こんにちは。
「ジージーエンド」の新カード情報がすべてでましたね。
今回は《リセットスタンプ》について書いていきたいと思います。
《リセットスタンプ》の性能と評価
《リセットスタンプ》 トレーナーズ グッズ
■相手は相手自身の手札をすべて山札に戻して切る。その後、相手は相手自身のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
相手のみ手札の引き直しをさせるという「グッズ」です。
相手のサイドを参照してドロー枚数を決定するため、通常のデッキでは中~終盤に輝くカードです。
「グッズ」なので、使ってもサポート権を失いません。
ただし「グッズ」である故に、《カプ・テテフGX》から持ってくる事が出来ません。
基本的に進化ポケモンである《アローラキュウコンGX》や不確定な《ジラーチ》から持ってくる事になる為、その点ではやや扱いづらいかもしれません。
《ブルーの探索》も特性持ちポケモンが採用しづらくなるので構築幅が少し狭くなりますね。
手札を35枚集めることで勝利する【アンノーンHAND】や、強力なサーチカードである《ブルーの探索》を採用したデッキ等、手札をため込むデッキやサーチに頼り切りな対してはかなり強そうです。
他のカードとの比較
《N》
XY期のカードになりますが、《N》とよく比較されているのを見ます。
《N》と比べると、「グッズになった代わりに相手だけ引き直しをさせるようになった」という感じです。
《N》はドローソースとしての運用も可能なカードですが、《リセットスタンプ》は完全に妨害用になっていますね。
性能・評価欄にも書いた通り、《リセットスタンプ》は「グッズ」でこちらは「サポート」なので、サーチのしやすさではこちらに軍配が上がりますね。
《マーシャドー》《ジャッジマン》《ロケット団のいやがらせ》
SM期引き直し三銃士との比較。
アクセスのしやすさは《マーシャドー》>サポート2種>《リセットスタンプ》となっています。
やはり大きな差異点は「自分が引き直すかどうか」といったところでしょうか。
・中盤以降の妨害性能をとにかく際立たせるなら《リセットスタンプ》
・サポート権やアクセスのしやすさを重視するなら《マーシャドー》
・負け筋を増やさず、妨害とドローを兼ねるなら《ジャッジマン》
・妨害はしたいけど自分の手札も欲しいなら《ロケット団のいやがらせ》
といった感じでデッキやプレイスタイルと相談して採用カードを決めたいですね。
このカードの使い道
どんなデッキにも入る可能性のある非常に汎用性の高いカードです。
ただ、相性の良いデッキという点では、要所でカードを持ってきやすい【ゾロアーク系】や耐久型の「TAGTEAM」を使ったデッキでは、1体目(ルガゾロなら2体目も)のGXポケモンが倒されてから使うとかなり嫌らしい動きになるのではないかと思います。
自ら退場して相手のサイドを能動的に減らせる《ムウマージ(ふしぎなことづけ)》や《マルマインGX》を採用したデッキとも相性は悪くなさそうですね。
また、環境が《ブルーの探索》を始めとした「サーチ系カード」偏重環境になるならば上記のデッキに限らず積極的に採用していきたいところだと思います。
まとめ
今回は《リセットスタンプ》について解説をしていきました。
特徴をまとめると、
・中盤以降は強力な妨害カード!
・ドローが強いデッキや耐久デッキとは相性がよさそう
・他の妨害カードも要検討
みたいな感じです。
間違いなく現環境のポケカに影響をもたらすカードだと思うので、しっかりと意識をしてデッキの構築をしていきたいですね!
おわり。