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【ポケカ】《ピカチュウ&ゼクロムGX》デッキを考えてみた【ピカゼク】

こんにちは。

今回は、《ピカチュウ&ゼクロムGX》の使用したデッキを考えてみました。

「タッグオールスターズ」で多くのパーツが手に入る&この間初心者向けのデッキ構築の記事も書いたので、ついでの参考として書いておこうかなーというものもありました。

https://kanohito-teien.com/allstar-190928

という訳で【ピカチュウ&ゼクロムGX】について紹介していきます。

【こんな方にオススメ】
・《ピカチュウ&ゼクロムGX》を使いたい!
・低コストで環境デッキを作りたい!
・ポケモンカードを最初からガチで始めたい!

それではみていきましょー



【ピカチュウ&ゼクロムGX(ピカゼク)】とは

「TAGTEAM」である《ピカチュウ&ゼクロムGX》をメインアタッカーとした速攻寄りのデッキ。

ワザ『フルドライブ』を使うには「雷エネルギー」3枚と重そうに見えますが、《カプ・コケコ♢》と《サンダーマウンテン♢》を利用した(疑似)エネルギー加速で、先行2ターン目や後攻1ターン目から攻撃をすることが可能です。

『フルドライブ』によるエネルギー加速で盤面を固めつつ、絶え間ない攻撃で勝利を目指すデッキです。




主要カードの役割

《ピカチュウ&ゼクロムGX》:メインアタッカー

先ほども載せましたが、『フルドライブ』による中火力と安定したエネルギー加速を同時に行う、このデッキのメインアタッカーです。
エネルギー加速は1体のみ対象ですが、バトル場・ベンチを問わず付けられるため、自身に付けて『タッグボルトGX』に備えるも良し、ベンチに付けて後続を準備するも良しです。

また、雷エネルギーが6枚付いていればGXワザ『タッグボルトGX』の追加効果を使って、ポケモンを2体同時に倒すことも可能です。

まずはこのポケモンから攻撃することが出来るように動いていきましょう。

《ライチュウ&アローラライチュウGX》:サブアタッカー①

ベンチからバトル場出たターンに『タンデムショック』を使用すると、160ダメージとマヒ効果を与える優秀なサブアタッカー。

GXワザ『ライトニングライドGX』は追加効果で250のダメージを出すことが出来ます。
《エレキパワー》を1枚使えば、《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》等、主要なポケモンのほとんどを一撃で倒すことが可能です。

ただし、このポケモンもエネルギーの要求が重めなので、エネルギー管理には気を付けましょう。

《カプ・コケコV》:サブアタッカー②

ワザ『サンダーボルト』で高いダメージを出すことが出来るポケモンです。
逃げるエネルギーも0なので非常に扱いやすく、スキのないポケモンとなっています。

『スパイクドロー』も万が一の時には使えて強力。

《デデンネGX》《ジラーチ》《電磁レーダー》《デンジ》:ドロー・サーチ

デッキの回転力を高めるカード群です。
自分の好みや環境によって採用カードを変えていくのがベストでしょう。

《デデンネGX》は特性『デデチェンジ』によって、手札をすべてトラッシュした後、6枚ドローします。
《ピカチュウ&ゼクロムGX》の早期起動のために、とにかくデッキを掘っていく・雷エネルギーをトラッシュに送ることが重要、かつ《電磁レーダー》でサーチできるので他のデッキに比べ多めに採用されています。

《ジラーチ》は特性『ねがいぼし』によって「トレーナーズ」をサーチします。
ランダム要素はあるものの、幅広いカードをサーチできるので、柔軟な動きが可能になります。
《エスケープボード》をつければ、デメリットを帳消ししつつ逃げエネ0で逃げられるので、《ライチュウ&アローラライチュウGX》や《サンダー》と相性が良いです。

《電磁レーダー》は手札を2枚トラッシュしてデッキから雷タイプの「ポケモンGX」を2枚サーチします。
このデッキには雷タイプの「ポケモンGX」がたくさん入っているので、重要なサーチカードとして多数積まれる傾向にあります。

《デンジ》はデッキから「雷エネルギー」と「グッズ」を1枚ずつ持ってきます。
「グッズ」には《電磁レーダー》や火力増強の《エレキパワー》など、種類が多いので、状況に合わせたカードを持ってくるようにしましょう。

《カプ・コケコ♢》《サンダーマウンテン♢》:エネルギー関連

雷タイプデッキを組むなら必ず欲しいカード群です。

《カプ・コケコ♢》は特性『せんじんのまい』によって雷エネルギーをベンチポケモンに付けることが出来ます。
そこから《エネルギーつけかえ》を絡めて《ピカチュウ&ゼクロムGX》の起動速度を速めていくことが主な働きになります。

