デッキ ポケモンカード

【ポケカ】『パオジアンex』デッキをシティ入賞デッキから平均化【新レギュ対応】

こんにちは。

今回は【パオジアンex】デッキについて、シティリーグでTOP4以内に入賞したデッキにおいて採用されているカードを集計して、平均採用枚数を調べてみました。


デッキ構築や環境考察での参考にしていただければ嬉しいです。

デッキ集計概要

集計対象:シティリーグ(オープン)にてベスト4以内に入賞した【パオジアンex】デッキ
集計期間:2024/01/26~2024/02/04
集計数:全20デッキ

※平均採用枚数は小数点第1位までの掲載しています。その為、枚数が四捨五入で変動する場合がございます。

デッキテンプレート

今回の集計を元に、デッキテンプレートを作成しました。
デッキのベースとしてご活用ください。
以下、集計の結果を記載していきます。

ポケモン

《パオジアンex》

採用デッキ数:20/20 平均枚数:2.4枚

デッキのコンセプト兼メインアタッカーです。
特性「わななくれいき」による水エネルギーのサーチと、ワザ「ヘイルブレード」による青天井火力で相手の大型ポケモンを倒していきます。

レギュレーション変更後、サブアタッカーを活用しやすくなった影響か、採用枚数が2枚と絞られることが多くなってきました。

《セビエ》ー《セグレイブ》

《セグレイブ》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:2.4枚
《セビエ(たいあたり)》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:2.9枚
《セビエ(もってくる)》⇒採用デッキ数:2/20 平均枚数:1.0枚
《セゴール》⇒採用デッキ数:2/20 平均枚数:1.0枚

《セグレイブ》は、特性「きょくていおん」によって、エネルギー加速をして各種アタッカーを一気に育てるポケモンです。
基本的には《ふしぎなアメ》で進化させます。

《セグレイブ》は1体立てることが出来れば動けるため2枚採用も多いです。
ただし、1%の確率で2枚ともサイド落ちしてしまう為、それを嫌う場合は3枚入れるなど好みが分かれそうなところです。

《セビエ》はHPが低い代わりに逃げるエネルギーが1つである《セビエ(たいあたり)》の採用が主流です。
相手の60打点やダメカンのばら撒きを強く意識したい時はHP70の《セビエ》を採用しても良さそうです。

1進化の《セゴール》は《ワザマシン デヴォリューション》の対策として効果を発揮します。

《ビッパ》ー《ビーダル》

《ビッパ》⇒採用デッキ数:19/20 平均枚数:2.1枚
《ビーダル(はたらくまえば)》⇒採用デッキ数:19/20 平均枚数:2.0枚
《ビーダル(あんしんダム)》⇒採用デッキ数:1/20 平均枚数:1.0枚

汎用ドローポケモン。
サポートは《カイ》を中心に使用し、手札が少なくなりがちなのでドロー枚数を稼ぎやすいです。

また、新レギュレーションでは《暗号マニアの解読》と合わせて、疑似確定サーチを行うことが出来るため、以前よりも応用性が増しています。

《かがやくゲッコウガ》

両方⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:1.0枚

【パオジアンex】のサブアタッカー。
特性「かくしふだ」によるドローと、ワザ「げっこうしゅりけん」での小型除去が強力なポケモンです。

後述の《テツノカイナex》とならび、《パオジアンex》が苦手な小型ポケモンを倒してくれる優秀なカードです。
相手の《マナフィ》を呼べるので、場に出てきた《マナフィ》を《テツノカイナex》で狩り取ることも出来ます。

《カイオーガ》

採用デッキ数:13/20 平均枚数:1.0枚

【パオジアンex】のサブアタッカーその2。

ワザ「ダイナミックウェーブ」でベンチ攻撃を行うことが可能です。
ダメージが180と大きく、《イキリンコex》や《ネオラントV》も一撃で倒すことが出来ます。

トドメやシステムポケモンの除去などで力を発揮し、エネルギーを手札に戻すデメリット効果も《セグレイブ》のおかげで気になりません。

《テツノカイナex》

採用デッキ数:13/20 平均枚数:1.0枚

【パオジアンex】のサブアタッカーその3。
ワザ「ごっつぁんプリファイ」によるサイドの複数取りを狙うポケモンです。
《パオジアンex》ではコストパフォーマンスの悪い、低HPのポケモンを倒しながらサイドレースを加速させることが可能です。

