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【ポケカ】剣盾環境に対応した《レシラム&リザードンGX》を考えてみた。【剣盾】

こんにちは。

今回は【レシラム&リザードンGX(レシリザ)】デッキについて、剣盾に対応した形でご紹介していこうかと思います。

現環境ではだいぶ落ち着いてきた【レシリザ】ですが、炎タイプ特有の強力なカードを駆使していくことが出来れば、まだまだ戦っていけると考えております。

それでは見ていきましょー

【レシラム&リザードンGX】とは

《レシラム&リザードンGX》をメインアタッカーとしたデッキです。
《レシラム&リザードンGX》が持つワザ『フレアストライク』が非常に強力で、そのダメージ何と「230」。
並大抵の「ポケモンGX・V」は『フレアストライク』を耐えきることが出来ず、一撃で倒されてしまいます。

また、GXワザ『ダブルブレイズGX』も素点で「200」ダメージと高い火力を持ちながら、追加効果を付与すれば「300」ダメージに加え、相手のポケモンに掛かっている効果を計算しなくなるので、「ポケモンVMAX」以外のポケモンを一撃で仕留めることが可能です。

強力なカード《レシラム&リザードンGX》をバックアップするために、《溶接工》や《ヒートファクトリー♢》といった各炎タイプ専用のカードを駆使しつつ戦うことが主な動きとなります。

なんで今更【レシラム&リザードンGX】なの?

「サン&ムーン」環境において猛威を奮った、相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出すことが出来る超有能「サポート」、《グズマ》が2019年1月29日付けで「スタンダードレギュレーション」から落ちました。

そして《グズマ》という超有能最強カードを失った「ソード&シールド」環境からは、相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出すことの出来るメジャーなカードは以下の3種類です。

・《ポケモンキャッチャー》は「グッズ」であるものの、確実性に欠けます。
・《カスタムキャッチャー》は2枚同時に使わなければならない為、《デデンネ》や《博士の研究》でトラッシュしてしまう可能性があり、揃えることがやや難しいです。
・《フィオネ》はお手軽なものの、バトル場に出すポケモンが相手が選択するため、刺さる状況が少ないです。

正直、どれも安定しているとは言い難いカードばかりです。

しかし、炎タイプには「ヤツ」がいました。

そうです、《キュウコン》です。

《キュウコン》 1進化 HP100 炎タイプ
弱点:水 抵抗力:なし にげる:無

■特性『きゅうびのいざない』
自分の番に1回使える。自分の手札にある炎エネルギーを、2枚トラッシュする。その後、相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
■『ほのおのしっぽ』 炎無無 90

特性『きゅうびのいざない』を使用するためには「炎エネルギーを2枚トラッシュ」と、条件は《カスタムキャッチャー》に近い感覚で使用することが出来ます。

しかし、ポイントは「トラッシュするカードが炎エネルギーである」という所です。
炎デッキなら基本的には10枚以上は入れる炎エネルギーを、《カスタムキャッチャー》に変換することが出来るのです。

炎エネルギーは《火打石》や《巨大なカマド》を使用して山札から手札に持ってくることが出来ますし、《溶接工》や《ヒートファクトリー♢》でドローソースにすることも出来ます。

そんな炎エネルギーに相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出すという価値を付け加えることが出来るのです。
過労死寸前です。
利用しない手はありません。

そして現環境で《キュウコン》を一番うまく使えそうなのが【レシラム&リザードンGX】という訳です。

【レシラム&リザードンGX】のキーカード

《レシラム&リザードンGX》

今回のデッキのメインアタッカーです。
『フレアストライク』は多くのポケモンを倒すことが出来ますが、「TAGTEAM GX」や「ポケモンVMAX」に対してはやや火力が足りないことも多いです。

そんな時は『げきりん』や『ダブルブレイズGX』を利用したり、《キュウコン》の特性『きゅうびのいざない』を使って、戦いに行きましょう。

《溶接工》《ヒートファクトリー♢》

炎タイプデッキ専用の強力なカード達です。

《溶接工》は《レシラム&リザードンGX》を育てつつカードをドローします。
ただし手札に炎エネルギーがないときは使用できないので注意しましょう。

《ヒートファクトリー♢》は手札を1枚捨てて、カードを3枚ドローします。
効果自体は《ホップ》の劣化ですが「スタジアム」であることがポイントで、サポート権を使わずに3ドローは強力ですし、1ターン残ることが出来ればさらにドローすることも可能です。
「スタジアム」を打ち消す「スタジアム」、《混沌のうねり》には気を付けましょう。

《キュウコン》

【レシラム&リザードンGX】を使う理由です。
やっぱり相手のベンチポケモンを楽に引きずり出すことが出来るのは強力です。

ただし、元々消費の激しい炎エネルギーが更に消費しやすくなります。
山札を確認する際には、山札に何枚エネルギーが残っているか、サイドに何枚落ちているかを確認してプランを練りましょう。
即興性が試されます。

【レシラム&リザードンGX】のサンプルレシピ

今回はこのように組んでみました。

《レシラム&リザードンGX》を軸に据えつつ、《ヒードランGX》をサブアタッカーに置いています。
《キュウコン》は1体立たせれば十分なので、サイド落ち考慮の2-2で採用しています。

