
②:《ジメレオン》で動きを円滑にして、《れんげきウーラオスVMAX》で攻撃をする
ポケモンが進化可能な状態になったら進化をさせていきましょう。
《ジメレオン》の特性『うらこうさく』で欲しいトレーナーズを手札に加え、その番の理想的な動きを通せるようにしていきましょう。
《れんげきウーラオスVMAX》は『しっぷうづき』を軸に立ち回りましょう。
ダメージ追加の効果を得る時は、ベンチからバトル場に出ることが必要なので《みずの塔》や《ふうせん》でポケモンをに解せるようにしたり、《あなぬけのヒモ》で入れ替えたりしましょう。
③:《れんげきウーラオスVMAX》の『キョダイレンゲキ』で相手ポケモンを倒そう!
相手のポケモンにダメージが蓄積したら、『キョダイレンゲキ』を使ってとどめを刺しましょう!
盤面次第では一気に4枚以上のサイドを取ることも可能です。
《インテレオン》の特性『クイックシューター』も活用して確実に倒せるようにしておくのがベスト。
システムポケモンが軸となるデッキが相手の場合は、そのシステムポケモンを倒すことで相手の動きを大きく鈍らせることも出来ます。
以下に相手ポケモンをきぜつさせるためのルート表を作りましたので、参考にして見てください!
きぜつルート表
※1:★⇒相手がベンチにいる「ポケモンGX・V」の場合
※2:《ナゲツケサル》のみ記載は《望遠スコープ》でも代用可能、両方記載の場合は両方必要
※3:弱点込みのダメージは考慮していません
相手ポケモンのHP | 主なきぜつルート(一例) | 主なポケモン |
120以下 | ・『キョダイレンゲキ』 | 《モココ》、《モスノウ》、《ジメレオン》等 |
150以下 | ・『しっぷうづき』 | 《インテレオン》、《ヘルガー》等 |
160 | ・『しっぷうづき』+『クイックシューター』 ・『キョダイレンゲキ』+『クイックシューター』2回 ★『キョダイレンゲキ』(《ナゲツケサル》)+『クイックシューター』 |
《デデンネGX》、《ゴリランダー》等 |
180 | ・『しっぷうづき』+『クイックシューター』2回 ★『キョダイレンゲキ』(《ナゲツケサル》+《望遠スコープ》) |
《クロバットV》 |
220 | ・『しっぷうづき』2回 ★『キョダイレンゲキ』(《ナゲツケサル》+《望遠スコープ》)+『クイックシューター』2回 |
《ザシアンV》《ガラルファイヤーV》等の「ポケモンV」 |
270 | ・『しっぷうづき』+『キョダイレンゲキ』 | 《ミュウツー&ミュウGX》等の「TAGTEAM」 |
280 | ・『しっぷうづき』+『キョダイレンゲキ』+『クイックシューター』 ★『しっぷうづき』+『キョダイレンゲキ』(《ナゲツケサル》) |
《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》 |
320 | ・『しっぷうづき』2回+『クイックシューター』 ★『しっぷうづき』+『キョダイレンゲキ』(《ナゲツケサル》)+『クイックシューター』 |
多数の「ポケモンVMAX」 |
320(闘抵抗) | ★『しっぷうづき』+『キョダイレンゲキ』(《ナゲツケサル》+《望遠スコープ》)+『クイックシューター』 | 《こくばバドレックスVMAX》 |
330 | ★『しっぷうづき』+『キョダイレンゲキ』(《ナゲツケサル》+《望遠スコープ》) | 《れんげきウーラオスVMAX》 《いちげきウーラオスVMAX》 |
340 | ・『しっぷうづき』2回+『クイックシューター』2回 ★『しっぷうづき』+『キョダイレンゲキ』(《ナゲツケサル》)+『クイックシューター』2回 |
《ムゲンダイナVMAX》 |
vs【れんげきウーラオスVMAX】時の対策
①:《ミュウ》で時間を稼ぐ
どのデッキでも採用できる《ミュウ》を採用し、ベンチ攻撃への耐性を上げておくのが一番の対策です。
《インテレオン》の『クイックシューター』で倒されてしまいますが、それでも大きく時間を稼いでくれるため、非常に頼りになる1枚です。
ただし、《チャーレムV》採用型の場合は追加ターンを与えてしまう可能性がある為、注意が必要です。
②:ベンチ攻撃で《ジメレオン》《インテレオン》を立たせない
ベンチ攻撃が得意なデッキならば、《メッソン》や《ジメレオン》を倒して、進化先の《ジメレオン》、《インテレオン》を立たせないようにするのも良いでしょう。
動きの軸を《ジメレオン》に頼るところが大きいため、有効な対策手段です。
【れんげきウーラオスVMAX】側も《ミュウ》を採用していることが多いため、その点は考慮する必要があります。
③:《ジラーチGX》を早めに倒す(超タイプデッキの場合)
超タイプデッキを使っている場合は、《れんげきウーラオスVMAX》の弱点を無くす《ジラーチGX》を早めに倒しておくことで、戦況を有利に運ぶことが出来るでしょう。
HPも低いため、《ボスの指令》で呼び出して仕留めるのが確実です。
まとめ
今回は《れんげきウーラオスVMAX》を軸にしたデッキを紹介していきました。
動きの安定感と、《れんげきウーラオスVMAX》のコストパフォーマンスの高いワザによる攻撃が強力で、ほぼすべてのデッキに対して勝ち筋が見いだせる点が最大の魅力です。
プレイ難易度は高いですが、使い込めば使い込むだけ更に魅力を引き出せるデッキタイプとも言えるでしょう。
長く使っていけるデッキを作りたい人にもオススメです!
それでは良きポケカライフを!
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