こんにちは。
今回は2021年1月22日に発売される拡張パック「連撃マスター」に収録されるカード、《エンペルトV》について解説していこうと思います。
ルールを持たないたねポケモンの特性を失くしてしまう強力な特性『エンペラーアイ』をもっており、相手の展開を鈍らせることが可能なポケモンになっています。
さらに「れんげき」のカードでもある為、「れんげき」に関する効果を持ったカードの恩恵も受けることが出来ます。
それでは見ていきましょー。
《エンペルトV》のカード性能・解説
《エンペルトV》のカード性能
《エンペルトV》 たね HP210 水タイプ
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:無無■特性『エンペラーアイ』
このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手の場のたねポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)の特性は、すべてなくなる。
■『らせんぎり』 水無無 130
このポケモンについているエネルギーを1個選び、ベンチポケモンにつけ替える。
《エンペルトV》解説
特性を持つ水タイプの「ポケモンV」です。
特性『エンペラーアイ』は、バトル場にいる限り、相手のルールを持つポケモンを除く、たねポケモンの特性をすべて無効化する効果です。
ルールを持つポケモンとは、「ポケモンGX・V」のように「Vルール」や「GXルール」といったような注意書きがあるポケモンの事です。
「エクストラレギュレーション」にて使用可能な「プリズムスター」のポケモンや、「ポケモンEX」などもルールを持つポケモンとして扱います。
ワザ『らせんぎり』は、「130」ダメージの中打点と共に、自身に付いているエネルギーをベンチポケモンに付け替える効果を持っています。
『らせんぎり』自体のダメージがそこまで高くないですが、《エンペルトV》の強みを活かすためにはバトル場にいる必要があるので、その点を鑑みると中々優秀な追加効果を持っています。
相手のポケモンを妨害しつつ、メインアタッカーとなるポケモンを育てていきましょう。
《エンペルトV》の特性で止められるポケモンを紹介
《エンペルトV》の特性『エンペラーアイ』で止めることが出来るポケモンを、役割毎に紹介していきます。
ざっくりと調べてみましたが、意外と止められる範囲が広く、大抵のデッキには1種類はいるだろうなぁ…という印象でした。
ドローソース系のポケモン
動き出しが遅めのデッキでの採用が目立つ《カビゴン》や、高い汎用性と応用が利く便利さから多くのデッキに採用されている《ヤレユータン》の特性を止めることが出来ます。
特に《カビゴン》を止めることが出来るのは大きく、相手の手札次第では大きく展開を妨害することが可能です。
サーチ系のポケモン
2020年12月に発売された「スターターセットVMAX」に収録された《マナフィ》《セレビィ》や、鋼タイプデッキには採用されやすい《ガラル ニャース》の特性を止めることが出来ます。
《マナフィ》や《ガラル ニャース》は、盤面の展開において優れた力を発揮出来るため、特に有効に働くでしょう。
防御・妨害系のポケモン
相手ポケモンの攻撃を防いだり、打点調整のために使用されたりするたねポケモンの特性を止めることも可能です。
相手の戦略を崩して、戦況を覆しに行きましょう。
特殊なポケモン
一定の条件下でワザのエネルギーが必要でなくなるたねポケモンは機能が停止してしまいます。
現状では特性『スカイサーカス』のポケモンが対象ですが、今後似たようなポケモンが登場する場合も《エンペルトV》が力を発揮出来そうです。
ワザ『らせんぎり』について
《エンペルトV》のワザ『らせんぎり』は、自身に付いているエネルギーを1つ、ベンチポケモンに付け替える効果を持っています。
付け替えるエネルギーは《れんげきエネルギー》がオススメです。
《れんげきエネルギー》をベンチポケモンに付け替えることで、手早くポケモンを育てることが可能です。
例えば、《れんげきエネルギー》を《れんげきウーラオスVMAX》に付け替えることで、次の番にエネルギーを手張りするだけでワザ『キョダイレンゲキ』を使用することが出来ます。
『らせんぎり』で予めダメージを与えておき、『キョダイレンゲキ』で相手ポケモンの同時きぜつを狙うのも良さそうですね。
まとめ
今回は拡張パック「連撃マスター」に収録される《エンペルトV》を紹介していきました。
特性『エンペラーアイ』はより強力な特性を持つたねポケモンが出てきた時に、さらにメタとして機能しそうですね。
《ジラーチ(ねがいぼし)》クラスのポケモンが登場した時にはデッキに入れてみたい、そんな一枚です!
それでは良きポケカライフを!
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