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【ポケカ】『悪リザードンex』デッキをシティリーグ入賞レシピから平均化

こんにちは。

今回は【悪リザードンex】デッキについて、シティリーグでベスト4に入賞したデッキにおいて採用されているカードを集計して、平均採用枚数を調べてみました。
デッキ構築や環境考察での参考にしていただければ嬉しいです。

デッキ集計概要

集計対象:シティリーグ(オープン)にてベスト4以内に入賞した【悪リザードンex】のデッキ
集計期間:2023/11/18~2023/11/19
集計数:全21デッキ

デッキタイプ内訳

現在は《ワザマシン エヴォリューション》を採用して、《ヒトカゲ》⇒《リザード》⇒《リザードンex》と、順当に進化させるタイプが主流となっています。

デッキテンプレート

【デッキコード】8YxDD8-AA6viy-8xxDxc

今回集計したデッキを元に、主流の『エヴォリューション型』でのテンプレートを作成しました。
デッキのベースとしてご活用ください。
それでは、以下集計の結果を記載していきます。

ポケモン

《リザードンex(悪)》・《リザードンex》

《リザードンex(悪)》⇒採用デッキ数:21/21 平均枚数:3.0枚
《リザードンex》⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚

《リザードンex(悪)》はこのデッキのメインコンセプトとなるポケモンです。
高いHPを武器に、中盤以降の超火力でどんどん押していきます。
基本的には2体立てて《かがやくリザードン》を挟みながら戦い、《すごいつりざお》などでの回収も絡めながら3体目を目指していく動きが理想になります。

《リザードンex》は取られたサイド枚数にかかわらずワザ「ばくえんのうず」でほぼすべての環境ポケモンを一撃で倒せることが可能です。

《リザード》

《リザード(だいもんじ)》⇒採用デッキ数:18/21 平均枚数:2.0枚
《リザード(ヒートタックル)》⇒採用デッキ数:3/21 平均枚数:1.3枚

HP100の《リザード(だいもんじ)》は多く採用されています。
どちらかの《リザード》が採用されているデッキは19/21でした。

《ヒトカゲ》

《ヒトカゲ(まるやけ)》⇒採用デッキ数:19/21 平均枚数:2.8枚
《ヒトカゲ(ヒートタックル)》⇒採用デッキ数:16/21 平均枚数:1.3枚
《ヒトカゲ(ひのこ)》⇒採用デッキ数:7/21 平均枚数:1.3枚

《頂への雪道》をトラッシュでき、HPが70ある《ヒトカゲ(まるやけ)》をメインに採用し、残り少ないHPのポケモンを狩りやすい《ヒトカゲ(ヒートタックル)》を合わせて採用するケースが多くみられました。

ワザの威力がより高い《ヒトカゲ(ひのこ)》の採用もありました。

《かがやくリザードン》・《かがやくヒードラン》

《かがやくリザードン》⇒採用デッキ数:19/21 平均枚数:1.0枚
《かがやくヒードラン》⇒採用デッキ数:2/21 平均枚数:1.0枚

「かがやくポケモン」枠。
基本的には《かがやくリザードン》が採用されます。
◎たねの「ポケモンex・V」を安定して倒せる
◎自身の特性と《リザードンex(悪)》の特性「れんごくしはい」のおかげで早い段階からワザを打てる
など、メリットが多いです。

《かがやくヒードラン》は、《マグマの滝壺》を合わせることで2進化の「ポケモンex」をも倒せるダメージを出すことができるポケモンです。
ダメカンが4つ乗っていれば280ダメージになるので、2回の《マグマの滝壺》+手張りで《ギラティナVSTAR》や《ルギアVSTAR》などを倒す準備が整います。