《サンダーマウンテン♢》は「スタジアム」である為ややサーチ手段に乏しいですが、雷ポケモンが使うワザに必要なエネルギーを減らしてくれます。
強力な効果故に1ターンしか持たないことも多いですが、この1ターンの差がゲームを大きく揺るがすことにもなるので、出せるようならしっかりと出しておきたいですね。

サンプルレシピ

※拡張パック「反逆クラッシュ」に収録されるカードまでで作成しております。

今回は《ジラーチ》+《エスケープボード》を採用せず、《デデンネGX》と《グズマ&ハラ》の爆発力に特化させた構築にしてみました。

動きとしては再三書いておりますが、まずは《ピカチュウ&ゼクロムGX》が殴れるようにして、『フルドライブ』によるエネルギー加速で盤面を作り、そのまま殴り続けるといった感じです。
理想は先攻2ターン目か、後攻1ターン目に『フルドライブ』が打てること。今回の構築もそれが最大限行えるように作ってみました。
《エレキパワー》によって、高い火力を出し続けられるのが魅力的ですね。

拡張パック「反逆クラッシュ」に収録されている《ボスの指令》や《スピード雷エネルギー》を採用しました。
【ピカチュウ&ゼクロムGX】を更に強化するカード達なので、是非入れてみてください。




デッキの動かし方

ステップ①:『フルドライブ』の準備を整えよう

まずはメインエンジンである《ピカチュウ&ゼクロムGX》の『フルドライブ』を撃てるように準備を進めていきましょう。(何度書いたんでしょうか(笑))
《クイックボール》を始めとしたサーチカードで、《ピカチュウ&ゼクロムGX》や《カプ・コケコ♢》を手札に加えていくことが出来ます。

また、今回のデッキには《デデンネGX》や《博士の研究》、《マリィ》といったドローカードも多く入っています。
しっかりと山札を引いて、必要なカードを手札に持っていきましょう。

ステップ②:『フルドライブ』で大量にエネルギーを付けよう!

準備が完了し次第、出来るだけ早く『フルドライブ』で攻撃を開始しましょう。

以下、《ピカチュウ&ゼクロムGX》が最速(先行2ターン目or後攻1ターン目)で『フルドライブ』を使う一例です。

①《ピカチュウ&ゼクロムGX》と《カプ・コケコ♢》と何らかのポケモンをベンチに出す

②《電磁レーダー》や《クイックボール》で手札の《基本雷エネルギー》を2枚トラッシュ

③《カプ・コケコ♢》の特性『せんじんのまい』で《ピカチュウ&ゼクロムGX》とベンチポケモン1体に《基本雷エネルギー》を付ける

④《エネルギーつけかえ》でポケモン1体から《基本雷エネルギー》を《ピカチュウ&ゼクロムGX》に付ける。

⑤《ピカチュウ&ゼクロムGX》に手札から「雷エネルギー」を付ける

⑥ポケモンを入れ替えて、《ピカチュウ&ゼクロムGX》をバトル場に出して『フルドライブ』!

『フルドライブ』によって「雷エネルギー」を付けるポケモンは、基本的に《ピカチュウ&ゼクロムGX》か《ライチュウ&アローラライチュウGX》か《カプ・コケコV》のどれかになります。
状況を判断して付けていきましょう。

ステップ③:圧倒的スピードとパワーで押し切ろう!

盤面には十分な「雷エネルギー」があるはず。
ここまで来たら《ライチュウ&アローラライチュウGX》や《パルスワンV》といったアタッカーで押し切ってしまいましょう。

相手が入れ替えカードを使い果たした状況になると《ライチュウ&アローラライチュウGX》の『タンデムショック』が効いてきます。
マヒ効果でターンが稼げると大きなアドバンテージになります。
入れ替え系カードが少なくなった現環境でははマヒ効果が発揮する場面も多くなってきました。

《パルスワンV》は場にエネルギーがあることを前提としますが、200ダメージを越える絶大な火力を出すことが可能です。
《エレキパワー》を一緒に使って相手ポケモンを一撃で気絶させましょう。

各デッキとのマッチアップ

一貫して言えるのは『フルドライブ』を可能な限り最速で打つことです。

vs【ドラパルトVMAX】

『ダイファントム』によるダメカンばら撒きが強力なデッキです。
《ピカチュウ&ゼクロムGX》と《デデンネGX》を同時に倒されてサイドを5枚取られることもあり、警戒しつつ戦う必要があります。

《ドラパルトVMAX》は少ないエネルギーで動ける為、こちらも最速の動きで『フルドライブ』を打ち込んでいきましょう。

幸いにも【ドラパルトVMAX】はワンパン出来る火力を持ち合わせていないので、《マオ&スイレン》で回復しつつ戦うことが出来ますし、『タッグボルトGX』の追加効果も狙いやすい相手ではあります。
最速の動きを意識し、先に王手を出しにいける状況に持ち込んでいきましょう。

