【ポケカ】大会結果から見る「VMAXライジング」の初動環境【VMAXライジング】
こんにちは。
今回は強化拡張パック「VMAXライジング」が発売されてからの連休が明けましたので、初動環境がどのようになっているか見ていきたいと思います。
ジムバトルやシティリーグの結果を踏まえつつ、これから勝ちに行けるデッキや今後の予想なども行っていきます。
それでは見ていきましょー
ジムバトル優勝デッキ統計
ここでは2020年2月7日~2月11日までのジムバトルで優勝したデッキ数を見ていきます。
デッキタイプは独断と偏見で設定しています。
※合計優勝数2以下は省略
【デッキ名】 | 【入賞数】 |
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV | 26 |
ピカチュウ&ゼクロムGX | 20 |
ミュウツー&ミュウGX系統 | 16(カラマネロ11,炎4,草1) |
ドラパルト | 14 |
インテレオンVMAX | 11(モスノウ9,チラチーノ2) |
ズガドーン(非GX) | 9 |
ゴリランダーVMAX | 8 |
モルペコV | 6 |
ルカリオ&メルメタルGX+ザシアンV | 5 |
ラプラスVMAX | 4 |
イシヘンジンVMAX | 4 |
エースバーンVMAX | 4 |
LO(ライブラリアウト) | 4(マグカルゴ2,チラチーノ1,アイアント1) |
クワガノン(パワフルストーム) | 3 |
ジムバトル環境考察
三神ザシアン、ピカゼク、ミュウミュウの3強状態は継続
やっぱり強いですねこれら3つのデッキタイプは。
早さ、安定性、火力全てにおいて申し分が無いデッキタイプばかりです。
特に【三神ザシアン】は優勝数が「26」と断トツで高く、環境の最大母数であることは間違いなさそうです。
【ピカチュウ&ゼクロムGX】は「VMAXライジング」の新カード《パルスワンV》を投入したデッキが見られるようになりました。
初動のエネルギー加速を《カプ・コケコ♢》に頼りがちであった【ピカチュウ&ゼクロムGX】ですが、《パルスワンV》のワザ『そうでん』によるエネルギー加速も行うことが出来るようになっています。
《カプ・コケコ♢》がサイドに行ってしまった時の代用かつ、青天井の超火力が狙える強力なポケモンです。
【ミュウツー&ミュウGX】は姿かたちを変えて様々なタイプで優勝しています。
特に超タイプ軸の入賞数は多く、《ミステリートレジャー》と《カラマネロ》の存在がデッキパワーを上げています。
御三家VMAXも活躍!
「VMAXライジング」に収録されたカードも早速活躍しています。
《ゴリランダーVMAX》《エースバーンVMAX》《インテレオンVMAX》の御三家はしっかりと入賞しています。
一撃で倒されにくい「300」を超えるHPと、シンプルかつ強力なワザが魅力的です。
特に《エースバーンVMAX》は後ほど紹介しますが、シティリーグでも入賞する実力があるので、今後の研究に期待です。
御三家以外の新ポケモンも結果を残す
本編でも大人気のポケモン《ドラパルト》を使用したデッキが「14」回優勝と、大健闘です。
キャラ人気によって一時的に母数が増えている影響もありますが、しっかりと応えてくれるパワーの高さが伺えます。
やっぱり『すりぬけ』はインチキですね…
《ガラルサニゴーン》は【モルペコV】のデッキに採用されているケースがありました。
《リーリエのピッピ人形》とは違って、サイドを取られるかつ1進化ポケモンによる遅さはありますが、特性『ほろびのボディ』によるワンチャン力は侮れないですね。
相手が取ったサイドの枚数だけ火力が上昇する《バイウールーV》を採用したデッキも見られました。
《バイウールーV》はダメ押し役として申し分ないHPと火力を持っています。
無色タイプである為、エネルギー加速がしやすい【アルセウス&ディアルガ&パルキアGX】や【炎タイプ】、【超タイプ】での採用がしやすいです。
シティリーグ入賞デッキ統計
ここでは2020年2月7日~2月11日までのシティリーグで入賞したデッキ数を見ていきます。
【デッキ名】 | 【入賞数】 |
ピカチュウ&ゼクロムGX | 8 |
ミュウツー&ミュウGX(超軸) | 7 |
エースバーンVMAX | 4 |
ズガドーン(非GX) | 3 |
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV | 3(三神ザシアン2、三神ザシアンバレット1) |
ズガドーンGX+アーゴヨン | 2 |
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX単 | 1 |
コータスV | 1 |
アイアントLO | 1 |
パルスワンV+アーゴヨン | 1 |
ロストマーチ | 1 |
タチフサグマ | 1 |
シティリーグ環境考察
