こんにちは。
2020年3月6日発売の拡張パック「反逆クラッシュ」の情報が公開されて盛り上がっていますね。
公開分だけでも強力なカードが多く、環境の激変が容易に想像できます。
さて今回は、公開されたカードの中から、大注目のポケモンである《ワタシラガV》について解説をしていきたいと思います。
それでは見ていきましょー
《ワタシラガV》のカード性能
《ワタシラガV》 たね HP180 草タイプ
弱点：炎 抵抗力：なし にげる：無■特性『ハッピーマッチ』
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分のトラッシュからサポートを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。
■『まいあがる』 無無 50
のぞむなら、このポケモンと。ついているすべてのカードを、自分の山札にもどして切る。
《ワタシラガV》解説
性能について
特性『ハッピーマッチ』によって、手札からベンチに出た時に、トラッシュから「サポート」を1枚手札に回収することが出来ます。
この効果がとりわけ強力で、トラッシュに「サポート」を用意すれば状況に応じたカードを持ってこられるので、対応力と汎用性が高いです。
ワザ『まいあがる』は無色2つで使うことが出来、山札に自主退場することも可能です。
打点は低く、《ツインエネルギー》にも対応していませんが、どのデッキでもワザを使える点は魅力的です。
汎用性の高さから、《デデンネGX》や「エクストラレギュレーション」の《カプ・テテフGX》《シェイミEX》に似た立ち位置のポケモンです。
しかし、これら3体のポケモンとの一番の違いはHPが「180」あることです。
《ピカチュウ＆ゼクロムGX》のGXワザ『タッグボルトGX』や《アーゴヨンGX》の『ベノムシュート』といった、メジャーなベンチ攻撃を受けきることが可能な点が優秀です。
類似カードについて
《シロナ＆カトレア》や「エクストラレギュレーション」の《バトルサーチャー》と類似したカード。
上記2つのカードと比べると、「ポケモン」である為、山札からサーチしやすいことが最大の特徴。
ベンチを1つ奪ってしまうものの、自身のワザ『まいあがる』によって自主的に退場することも可能です。
《シロナ＆カトレア》は基本的に回収したサポートをすぐに使用することは出来ませんが、《ワタシラガV》ならすぐに使用することが出来るので即時性が高く、相手の意表を突いたり劣勢を巻き返しやすいことがポイントです。
《バトルサーチャー》の比較では、劣る部分が多いもののサーチの手軽さで差別化を図りたい所です。
（エクストラレギュレーションのカードプールが強すぎて使われなさそうですが）
《ワタシラガV》の使い方
《ワタシラガV》を手札に加える
たねポケモンである為、《クイックボール》を使用して手札に持ってくる事が可能です。
《クイックボール》は多くのデッキに入るカードなので、基本的にこのカードから《ワタシラガV》を手札に加えることになるでしょう。
また、【草タイプ】デッキを使用しているなら《ネットボール》でもサーチ出来ます。
《ネットボール》がポケモン・サポート・エネルギーの3種類のカードに干渉することが出来るようになるので、非常に強力です。
《ワタシラガV》と相性の良いサポート
《ボスの指令》
《ボスの指令》 トレーナーズ サポート
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
《ワタシラガV》と同じ、「反逆クラッシュ」に収録される予定の新カードです。
《ボスの指令》をあらかじめトラッシュに用意しておくことで、バトル終盤に《ワタシラガV》の特性『ハッピーマッチ』を使って《ボスの指令》を回収、そのまま使用して相手の《デデンネGX》をバトル場に引きずり出してから倒す動きが超強力。
終盤の安定した「フィニッシャー」としての役割を《ワタシラガV》に持たせることが出来ます。
《博士の研究》
手札を全てトラッシュして、山札を7枚引く汎用「サポート」。
使用する時に自分の手札をトラッシュするので、先ほど紹介した《ボスの指令》をトラッシュに用意することが可能です。
もちろん《ワタシラガV》で回収しても強力で、手札が少ないときに回収をすれば、手札を増やすことが出来ます。
前の相手の番にきぜつを要するサポート
「前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない」と記載してあるサポートは使いやすくなります。
《メイ》《ヒガナ》のほかに《マツバ》《カルネ》《ワタル♢》が該当します。
ポケモンがきぜつしなければ使えない為、バトル序盤に手札に来てしまった場合は《博士の研究》や《クイックボール》等でトラッシュされることが多いですが、《ワタシラガV》の登場により、気軽に回収することが出来るようになったので使えるチャンスが多くなっています。
《ワタシラガV》を採用できるデッキ
《ワタシラガV》+《ボスの指令》の組み合わせが非常に強力かつ確実なフィニッシュ手段となる為、どのデッキにも採用を検討する価値があります。
しかし《カプ・テテフGX》のような山札からのサーチではない為、序盤では扱いづらいです。
中盤～終盤にかけて活躍が見込めるカードである為、1枚山札に差し込んでおく程度で十分だと思います。
【ライブラリアウト】軸のデッキならば、複数枚採用する価値もあります。
現環境で代表的なのは【マグカルゴ】や【チラチーノ】でしょうか。
『ハッピーマッチ』でサポートを使いまわしつつ、『まいあがる』で山札に帰還すれば余計なサイドを取られずに済みますし、かなり相性が良さそうです。
まとめ
今回は拡張パック「反逆クラッシュ」に収録予定の新カード《ワタシラガV》について紹介していきました。
非常に強力かつ汎用性が高いカードなので、是非とも手に入れておきたい所ですね！
SRのイラストもとても気になります…！
それでは良きポケカライフを！
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