【ポケカ】現環境で注意すべき「ベンチ攻撃」ポケモンを5体紹介!【2023年版】

ポケモンカード

こんにちは。

今回は「ベンチ攻撃(ベンチ狙撃)」を行うポケモンについて、注意点や対策などを紹介していこうかと思います。

現在の環境において、どのようなポケモンがベンチを攻撃してくるかをあらかじめ把握しておくことで、「対策カードが必要になるか」「逆にベンチ攻撃ポケモン」を入れるべきかというデッキ構築の判断材料となります。

それでは見ていきましょー。

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「ベンチ攻撃」とは?

ベンチにいるポケモンにダメージを与えたり、ダメカンを乗せるワザのことを指します。
例として、上記画像の《カイオーガ》はワザ『ダイナミックウェーブ』を使うことで、ベンチポケモンを攻撃することが出来ます。

ベンチに置いておくだけで効果を発揮する《アーケオス》や《モココ》をバトル場に出すことなく、直接攻撃して倒すことが出来ます。
また、《イキリンコex》や《ネオラントV》のような特性を使い終わったポケモンや、ベンチに避難した手負いの「ポケモンex・V」を倒すことでサイドを取りに行くことも出来る強力な攻撃です。

では次の章で、現スタンダードレギュレーション環境で注意すべきベンチ攻撃が可能なポケモンを紹介していきます。

現環境で注意すべき「ベンチ攻撃」が可能なポケモン

《かがやくゲッコウガ》

ベンチ攻撃ワザ:『げっこうしゅりけん』
エネルギー&条件:水水無&エネルギーを2個トラッシュ
ダ メ ー ジ:ポケモン2匹に90ダメージ
主 な 標 的:低HPのポケモン
採  用  デ  ッ キ:【パオジアンex】など水エネルギーが入るデッキ全般

ワザ『げっこうしゅりけん』によってバトル場・ベンチ問わず90ダメージを2体のポケモンに与えることが出来るポケモン。
主に《メリープ》や《セビエ》のような、HPは低いがデッキのキーとなるポケモンを攻撃していきます。

ダメージ量こそ低めではあるものの、ポケモンをまとめて倒されてしまうと立て直しが難しくなってしまう為、水エネルギーが入っているデッキと対峙したときは警戒すべきポケモンです。

《カイオーガ》

ベンチ攻撃ワザ:『ダイナミックウェーブ』
エネルギー&条件:水水水無、エネルギーを3枚手札に戻す
ダ メ ー ジ:ポケモン1匹に180ダメージ
主 な 標 的:《イキリンコex》《ネオラントV》など低HPの「ポケモンex・V」、《セグレイブ》、《アーケオス》
採  用  デ  ッ キ:【パオジアンex】

エネルギーを3枚手札に戻す必要があるものの、どこにでも180ダメージを飛ばせる強力なワザ『ダイナミックウェーブ』を持っています。
《イキリンコex》《ネオラントV》などを一撃で沈めるため、《セグレイブ》によってデメリットを気にする必要がない【パオジアンex】デッキに採用されることがあります。

逆に【パオジアンex】に採用される《セグレイブ》も一撃で倒せるため、ミラーマッチにおいては特に警戒すべきポケモンでしょう。

《ヤミラミ》

ベンチ攻撃ワザ:『ロストマイン』
エネルギー&条件:超、ロストゾーンにカードが10枚以上なければ使用不可
ダ メ ー ジ:ダメカン12個を好きなようにのせる
主 な 標 的:低HPのポケモン+手負いのポケモン
採  用  デ  ッ キ:【ロストバレット】、【ギラティナVSTAR】

ロストゾーンにカードが10枚以上あると使用可能なワザ『ロストマイン』を持っています。
基本的にはロストゾーン関連のカードを大量に採用する【ロストバレット】や【ギラティナVSTAR】での採用が中心です。

厳しい条件を持っているものの、超エネルギー1つでダメカン12個を好きなようにばらまけるという圧倒的な性能を持っています。
低HPのポケモンはもちろん、余ったダメカンを他のポケモンに乗せたり、次に攻撃するときにきぜつさせられるようにダメカンを乗せたりと応用が利きます。

ロストゾーン軸のデッキを相手取る時は常に相手のロストゾーンの枚数を意識しつつ、《ヤミラミ》からの攻撃を警戒しましょう。

《ディンルーex》

ベンチ攻撃ワザ:『ランドスクープ』
エネルギー&条件:闘闘闘、条件なし
ダ メ ー ジ:バトルポケモンに150ダメージ、ベンチポケモン1匹にダメカンを2つのせる
主 な 標 的:「ポケモンex」を除く特性持ちのポケモン
採  用  デ  ッ キ:【ディンルーex】

ベンチへの攻撃自体はダメカンを2つ乗せるだけと、そこまでの脅威ではないものの特性『じゅばくのだいち』によって、ダメカンが乗った「ポケモンex」以外の特性を失くしてしまう効果が凶悪です。

普段は対策しづらいルールを持たない進化ポケモンの特性を消すのが特に強力で、《アーケオス》や《セグレイブ》などデッキのキーとなるポケモンを機能不全に陥らせてデッキの動きを鈍らせてきます。

専用デッキ以外で採用されることはあまりありませんが、《ルチャブル》や《かがやくフーディン》などを使ってダメカンを多くのポケモンに乗せてくるので、特性に依存しすぎるデッキはかなり苦しくなります。

「ベンチ攻撃」の対策が可能なカード

《マナフィ》

特性『なみのヴェール』によって、ベンチポケモンをワザのダメージから守ります。
《かがやくゲッコウガ》や《カイオーガ》などの強力なベンチ攻撃を防ぐことが出来るため、ベンチ攻撃に弱い「非ルールポケモン」が重要なデッキには入れておくと良いでしょう。

《エーフィVMAX》や《リククラゲex》

エネルギーが付いた自分のポケモン全員をワザの効果から守る特性を持っています。
《ヤミラミ》や《ディンルーex》が持っているダメカンを乗せる効果も「ワザの効果」である為、ダメージを防ぐことが可能です。
状態異常にする効果や、ワザを受けたポケモンを逃げられなくする効果も受けなくなります。

どちらも進化ポケモンである為、《マナフィ》よりは採用しづらいですが、ダメカンのばら撒きが流行る環境では採用を検討したいです。

《勇気のおまもり》

たねポケモンの最大HPを上げて、ベンチ攻撃から守ります。
メインアタッカーとなるポケモンにつける必要が無い場合に、《イキリンコex》や《ネオラントV》等につけておくことでベンチ攻撃を受けきることが出来るケースも増えます。

あくまで本来付けたいポケモンにつけるべきであって、副次的な効果にはなりますが、いざという時に使えると相手のサイドプランを崩すことが出来るようになります。

HPの高い同名カードの使用

同じ名前のポケモンでも、性能が異なる場合があります。
画像の《カルボウ》はHPが「60」と「70」のものがあります。
HPが「70」だと、30ダメージのベンチ攻撃を2回まで受けたり、《ヤミラミ》の『ロストマイン』による他のポケモンへの被害を少し軽減させることが出来ます。

自分が行いたい動きや、ワザや逃げるエネルギーなどポケモンの性能によって、採用できるポケモンを選べるとベストです。

まとめ

今回は現環境で注意すべき、「ベンチ攻撃」が可能なポケモンと対策カードを紹介しました。

ベンチ攻撃が勝ち筋・負け筋になることも多いので、しっかりと把握してデッキの構築のヒントにしてみてください!

それでは良きポケカライフを!