ピカゼクvs超ミュウミュウ
【アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV(三神ザシアン)】は最大母数であるが故に、対策が施されたデッキも多く存在するため、入賞数がやや少ないです。
代わりに、【ピカチュウ&ゼクロムGX】と【ミュウツー&ミュウGX(超軸)】は対策が薄めになっているので入賞数を増やしています。
また、どちらのデッキも事故率が低く安定した動きをすることが可能である為、連戦を勝ち抜くにはもってこいのデッキです。
しかし今回の結果を受けて、対抗策が練られていくことになります。
【ピカチュウ&ゼクロムGX】と【ミュウツー&ミュウGX】を使用してる人はメタのメタを読んでいく必要がありそうですね。
《エースバーンVMAX》を取り巻く環境に注目
ジムバトルでは《ゴリランダーVMAX》《インテレオンVMAX》より優勝数が少なかった《エースバーンVMAX》。
しかし、シティリーグでは御三家VMAXの中で唯一入賞を果たしています。
【ピカチュウ&ゼクロムGX】や【三神ザシアン】といった高火力のポケモンが多いデッキに対して有利で、一撃で落とされない耐久力からの『カウンター』で先にサイドを取れることが一因となっていそうです。
・【エースバーンVMAX】に有利な【インテレオンVMAX】
・【インテレオンVMAX】に有利な【ピカチュウ&ゼクロムGX】
・【ピカチュウ&ゼクロムGX】に有利な【エースバーンVMAX】
といった3すくみが出来ており、今後の動向に注目です。
ズガドーンが少しずつ上げてくるか
ジムバトルでも優勝報告が多く上がっている【ズガドーン】にも注目です。
《ズガドーン》のワザ『ひのたまサーカス』は「ポケモンVMAX」を倒すには苦労するものの、青天井の火力を出すことが可能です。
「TAGTEAM」を使用したデッキには滅法有利で、
・「TAGTEAM」きぜつ⇒「ポケモンV・GX」きぜつ⇒『バーストGX』
この流れでゲームを終えることが出来るスピード感が強力です。
《しまめぐりのあかし》を利用したサイドレースの遅延と《オドリドリGX》のドローが組み合わさり、安定感も高いです。
今後の環境考察
なんだかんだで【三神ザシアン】は最大母数
こういう一言で締めてしまうのは好きではありませんが、「雑に強い」です。
故に使う人は多いです。
【三神ザシアン】を止められないデッキはまず勝ち続けることは難しいと思います。
まずは【三神ザシアン】を目標としてデッキを考えてみることが良いでしょう。
《無人発電所》《ミミッキュ》が活躍する?
《ゼラオラGX》《ミュウツー&ミュウGX》の特性を止めることが出来る《無人発電所》と《ミミッキュ》が活躍しそうです。
【ピカチュウ&ゼクロムGX】に新たに投入されるようになった《パルスワンV》は逃げエネを2つ必要としています。
微妙に重たい逃げエネを消すために《ゼラオラGX》の特性『じんらいゾーン』を利用して逃げエネを失くします。
そこで《ゼラオラGX》の特性を止められる上記2つのカードを使用します。
《パルスワンV》に逃げるためのエネルギーを付けさせて妨害をし、時間を稼ぐことが可能です。
《エースバーンVMAX》は環境の抑止力となり得るか
環境トップである【三神ザシアン】や【ピカチュウ&ゼクロムGX】に有利を取ることが可能な《エースバーンVMAX》。
高火力デッキに対しては有効なものの、中火力デッキに対してはいまいちパッとしないです。
「150~200」の中火力が中心となる【ミュウツー&ミュウGX】とのマッチアップはかなり微妙で、《エースバーンVMAX》の旨味を活かしづらいです。
《ミミッキュ(シャドーボックス)》を利用しようにもダメカンをばら撒かない為に相性が悪いので、《無人発電所》を利用したい所です。
また、『カウンター』を狙わず、《マオ&スイレン》を利用して『ダイカエンダマ』で攻めていく動きも要求されそうです。
【ミュウツー&ミュウGX】の対策さえ講じることが出来れば、環境トップのデッキとして活躍することが出来ると考えています。
まとめ
今回は「VMAXライジング」の初動環境について、考察と今後の予想を行っていきました。
2020年2月12日時点での個人的なtierを書いておくと、
tier1:【三神ザシアン】【ピカゼク】【ミュウミュウ(超軸)】
tier2:【ズガドーン(非GX)】【エースバーンVMAX】
tier3:【インテレオンVMAX】【ルカメタザシアン】【ミュウミュウ(炎軸)】【ライブラリアウト】
といったところでしょうか…
拡張パック「反逆クラッシュ」では環境が激変するので、短い期間ではありますが残り1か月、どのように「VMAXライジング」環境が変わっていくか楽しみです!
それでは良きポケカライフを!
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