こんにちは。
今回はシティリーグ2024 シーズン3の第5週について、TOP4の入賞デッキの統計とちょっとした環境考察をしていきます。
入賞デッキ統計
集計期間:2024年3月30日~2024年4月5日
集計デッキ:シティリーグ(オープン)にてTOP4に入賞したデッキ(全120デッキ)
※デッキ名については、個人的な主観に基づいて分別しています。入賞デッキ内でのコンセプトの違いなどにより細分化をする場合があります。
また、シティリーグTOP4デッキをまとめたスプレッドシートを作成しております。
↓こちらもどうぞご覧ください!↓
シティリーグのTOP4デッキを確認する(※スプレッドシートに飛びます。第5週のシートをご覧ください)
統計を元にした環境考察
①:『クリムゾンヘイズ』環境がスタート!《ガチグマアカツキex》を筆頭に新カードが活躍!
『クリムゾンヘイズ』が発売されて、最初のシティリーグが開催された週となりました。
汎用性の高い《ガチグマアカツキex》は、【ロストバレット】や【ルギアVSTAR】を中心に採用が目立ったほか、【カビゴンLO】に搭載されて、殴れる【カビゴンLO】を目指した形も出てきました。
【カウンターテツノカイナex】には新たな戦力である《テツノイバラex》が加わり、要所での妨害で相手の動きを止めていくことが出来るようになりました。
新たなデッキタイプとしては【ゲッコウガex】が登場。
「しのびのやいば」による安定展開と「ぶんしんれんだ」での制圧が強力なポケモンで、「ロスト型」「悪リザと合わせた型」「悪リザードンexの形を踏襲した型」などが見られました。
今後デッキが開拓されていく内に、より洗練されたものになるので、今後に期待がかかります。
②:【サーナイトex】が大躍進!このまま入賞率をキープできるか注目
レギュレーション変更の影響を強く受けて数が激減した【サーナイトex】が、『クリムゾンヘイズ』環境の序盤で舞い戻ってきました。
「ACESPEC」のカードは《ヒーローマント》から《アンフェアスタンプ》に変わり、デッキの構築は《ワザマシンエヴォリューション》を採用した【悪リザードンex】の流れを踏襲した形になっています。
《アンフェアスタンプ》で相手の手札を減らしながら《フワンテ》や《サケブシッポ》などの超火力ポケモンを用意し、突破させにくい状態にして逆転を狙うという動きが非常に強力です。
まだ環境が定まっていないこともあり、入賞数を維持し続けるか、対策カードなどは必要かを見極めていきたい所です。
今後の環境の動向
【古代バレット(トドロクツキ型)】が増加しそう
【サーナイトex】の増加を受け、弱点を突くことが出来てサイドレースも互角に持ち込める【古代バレット(トドロクツキ型)】が増加しそうです。
【ルギアVSTAR】も数を増やしているため、【カウンターテツノカイナex】が増えるかと思いましたが、【ゲッコウガex】が抑止力となり、対策も浸透してきたため、大きく増えるということはなさそうです。