ポケモンカード 環境考察

【ポケカ】2021年1月にスタンダードレギュレーション変更!変更点やスケジュールを紹介!【スタン落ち】

こんにちは。
もうすっかり寒くなってきましたね。

コロナはもちろん、インフルエンザにも気を付けてポケカを楽しみましょう!

さて、今回は2021年1月に行われる「スタンダードレギュレーション」で使用可能なカードの変更について見ていきたいと思います。
どのようなカードが「スタンダードレギュレーション」で使えなくなるのか、それに対する環境の変化の予想や、スケジュールについても紹介していきます!

それでは見ていきましょー。

スタン落ちとは

この記事を見る人の中には、ご認識済みである方も多いかと思われますが一応簡単に。
簡単に言えば、公式大会での「スタンダードレギュレーション」という遊び方で使えるカードが増えすぎたから、使えるカードを減らした遊びやすく(新規参入しやすく)しようとすることです。

スタン落ちを行うメリットとしては、
・インフレを抑えられる
・バランスが調整しやすくなる
・環境の循環、および商品の販売促進
・経験者と初心者のカードの資産の差が縮まるので、新規参入をしやすくなる
といった感じです。主に運営面でのメリットが大きいですね。

デメリットとしては、
・既存プレイヤーのカード資産、価値の減少
です。
それに付随して、プレイヤーのモチベーションの低下や不満が上がることもデメリットですかね…。

ポケモンカードゲームでは、「スタンダードレギュレーション」で使えなくなったカードもそのまま使用できる「エクストラレギュレーション」「殿堂レギュレーション」もありますが、積極的に遊べるような環境が整っていないのも現状ではあります…。

2021年1月のスタンダードレギュレーション変更について

使用出来なくなる主なカード

2021年1月22日以降、カードの左下に「B」とマークの付いているカードが「スタンダードレギュレーション」にて使用出来なくなります。

様々なデッキで汎用サーチカードとして採用されていた《ジラーチ》、超タイプデッキにはほとんど投入されていた《カラマネロ》、「プリズムスター」で雷デッキにはほぼ100%入っていた《カプ・コケコ♢》等が使用出来なくなります。

その他、よく使われていた代表的なカードを紹介していきます。

《エレキパワー》《サンダーマウンテン♢》等の雷デッキの主要パーツ

雷デッキでは《カプ・コケコ♢》と並び、非常に高い使用率を誇っていた《エレキパワー》《サンダーマウンテン♢》《ゼラオラGX》《デンジ》等が使えなくなります。

雷デッキは火力・展開力共に大幅に弱体化するため、構築をもう一度見つめなおす必要が出てきます。
「仰天のボルテッカー」に収録されている《マルマイン》を始めとして、現在では使用率が高くないカードを一度使ってみるのもアリですね。

《ヒートファクトリー♢》《ズガドーンGX》

【ズガドーン(ひのたまサーカス)】での強力なバックアップ役である《ヒートファクトリー♢》や《ズガドーンGX》が使えなくなります。
ついでに《火打ち石》も使えなくなります。

炎デッキ全般にダメージが入りますが、超強力なサポート《溶接工》や《巨大なカマド》は使用可能ですので、構築や今後のカード次第でまだまだ戦えます。

《ミステリートレジャー》《ネットボール》

超タイプデッキには必須の《ミステリートレジャー》、草タイプデッキに必須の《ネットボール》が使用不可になります。
それぞれ展開力を底上げしてくれる優秀なカードである為、超・草デッキは弱体化を余儀なくされます。

草デッキは《クイックボール》の枚数を増やすといった対策が可能です。《ターフスタジアム》による進化ポケモンのサーチも健在です。

「プリズムスター」のカード

強力な代わりに1枚しか入れられず、再利用が不可能な「プリズムスター」のカードも使用不能に。
上で紹介した《カプ・コケコ♢》や《ヒートファクトリー♢》もここに含まれます。

《メタモン♢》は複数の進化ポケモンを採用したデッキでは高い採用率を誇る強力なカードでした。

《シロナ》《ウツギ博士のレクチャー》「バトルシャトレーヌ」

手札を捨てないドローサポートとして幅広く使われた《シロナ》、【ルガゾロ】【ロストマーチ】でよく採用されていた《ウツギ博士のレクチャー》、ロマン砲として多くのプレイヤーを魅了した「バトルシャトレーヌ」といったサポートが使用できなくなります。