《エンテイV》・《マフォクシーV》

《エンテイV》⇒採用デッキ数:10/21 平均枚数:1.2枚
《マフォクシーV》⇒採用デッキ数:3/21 平均枚数:1.0枚

サブアタッカーとなるポケモンです。

《エンテイV》は扱いやすいアタッカーとして活躍します。
現環境ではHP230も光ります。

《マフォクシーV》はバトル場とベンチポケモン1匹に120ダメージを飛ばせるポケモンです。
基本的に《マナフィ》を置かれにくいデッキのため、不意を突いて相手の盤面を崩すことが可能です。

《ピジョットex》・《ポッポ》

《ピジョットex》⇒採用デッキ数:5/21 平均枚数:2.0枚
《ポッポ》⇒採用デッキ数:5/21 平均枚数:2.0枚

『ピジョット型(マッハサーチ型)』にするときのキーカードです。
《ピジョン》は採用せず、《ふしぎなアメ》で《ポッポ》から進化させて展開します。

《ポッポ》は、ワザ「なかまをよぶ」ものが基本的な採用です。

《アルセウスVSTAR》ー《アルセウスV》

《アルセウスVSTAR》⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚
《アルセウスV》⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚

以前は《アルセウスVSTAR》も採用した『ピジョット型』が多くいましたが、最近ではあまり採用されなくなっています。

《ビーダル》ー《ビッパ》

《ビーダル》⇒採用デッキ数:17/21 平均枚数:1.9枚
《ビッパ》⇒採用デッキ数:17/21 平均枚数:1.9枚

主に『エヴォリューション型』での採用が多く、2-2で積まれます。
手札を整えながら戦えるほか、《ナンジャモ》を多数採用するので、バトル後半でのケアも兼ねます。
数は少ないですが『ピジョット型』での採用もあります。

《ネオラントV》・《ロトムV》

《ネオラントV》⇒採用デッキ数:15/21 平均枚数:1.0枚
《ロトムV》⇒採用デッキ数:4/21 平均枚数:1.0枚

デッキの潤滑油になる汎用ポケモン。
《ネオラントV》は《ペパー》をサーチできるため、『エヴォリューション型』における採用が多数を占めています。
《ロトムV》は、先行1ターン目や、後攻1ターン目にワザ「エヴォリューション」を使えない時などにドローして手札を増やして、次の番に備えることができます。

また、どちらも「ポケモンV」であるため、《森の封印石》の使用先になります。

《ミュウ》

採用デッキ数:11/21 平均枚数:1.0枚

各種グッズにアクセスできるポケモンです。
どちらの型でも採用され、1ターン目の《バトルVIPパス》のサーチや《ふしぎなアメ》・《エネルギー転送》などのサーチにつなげます。

『エヴォリューション型』では、《ジェットエネルギー》をつけてバトル場で特性を使いつつ、ワザ「エヴォリューション」を使う要因としても活躍することが出来ます。

《マナフィ》・《ジラーチ》

《マナフィ》⇒採用デッキ数:17/21 平均枚数:1.0枚
《ジラーチ》⇒採用デッキ数:14/21 平均枚数:1.0枚

《かがやくゲッコウガ》や《れんげきウーラオスVMAX》、《ヤミラミ》《クレセリア》など、凶悪なベンチ攻撃を防ぐためのポケモンです。
両採用しているデッキは12/21でした。

その他採用ポケモン

《メタモン》⇒採用デッキ数:17/21 平均枚数:1.0枚
《エレキッド》⇒採用デッキ数:14/21 平均枚数:1.0枚

《メタモン》は《ヒトカゲ》や《ビッパ》に変化できるほか、《ミュウ》《ロトムV》といったポケモンと入れ替わることが出来るため、1枚しか刺していないポケモンにアクセスして展開力を伸ばすことも出来ます。

《エレキッド》はエネルギーの消費なしで《サーナイト》や《サケブシッポ》などのHPが減ったポケモンを仕留めることが出来ます。
逃げるエネルギーを必要としない点も魅力です。

