こんにちは。
今回はシティリーグ2024 シーズン2の第9週について、TOPまでの入賞デッキの統計とちょっとした環境考察をしていきます。
入賞デッキ統計
集計期間:2024年1月26日~2024年02月02日
集計デッキ:シティリーグ(オープン)にてTOP4に入賞したデッキ
※デッキ名については、個人的な主観に基づいて分別しています。入賞デッキ内でのコンセプトの違いなどにより細分化をする場合があります。
また、シティリーグTOP4デッキをまとめたスプレッドシートを作成しております。
↓こちらもどうぞご覧ください!↓
シティリーグのTOP4デッキを確認する(※スプレッドシートに飛びます)
統計を元にした環境考察
①:新レギュレーションがスタート!環境は【悪リザードンex】一強に
1月26日に拡張パック『ワイルドフォース』『サイバージャッジ』及び、デッキ&ビルドセット『古代のコライドンex』『未来のミライドンex』が発売されました。
また、同日にレギュレーション変更が行われ、「F」「G」「H」マークのカードが使用可能になりました。
大方の予想通り、新カード《なかよしポフィン》と《マキシマムベルト》などを獲得したおかげでデッキパワーを維持した【悪リザードンex】が3分の1以上を占める圧倒的なシェアを誇ります。
【悪リザードンex】の型としては、《ピジョットex》を採用した形が中心ですが、《ワザマシン エヴォリューション》型も一定数の人気があり、どちらも採用せずに他のカードに枠を回した形も増えてきました。
当分は他のデッキを使う場合は【悪リザードンex】を見据えて、どのように勝つかプランを立てていきたい所です。
②:新カード達が早速活躍!デッキの内訳にも大きな変化が
新カードが大量に登場し、それに伴って新しいデッキタイプや既存のデッキタイプにも大きな変化が生じました。
特に大きな活躍をしたのは【パオジアンex】と【アルセウスギラティナ】。
【パオジアンex】は《なかよしポフィン》や《プライムキャッチャー》といった、以前からのデッキパワーを維持するカードが追加され、【リザードンex】と同様に活躍が見込まれていました。
サブアタッカーに関しては、《プライムキャッチャー》で枠に余裕が出来ため、《カイオーガ》や《オリジンパルキアVSTAR》なども搭載されるようになりました。
【アルセウスギラティナ】は【悪リザードンex】に対抗しうるポケモンである《テツノイサハex》と、「ポケモンex」に対するダメージを大幅に上昇させる《マキシマムベルト》を獲得。
環境トップへのメタカードと、《アルセウスVSTAR》の物足りない火力を一気に補うカードを手に入れ、環境に食い込んでいます。
その他にも、《チラチーノ》を採用してシティリーグ優勝を果たした【ルギアVSTAR】なども今後に期待がかかります。
③:新カードを軸にしたデッキタイプも環境に登場
既存デッキの補助だけではなく、新カードを軸にしたデッキも多数登場しています。
・相手のデッキを削り切ることを目的にしたデッキ【イダイナキバLO】
・「古代」のカードを使い分けて戦う【古代バレット】
・逆に「未来」のカードを駆使して戦う【未来バレット】
を中心に活躍していました。
特に【イダイナキバLO】は上位デッキに食い込むほどの入賞数があるため、【イダイナキバLO】に対する対応策や動き方を考えていく必要がありそうです。
まとめ
今回の結果を元にしたTierはこのようになるでしょうか。
Tier1 | 【悪リザードンex】 | ||
Tier2 | 【パオジアンex】 | ||
Tier3 | 【トドロクツキex】 | 【サーフゴーex】 | 【アルセウスギラティナ】 |
【イダイナキバLO】 | 【ルギアVSTAR】 | 【カビゴンLO】 |
とにかく圧倒的なパワーと逆転の手段を誇る【悪リザードンex】にたいしてどう立ち向かうかが課題となる環境です。
それでは良きポケカライフを!