《シロナ》は《カプ・テテフGX》や《グズマ》に並ぶポケカバブルの象徴と言っても過言ではない存在だったので、なんというか…感慨深いものがありますね。

 

…書き出すとキリがないので、ここら辺にしておきましょう(笑)

スタンダードレギュレーションの変更スケジュール

「スタンダードレギュレーション」で使用可能なカードは以下のスケジュールで変わります。

・2020年12月3日まで
 ⇒「B」「C」「D」のカードが使用可能
・2020年12月4日~2021年1月21日まで
 ⇒「E」のカードが登場。「B」「C」「D」「E」のカードが使用可能
・2021年1月22日から
 ⇒「C」「D」「E」のカードが使用可能

「E」のカードが登場してからおおよそ1か月半、「B」のカードも使用可能です。
ギリギリまで使い込むもよし、新しくデッキを一新してもよしです。

スタンダードレギュレーション変更による環境の変化

今後のカード情報次第でもありますが、2020年11月時点でのカードリストではどうなるかを予想していきたいと思います。

雷デッキは大幅弱体化

現環境でも猛威を奮っている雷デッキ。
デッキの強さを下支えするカードが根こそぎ使用不可になるため、大きく弱体化します。

《スピード雷エネルギー》と《グズマ&ハラ》の組み合わせは残っていますが、失ったものは大きいです。
環境では使い手を選ぶデッキとなりそうです。

《ジラーチ》のスタン落ちで多くのデッキにダメージが

特性『ねがいぼし』によって安定した手札を作ることが出来た《ジラーチ》がスタン落ちします。
《エスケープボード》と合わせて幅広いデッキに使用されていたので、《ジラーチ》にサーチを頼っていたデッキは動きづらくなります。
超強力なデッキである【三神ザシアン】も少なからず影響を受けるでしょう。

2020年12月4日に発売される「スターターセットVMAX フシギバナ・カメックス」には、それぞれ《セレビィ》《マナフィ》が収録されます。

《ジラーチ》のようにトレーナーズを手札に加えることが出来ませんが、《セレビィ》はエネルギーを、《マナフィ》はポケモンを手札に加えることが出来ます。
手札に加えるカードこそ異なりますが、どんなデッキにも入れることが可能な性能を持っています。

【ズガドーン(ひのたまサーカス)】も辛くなる?

CL横浜でも優勝した【ズガドーン(ひのたまサーカス)】デッキ。

基本的なサーチを《ジラーチ》+《エスケープボード》に頼っており、《ヒートファクトリー♢》も採用するデッキなので、動きづらくなることは間違いなさそうです。
「ウルトラビースト」をサーチできる《ウルトラスペース》、最後の一押し役としても使える《ズガドーンGX》も使えなくなります。

ただし、《ズガドーン》自体は残っており、《溶接工》や《炎の結晶》といった必須パーツや《オドリドリGX》といったサブパーツは残っているので、今後の追加カード次第でまた環境に上り詰めて来そうです。

【ムゲンダイナ】や【セキタンザン】はダメージ少なめ

火力が高く、動きの安定度が高い【ムゲンダイナ】や【セキタンザン】は「スタンダードレギュレーション」変更の影響があまり多きkないです。

【セキタンザン】は相方として選びやすい《マグカルゴ》を失うので、その点では影響がありますが、《マグカルゴ》を採用しない構築でも充分強力な運用が可能です。
《ヤレユータン》はもちろん、《スマホロトム》と組み合わせても面白そうです。

【ムゲンダイナ】は「ソード・シールド」で新しく登場したカードを多く使用するので、「スタンダードレギュレーション」の影響が最も少ないデッキの一つと言えるでしょう。
スタン落ちするカードは《アブソル》や《ブラックマーケット♢》あたりでしょうか。

まとめ

今回は2021年1月に行われる「スタンダードレギュレーション」の変更について紹介していきました。

現時点ですと新カードの情報が少ないため、雷デッキや超デッキがかなり心配にはなりますが、新たなデッキタイプが環境に登場してくることも考えると楽しみですね。

「E」マークのカードにも期待です!

それでは良きポケカライフを!

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