グッズ

《バトルVIPパス》・《ネストボール》・《ハイパーボール》

《バトルVIPパス》⇒採用デッキ数:21/21 平均枚数:3.3枚
《ネストボール》⇒採用デッキ数:20/21 平均枚数:2.4枚
《ハイパーボール》⇒採用デッキ数:21/21 平均枚数:4.0枚

『エヴォリューション型』、『ピジョット型』ともに4-2-4での採用が中心でした。

《ふしぎなアメ》

採用デッキ数:21/21 平均枚数:2.6枚

《リザード》を経由する『エヴォリューション型』は基本的に1~2枚の採用、『ピジョット型』は4枚固定です。

《ポケモンいれかえ》・《あなぬけのヒモ》

《ポケモンいれかえ》⇒採用デッキ数:10/21 平均枚数:1.3枚
《あなぬけのヒモ》⇒採用デッキ数:12/21 平均枚数:1.0枚

基本的には入れ替えグッズは1~2枚の採用となっています。

《すごいつりざお》・《カウンターキャッチャー》・《ロストスイーパー》

《すごいつりざお》⇒採用デッキ数:20/21 平均枚数:1.2枚
《カウンターキャッチャー》⇒採用デッキ数:20/21 平均枚数:1.4枚
《ロストスイーパー》⇒採用デッキ数:20/21 平均枚数:1.1枚

ほぼすべてのデッキに1枚ずつは採用されているグッズをピックアップ。
《カウンタキャッチャー》は『エヴォリューション型』との相性が特によく、ワザ「エヴォリューション」を使ったポケモンが基本的に先に倒されるため、発動条件を満たしやすいです。
その為、2枚採用されるデッキも割と見かけました。

その他グッズ

《エネルギー転送》⇒採用デッキ数:7/21 平均枚数:1.0枚
《ともだちてちょう》⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚
《レベルボール》⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚

その他採用されていたグッズです。
《エネルギー転送》は《ミュウ》や《ペパー》といったグッズサーチをエネルギーサーチに変換することが出来ます。

ポケモンのどうぐ

《ワザマシン エヴォリューション》

採用デッキ数:13/21 平均枚数:1.9枚

『エヴォリューション型』のキーカードです。
《ペパー》を使って《バトルVIPパス》とこのカードをサーチして、《リザード》や《ビーダル》の展開を狙っていきます。

サイド落ちケアのため、ほとんどが2枚採用です。

《森の封印石》

採用デッキ数:20/21 平均枚数:1.1枚

《ネオラントV》や《エンテイV》、《ロトムV》につけてVSTARパワーの特性「スターアルケミー」を使用します。
《ペパー》や《タウンデパート》が万能サーチに変化し、多くの状況に対応できるようなります。

《まけんきハチマキ》・《げんきのハチマキ》

《まけんきハチマキ》⇒採用デッキ数:18/21 平均枚数:1.1枚
《げんきのハチマキ》⇒採用デッキ数:5/21 平均枚数:1.0枚

火力増強カード。
基本的にサイドレースで先手を打たれやすいデッキなので、《まけんきハチマキ》の採用が多いです。
《まけんきハチマキ》で早い段階から「バーニングダーク」で「ポケモンex・V」を倒せるようになるので、序盤の火力不足が気になる《リザードンex(悪)》との相性が良好です。

《げんきのハチマキ》は状況にかかわらず打点を10上げられます。
「バーニングダーク」のダメージが痒い所に手が届くようになるため、採用してみるのもよいでしょう。

相手がとったサイド数補正後のダメージ倒せるポケモン
0枚190《ロトムV》、《ゲノセクトV》など
1枚220《ミライドンex》、《テツノブジンex》など
2枚250《ハピナスV》、《ロトムVSTAR》など
3枚280《ギラティナVSTAR》、《ルギアVSTAR》など
4枚310《サーナイトex》、《ミュウVMAX》など
5枚340相手ポケモンに補正がなければすべてのポケモン

その他ポケモンのどうぐ

《ワザマシン デヴォリューション》⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚
《こだわりベルト》⇒採用デッキ数:3/21 平均枚数:1.0枚