幅広いデッキに採用される《ビーダル》をちょうど倒せるため、《プライムキャッチャー》や《カウンターキャッチャー》のバリューを上げることが出来ます。

《オリジンパルキアV》ー《オリジンパルキアVSTAR》

両方⇒採用デッキ数:7/20 平均枚数:1.4枚

【パオジアンex】のサブアタッカーその4。

高いHPとVSTARパワーの特性「スターポータル」によるエネルギー加速、ワザ「あくうのうねり」の安定した打点と、高スペックのポケモンです。

《セグレイブ》が場からいなくなってしまった時や《スーパーエネルギー回収》を持っていない時などの応急処置要因としての活躍も可能です。

《アローラロコンV》ー《アローラロコンVSTAR》

両方⇒採用デッキ数:1/20 平均枚数:1.0枚

【パオジアンex】のサブアタッカーその5。

ワザ「スノーミラージュ」で安定した打点を出しつつ、特性を持つポケモンからのダメージを防ぎます。
《リザードンex(悪)》や《テツノイサハex》、《パオジアンex》など、環境に特性を持つポケモンが非常に多いため、このカード1枚で時間を稼いだり《ボスの指令》を強要させたり出来ます。

《マナフィ》

《マナフィ》⇒採用デッキ数:14/20 平均枚数:1.0枚

ベンチ攻撃を防ぐポケモン。《カイ》からでもサーチ可能です。

その他のポケモン

《ネオラントV》⇒採用デッキ数:2/20 平均枚数:1.0枚
「アルセウス」ライン⇒採用デッキ数:1/20 平均枚数:1.0枚
《ミュウex》⇒採用デッキ数:1/20 平均枚数:1.0枚
《メタモン》⇒採用デッキ数:2/20 平均枚数:1.0枚
《テツノツツミ》⇒採用デッキ数:2/20 平均枚数:1.0枚
《ハバタクカミ》⇒採用デッキ数:2/20 平均枚数:1.0枚

その他採用ポケモンです。

■《ネオラント》⇒特性「ルミナスサイン」で《カイ》をサーチ出来ます。また、ワザ「アクアリターン」での帰還も可能です。

■《テツノツツミ》⇒相手のバトルポケモンをどかすことが出来ます。状況次第ではワザ「れいきゃくジェット」で妨害も可能です。

■《ミュウex》⇒特性「リスタート」でのドローの他、《セグレイブ》でエネルギー加速を行って、相手ポケモンのワザをコピーできます。

グッズ

ポケモンサーチ系グッズ

《ネストボール》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:3.7枚
《なかよしポフィン》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:3.1枚
《ハイパーボール》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:3.5枚
《ヒスイのヘビーボール》⇒採用デッキ数:17/20 平均枚数:1.0枚

ポケモンサーチ系のグッズです。
■《ネストボール》⇒《なかよしポフィン》ではサーチ出来ない、《パオジアンex》や《かがやくゲッコウガ》などをサーチ可能です。

■《なかよしポフィン》⇒《セビエ》や《ビッパ》、《マナフィ》を展開出来ます。数は多くない為、2~3枚の採用が主流です。

■《ハイパーボール》⇒《ビーダル》や《セグレイブ》など進化ポケモンもサーチ可能です。
余った《なかよしポフィン》や《ビーダル》の特性を使う前の手札の処理も出来ます。

■《ヒスイのヘビーボール》⇒《かがやくゲッコウガ》や《テツノカイナex》など、1枚採用のカードのサイド落ちをケアするために使えます。

《スーパーエネルギー回収》・《ふしぎなアメ》

《スーパーエネルギー回収》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:4.0枚
《ふしぎなアメ》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:3.1枚

【パオジアンex】の動きを支える必須グッズ。

《スーパーエネルギー回収》は《パオジアンex》や《かがやくゲッコウガ》などでトラッシュしたエネルギーを回収しつつ、《セグレイブ》ですぐに火力に変換できるので基本的には4枚フルで投入されています。

《ふしぎなアメ》は《セビエ》を《セグレイブ》に進化させるために必要なグッズです。
進化可能な《セビエ》が場にいれば、《カイ》で《ふしぎなアメ》と《セグレイブ》をサーチして進化させることが出来ます。

《大地の器》・《すごいつりざお》・《ロストスイーパー》

《大地の器》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:1.6枚
《すごいつりざお》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:2.0枚
《キャンセルコロン》⇒採用デッキ数:17/20 平均枚数:1.0枚

採用率の高いグッズをピックアップ。

《大地の器》は《パオジアンex》がバトル場に出られない時に重宝するエネルギーサーチカードです。
グッズであるため、《カイ》や《ポケストップ》からサーチ可能です。

《すごいつりざお》は《ポケストップ》で落ちたポケモンを回収出来ます。
アタッカーの《パオジアンex》の枚数が絞られるようになり、少なくとも1枚は使いたい場合が多くなったので、複数投入が主流となっています。

《キャンセルコロン》は《かがやくゲッコウガ》で《マナフィ》を含む複数のポケモンを同時に倒すときに使用されます。
《プライムキャッチャー》の登場で以前よりも役割を遂行しやすくなったので、採用率が高くなっています。

