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【ポケカ】《クワガノンV》について解説。ピカゼクとの相性は?【爆炎ウォーカー】

こんにちは。

今回は強化拡張パック「爆炎ウォーカー」に収録されている《クワガノンV》について、性能と活躍できそうなデッキについて考えていきたいと思います。
グッズロック持ちの雷タイプということで【ピカチュウ&ゼクロムGX】に投入しようとする方も多いと思います。

採用の有無について、参考にしていただければ幸いです。

それでは見ていきましょー。

《クワガノンV》のカード性能

《クワガノンV》 たね HP210 雷タイプ
弱点:闘 抵抗力:なし にげる:無無

■『パラライズボルト』 雷無 50
次の相手の番、相手は手札からグッズを出して使えない。
■『ちょうでんじほう』 雷雷無 190
このポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。

グッズロックの効果を持つ『パラライズボルト』が特徴のたねポケモンです。
『パラライズボルト』は《サンダーマウンテン♢》か《カプ・コケコ♢》を使用することで後攻1ターン目から打つことが出来ます。
ルール変更によって先攻は1ターン目にサポートを使用出来なくなったこともあり、より相手の動きを縛ることが可能になりました。

ダメージも「50」と悪くなく、《ジラーチ》を2回の攻撃で倒すことが出来ます。

下ワザ『ちょうでんじほう』は「190」ダメージはまずまずの火力で、『パラライズボルト』と合わせれば《ピカチュウ&ゼクロムGX》をジャストキルすることが出来るのは強みですね。
代わりにエネルギーを2枚トラッシュするので燃費は悪いです。

さて、次の項目で本題に入っていきますよー。

【ピカチュウ&ゼクロムGX】に入れるべきか

私個人の結論を先に申し上げておくと、入れる必要はないと考えています。
【ズガドーン】をどうしても取りたいなら一考といった感じです。

では、詳しく見ていきましょう。

理由①:サブアタッカーの競合ポケモンが優秀過ぎる

【ピカチュウ&ゼクロムGX】における《クワガノンV》の役割は、サブアタッカーです。

【ピカチュウ&ゼクロムGX】によく採用されているサブアタッカーは「TAGTEAM」である《ライチュウ&アローラライチュウGX》のほかに、「ポケモンV」の《カプ・コケコV》と《パルスワンV》がいます。
これら3匹のポケモンのうち、《クワガノンV》の競合となるサブアタッカーとしては、《カプ・コケコV》及び《パルスワンV》になります。

《カプ・コケコV》と《パルスワンV》そして《クワガノンV》、それぞれのポケモンの性能を比較していきましょう。

《カプ・コケコV》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《カプ・コケコV》は逃げエネ0と1エネで2ドローの『スパイクドロー』、デメリットがあってないような「200」ダメージの安定火力を持ったポケモンです。

逃げエネ0によって《ゼラオラGX》不在時の交代要員をこなすことが出来、事故った時でもエネルギー1枚で山札を引くことで次のターンに『フルドライブ』を撃ちやすくする点がポイントです。

《パルスワンV》

《パルスワンV》は、1エネルギーでトラッシュの雷エネルギーをベンチポケモンに付けられるので、《カプ・コケコ♢》がサイド落ちした時の緊急手段として扱うことが出来ます。

また、『ライトニングストーム』は青天井系の火力で、【ピカチュウ&ゼクロムGX】での最大火力要因として活躍が見込めます。

《クワガノンV》

ワザ『パラライズボルト』によるグッズロックで相手を事故らせることが可能です。
後攻1ターン目に使うには《サンダーマウンテン♢》や《カプ・コケコ♢》の協力が必要になりますが、決まれば大きなアドバンテージを得ることが出来ます。

【ピカチュウ&ゼクロムGX】が苦手とする【ズガドーン】に対して強く出ることが出来るようになります。

比較まとめ

《カプ・コケコV》および《パルスワンV》は、手札が事故った時でも1エネルギーで緊急策として山札を引くことや、エネルギーを加速することが出来ます。
さらに事故低減だけでなく、逃げる役や不足しがちなダメージソース役も担うことが可能であり、【ピカチュウ&ゼクロムGX】の弱点を上手く補うことが可能です。

対して《クワガノンV》は事故っていない前提(プリズムスターを抱えること)でしか動くことが出来ず、なおかつ《ピカチュウ&ゼクロムGX》が次のターンで『フルドライブ』を撃つための手助けも行うことが出来ません。(というか事故ってなければ《ピカチュウ&ゼクロムGX》が攻撃出来るように組み立てられることも多々あるかと)

様々なカードを駆使して手早く『フルドライブ』を撃つ【ピカチュウ&ゼクロムGX】にとって、能動的に動くことが出来ないのは痛いです。

理由②:リソースの消費が激しい

理由①と通じる部分は多いですが、これも採用しないと考える理由です。

《クワガノンV》が1ターンで攻撃をするために、《サンダーマウンテン♢》や《カプ・コケコ♢》を切るのは【ピカチュウ&ゼクロムGX】にとっては苦渋の決断です。
もし初動を《クワガノンV》に任せるとしたら、《ピカチュウ&ゼクロムGX》が攻撃出来るようになるまでに長い時間が必要になってしまいます。

ついでにエネルギーも2個持ってかれるので、『フルドライブ』で供給するエネルギーがなくなってしまうこともあります。

【ピカチュウ&ゼクロムGX】のスピード感溢れる攻撃という強みを失ってしまうので、相性が良くないと考えています。

《クワガノンV》が活躍できるデッキは?

【ピカチュウ&ゼクロムGX】においては、デッキの動きを阻害してしまう・強みを失くしてしまうという点において採用をする必要はないと結論を出しました。

ただ、強力なポケモンであることに変わりはないので、《クワガノンV》が活躍出来そうなデッキを紹介したいと思います。

【ストリンダーVMAX】

どく状態で高火力を出せるデッキです。
《ストリンダーVMAX》に《ダストダス》と進化ポケモンが中心となっている為、雷デッキにしては遅めの展開スピードになります。

早いデッキへの対抗手段として、時間稼ぎが出来る《クワガノンV》が活躍出来そうです。

【パルスワンV】

【ピカチュウ&ゼクロムGX】では競合だったポケモン。
《パルスワンV》が軸となるデッキならば活躍の場があると思います。

《パルスワンV》の『ライトニングストーム』は雷エネルギー+無色エネルギーで使えるため、《クワガノンV》にリソースを割いてもあまり気にならず攻撃をすることが出来ます。

『パラライズボルト』で相手のグッズを止めて時間を稼ぎ、その間にエネルギーをどんどん溜めて、『ライトニングストーム』を決めるといった流れも強力です。

【レシラム&ゼクロムGX】

ドラゴンタイプの「TAGTEAM」です。
ワザ『らいえんむそう』は炎エネルギー+雷エネルギーで使用することが可能です。

エネルギーが軽いので、序盤に《クワガノンV》で妨害をしつつ準備が出来たら《クワガノンV》をベンチに下がらせて『らいえんむそう』で攻撃をするという動きが出来ます。

『パラライズボルト』で稼いだダメージが残っていれば、『らいえんむそう』の最大ダメージである「270」で「ポケモンVMAX」も見ることが出来るため、相性はいいです。

まとめ

今回は《クワガノンV》について、解説と活躍の場があるデッキを紹介していきました。
グッズロックはなんだかんだで強力ですし、大型ポケモンキラーの【ズガドーン】を封殺しやすくなるのも強力です。

参考にしていただければ幸いです!

それでは良きポケカライフを!

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