《フラダリ♢》は流行りの【マグカルゴLO】を始めとしたLOデッキへの2つ目の対策プランとしての採用ですが、他のデッキと戦う場合は、利用される可能性のあるカードをロストゾーンに送ります。
詳しくは後ほど…

【レシラム&リザードンGX】の動かし方

ステップ①:《溶接工》で《レシラム&リザードンGX》を育てよう

まずは下準備です。
《レシラム&リザードンGX》を場に出し、《溶接工》で素早く育てましょう。

今回のデッキでは《ジラーチ》を採用しているので、特性『ねがいぼし』を使用して《クイックボール》や《溶接工》を優先的に探しに行きます。

ステップ②:《レシラム&リザードンGX》で攻撃しつつ、《キュウコン》を場に出そう

エネルギーが溜まったら、《レシラム&リザードンGX》の『フレアストライク』で攻撃を開始しましょう。

「TAGTEAM GX」や「ポケモンVMAX」相手だと、倒すまでに2回攻撃が必要なことが多いですが、《マオ&スイレン》で回復されたとしても110ダメージ分が残ります。
もう一度『フレアストライク』で攻撃してやれば合計340ダメージになるので、《カビゴンVMAX》も倒すことが可能です。

《レシラム&リザードンGX》が戦っている間に、ベンチにいる《ロコン》を《キュウコン》に進化させて終盤の準備をしていきましょう。

ステップ③:強力な炎ポケモンを駆使して勝利を目指そう!

《キュウコン》の特性『きゅうびのいざない』は炎エネルギーを2枚トラッシュすると、相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出すことが出来ます。
《デデンネGX》を始めとした、一撃で倒せるポケモンをバトル場に出して倒してしまいましょう。

《ビクティニ♢》や《ヒードランGX》は終盤に強いワザや特性を持っています。
場やトラッシュに溜まった炎エネルギーを一気に使用して一撃必殺の火力を決めてましょう!

《フラダリ♢》でロストゾーンに送るカード

《フラダリ♢》 トレーナーズ サポート
■自分の場の炎ポケモンの数ぶん、相手のトラッシュにある好きなカードを、ロストゾーンに置く。

《フラダリ♢》は相手のトラッシュにあるカードをロストゾーンに送る強力なサポートです。
ロストゾーンに送られたカードは再利用することが出来ないので、相手のデッキ次第では大きなプレッシャーになります。

それでは、デッキごとにロストゾーンに送りたいカードを紹介していきます。

【マグカルゴLO】…《ジュジュべ&ハチクマン》《マグカルゴ》

《フラダリ♢》でメタる標的、【マグカルゴLO】です。
【マグカルゴLO】に対してはデッキのメインエンジンを潰しに行きます。

あとは《ソーナンス(シェードテール)》をロストに送ってしまうのも手です。
《ビクティニ♢》を封じられることが無くなります。
《ザオボー》で《隠密フード》が除去されても安心です。

【ミュウミュウ】系…「ポケモンGX」各種、《カラマネロ》

炎タイプか超タイプで組まれることが多い【ミュウミュウ】デッキ。
このデッキタイプを相手にしたときは、《ミュウツー&ミュウGX》の特性『パーフェクション』に必要な「ポケモンGX」や「TAGTEAM」をロストに送りましょう。

これだけで相手の攻撃力を大きく削ぎ落とすことが出来ます。
特に、《ソルガレオGX》や《カイリューGX》は、2進化「ポケモンGX」である為、『パーフェクション』で使うためにはトラッシュに送るしかありません。
優先的に狙っていきましょう。

超タイプ軸なら、エネルギー加速要因の《カラマネロ》を狙うのもよさそうです。

【ピカゼク】…《基本雷エネルギー》

【ピカゼク】に対して刺さる場面はほとんどないですが、《カプ・コケコ♢》の特性『せんじんのまい』が使われておらず、トラッシュに《基本雷エネルギー》があった時は、《基本雷エネルギー》をロストゾーンに送ってしまいましょう。

相手の展開スピードを鈍らせることが出来ます。

【ザシアン】系…《基本鋼エネルギー》

【ザシアン】系のデッキには、トラッシュの鋼エネルギーを1枚ベンチポケモンにつける《メタルソーサー》が入っています。

《メタルソーサー》によるエネルギー加速を防ぐため、《基本鋼エネルギー》をロストゾーンに送っていきましょう。

【モルペコ人形】…《リーリエのピッピ人形》《基本雷エネルギー》

《フラージェス》が採用された【モルペコ人形】を相手にするなら、《リーリエのピッピ人形》は特にロストに送っていきたい所ですね。
運も絡んできますが。

あとは【ピカゼク】と同じく、《カプ・コケコ♢》が使われていないなら《基本雷エネルギー》を送ってしまうのもアリですね。

【ズガドーンGX】【ズガドーン】…《基本炎エネルギー》

【ズガドーンGX】【ズガドーン】がどちらも必要としている《基本炎エネルギー》をロストゾーンに送りましょう。

特に【ズガドーンGX】に対しては、とどめの一撃になってしまうことも珍しくないです。

まとめ

今回は【レシラム&リザードンGX】について紹介していきました。
やはり230ダメージの高火力は現環境においても魅力的ですね。

《キュウコン》も炎タイプ専用ではあるものの、引きずり出す手段が少なくなってしまった現環境では、かなり重宝されそうです。

それでは良きポケカライフを!

おわり。

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