《ポケモンいれかえ》・《あなぬけのヒモ》

《ポケモンいれかえ》⇒採用デッキ数:7/20 平均枚数:1.0枚
《ロストスイーパー》⇒採用デッキ数:6/20 平均枚数:1.0枚

汎用グッズ。

《カイ》や《ポケストップ》からサーチ出来るため、状況に対応できる幅が広がります。

《プライムキャッチャー》・《カウンターキャッチャー》

《プライムキャッチャー》⇒採用デッキ数:19/20 平均枚数:1.0枚
《カウンターキャッチャー》⇒採用デッキ数:10/20 平均枚数:1.0枚

相手ポケモンを入れ替えさせることが出来るグッズです。

《プライムキャッチャー》は【パオジアンex】においては特に強く使うことが出来、《セグレイブ》で育てたアタッカーを前に出しながら、役割対象の相手をバトル場に引きずり出せます。

《カイ》でサーチが出来るので、使いたい場面で使えるという点も魅力的です。

その他採用グッズ

《ポケギア3.0》⇒採用デッキ数:6/20 平均枚数:1.2枚
《ともだちてちょう》⇒採用デッキ数:1/20 平均枚数:1.0枚

■《ポケギア3.0》⇒《カイ》へ繋げたい時に使用出来るグッズです。《ボスの指令》や《暗号マニアの解読》もサーチ出来ます。

■《ともだちてちょう》⇒《カイ》をデッキに戻すことが出来ます。より《カイ》を使う回数を増やしたい時や、お守りとして採用を検討出来そうです。

ポケモンのどうぐ

《勇気のおまもり》

採用デッキ数:1/20 平均枚数:1.0枚

《パオジアンex》や《テツノカイナex》など、アタッカーのHPを大幅に増加させるほか、《セグレイブ》に付けることでミラー対面の《カイオーガ》をケア出来ます。

ただし、「ACESPEC」なので《プライムキャッチャー》を採用出来なくなる点には注意しましょう。

サポート

《カイ》・《ナンジャモ》・《ボスの指令》

《カイ》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:4.0枚
《ナンジャモ》⇒採用デッキ数:17/20 平均枚数:1.0枚
《ボスの指令》⇒採用デッキ数:11/20 平均枚数:1.1枚

採用率が高いサポート達。
サポートの合計枚数が5~6枚と少ない点が【パオジアンex】の特徴です。

■《カイ》⇒序盤の《バトルVIPパス》や《セグレイブ》展開、終盤は《クロススイッチャー》集めなど、どの状況でも使える強力なサポートの為、フル投入しましょう。

■《ナンジャモ》⇒ドローソースと手札干渉を兼ねています。
《ビーダル》のおかげで終盤に使っても被害を受けにくいです。

■《ボスの指令》⇒トドメや《キャンセルコロン》を絡めた攻撃に。
基本的には《カイ》を連続で使いたいため、使う暇がないこともあります。

《暗号マニアの解読》

採用デッキ数:13/20 平均枚数:1.2枚

拡張パック『サイバージャッジ』に収録されたカードです。
《ビーダル》と合わせて、疑似的な確定サーチを可能にします。

下準備は必要ですが、5枚目以降の《カイ》として運用可能です。

《博士の研究》・《シマボシ》

《博士の研究》⇒採用デッキ数:1/20 平均枚数:1.0枚
《シマボシ》⇒採用デッキ数:1/20 平均枚数:1.0枚

その他採用実績のあったサポートです。

スタジアム

《ポケストップ》

採用デッキ数:19/20 平均枚数:2.7枚

現在は《ポケストップ》を採用し、どんどんデッキを回していく形が主流です。
グッズがデッキに多いため、安定した手札の補充が可能です。

エネルギー

《基本水エネルギー》・《基本雷エネルギー》

《基本水エネルギー》⇒採用デッキ数:20/20 平均枚数:8.7枚
《基本雷エネルギー》⇒採用デッキ数:13/20 平均枚数:1.4枚

《基本水エネルギー》は8~9枚の採用が多いです。
勝つためにはどれだけの水エネルギーが必要か、相手のデッキをよく見て判断し、《スーパーエネルギー回収》を使用していきましょう。

《基本雷エネルギー》は《テツノカイナex》がワザ「ごっつぁんプリファイ」を使う為に必要となります。
《テツノカイナex》とは違って《ヒスイのヘビーボール》でのサイド落ちケアが出来ない為、2枚採用してサイド落ちに備えるか、1枚採用で他のカードに枠を回してデッキパワーを上げるか、意見が分かれそうなところです。

まとめ

【パオジアンex】は現在は《ポケストップ》を採用してデッキを回しながら、相手のデッキに合わせて豊富なアタッカーで攻撃し、サイドレースを有利に持っていく形が主流となっています。

《カイ》や《ポケストップ》でグッズをサーチ出来るので、サポートやポケモンのどうぐの採用枚数が絞られています。

特にサブアタッカーを中心に、プレイヤーごとの考えや採用枚数が異なっているように感じました!

それでは良きポケカライフを!

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