《ピカチュウ&ゼクロムGX》に《大きなおまもり》を付けると、『ダイファントム』2回で倒されなくなります。
ただし《ホラー超エネルギー》には警戒。

vs【リザードンVMAX】

ワザ『キョダイゴクエン』でデッキにあるすべてのポケモンがワンパンされます。
《大きなおまもり》込みでも倒される為、《大きなおまもり》は《クイックボール》のコストに使用してしまっても問題ないです。

《エレキパワー》を1枚絡めれば、『フルドライブ』2回で《リザードンVMAX》を倒すことが出来ます。
【リザードンVMAX】は展開速度はそこまで早くなく、後1《ボルケニオン》や《溶接工》が無ければ2ターン目に動くことはないので、最速の動きで先手を打ちに行きましょう。

vs【三神ザシアン】

超強力カードである《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》と《ザシアンV》を組み合わせた攻守ともにハイレベルなデッキです。

最近では《ガラル ニャース》が通集な特性を引っ提げて登場したので、《ガラル ニャイキング》を採用して最大280~300ダメージを出してくる構築も見かけるようになりました。

戦い方は、基本の沿って素早く《ピカチュウ&ゼクロムGX》が『フルドライブ』を使えるようにすること。
もたついていると『オルタージェネシスGX』の恩恵を受けた《ザシアンV》が殴りかかってきます。
『フルドライブ』でエネルギーを付けるポケモンは、次の相手のターンに《ピカチュウ&ゼクロムGX》が倒されることがなさそうなら《ピカチュウ&ゼクロムGX》に付けましょう。
その後、《エレキパワー》を絡めた『タッグボルトGX』で、相手のバトルポケモンと《デデンネGX》を倒してしまいましょう。

《大きなおまもり》を《ピカチュウ&ゼクロムGX》に付けることが出来ると戦いが楽になります。
抵抗力を合わせれば『はがねのせいしん』+『オルタージェネシスGX』の恩恵を受けた《ザシアンV》の『ブレイブキャリバー』も耐えます。

vs【超パーフェクション(超ミュウミュウ)】

《ミュウツー&ミュウGX》が切り札の、超エネルギーを必要とする「ポケモンGX」を駆使して戦うデッキです。
超タイプが主体となるので《カラマネロ》によるエネルギー加速も可能で、安定した動きが可能です。

このデッキに対しても基本は、最速での『フルドライブ』を狙っていきます。
相手のデッキは高火力を出しにくいですが、相手のポケモンのHPが高いためこちらもワンパンを狙いにくく、先に動かれるとジリ貧になってしまいがちです。
もし先手を打たれたら《マオ&スイレン》でごまかしつつ戦えるとよいです。

『フルドライブ』でエネルギーを付けるポケモンは、《ピカチュウ&ゼクロムGX》、《ライチュウ&アローラライチュウGX》どちらでも良いでしょう。
《ピカチュウ&ゼクロムGX》なら『タッグボルトGX』で、キーカードである《カラマネロ》を倒すことが出来ます。
《ライチュウ&アローラライチュウGX》の『ライトニングライドGX』の追加効果があれば、《エレキパワー》1枚追加で280ダメージと《ミュウツー&ミュウGX》や《オーロット&ヨノワール》をワンパン出来る火力を出すことが出来ます。

《アーゴヨンGX》が持っている『ベノムシュート』に注意。

vs【小ズガドーン】

苦しいマッチ。
普通に戦っていればサイドを1枚ずつしか取れないので、サイドを取り切るまでに時間がかかってしまいます。

そうこうしている間に『ひのたまサーカス』でこちらの「TAGTEAM」が消し炭にされてしまいます。
『ひのたまサーカス』による超火力を防ぐために、早い段階で《マリィ》や《リセットスタンプ》による手札の妨害をしつつ戦っていきたい所です。

拡張パック「爆炎ウォーカー」では《クワガノンV》が収録されました。
グッズロック効果によって【ズガドーン】の動きを止めやすくなっているので、【ズガドーン】デッキを倒しに行きたい時は投入の余地ありです。

まとめ

今回は《ピカチュウ&ゼクロムGX》を使ったデッキを組んでみました。

剣盾環境になってからは環境トップクラスといってもいいほどのパワーがあるデッキだと思います。
作成費も1万円ほどで組めるのでコストパフォーマンスがいいです。
【ピカゼク】の構築に悩んでいる方や、これからポケカを始めようと思った方の参考になれば幸いです!

また、以下の記事では「優勝デッキ20個」から見た【ピカゼク】の構築論も書いております!
https://kanohito-teien.com/pokeka-200106

こちらも参考にしていただければ幸いです!

それでは良きポケカライフを!

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