《正義のグローブ》⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚
《ツールジャマー》⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚

その他採用されていたグッズです。
《ペパー》や《タウンデパート》でサーチ出来るため、「ポケモンのどうぐ」が計5枚程度積まれるデッキも散見されました。

サポート

《ペパー》・《ナンジャモ》・《ボスの指令》

《ペパー》⇒採用デッキ数:19/21 平均枚数:3.4枚
《ナンジャモ》⇒採用デッキ数:21/21 平均枚数:3.0枚
《ボスの指令》⇒採用デッキ数:21/21 平均枚数:1.9枚

『エヴォリューション型』においては、4-3-2での採用がメインでした。

《ペパー》は『エヴォリューション型』において、後攻1ターン目でワザ「エヴォリューション」の使用を安定させるために採用されています。
『ピジョット型』においても少量採用されるケースが多かったです。

ドローサポートは《リザードンex(悪)》や《ふしぎなアメ》など、キーカードがトラッシュ行くことを避けるため、《博士の研究》ではなく《ナンジャモ》を中心に採用されています。

《ボスの指令》は《カウンタキャッチャー》が使用できないときに重宝するサポートです。
終盤ではサイド枚数が同じになっていることがあり、とどめで《ボスの指令》を使う場面も多いです。

《セイボリー》

採用デッキ数:7/21 平均枚数:1.1枚

横に並ぶデッキが多いため、採用されるケースがあります。
中盤以降なら「バーニングダーク」の火力が高くなるため、《ネオラントV》や《イキリンコex》などをトラッシュされても影響を受けにくいです。

その他サポート

《博士の研究》⇒採用デッキ数:5/21 平均枚数:1.2枚
《フトゥー博士のシナリオ》⇒採用デッキ数:4/21 平均枚数:1.3枚

《ツツジ》⇒採用デッキ数:2/21 平均枚数:1.0枚
《さぎょういん》⇒採用デッキ数:2/21 平均枚数:1.0枚

複数のデッキで採用があったサポートです。
《フトゥー博士のシナリオ》は『エヴォリューション型』での採用。
《ふしぎなアメ》を経由しない為、《リザードンex》を再展開することが出来ます。

すべて⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚

その他サポートです。

スタジアム

《ボウルタウン》

採用デッキ数:15/21 平均枚数:1.8枚

《ヒトカゲ》や《ビッパ》のほか、相手のベンチ攻撃を警戒して《マナフィ》や《ジラーチ》を置くことができます。

《タウンデパート》

採用デッキ数:11/21 平均枚数:1.5枚

《ワザマシン エヴォリューション》での後攻1ターン目の展開、《森の封印石》での万能サーチ化、《まけんきハチマキ》によるカウンターの準備など、様々な場面で活躍可能なスタジアムです。

《崩れたスタジアム》

採用デッキ数:8/21 平均枚数:1.1枚

置物になった《ネオラントV》や《ロトムV》などをトラッシュして負け筋を減らせます。

《マグマの滝壺》

採用デッキ数:5/21 平均枚数:2.0枚

『エヴォリューション型』での採用は少なく、『ピジョット型』やその他の形での採用が多かったです。
枚数が増えると「かがやくポケモン」枠が《かがやくヒードラン》になる場合もあります。

その他スタジアム

両方ともに⇒採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚

その他採用スタジアムです。

エネルギー

《基本炎エネルギー》

採用デッキ数:21/21 平均枚数:7.8枚

6枚前後の《基本炎エネルギー》を使って戦うたいため、《すごいつりざお》やサイド落ちを考慮して7~8枚の採用が多いです。

《ジェットエネルギー》

採用デッキ数:11/21 平均枚数:1.9枚

主に『エヴォリューション型』での採用です。
ワザを使わせるポケモンにつけて前に出ながら「エヴォリューション」を使います。

また、《エンテイV》や《かがやくリザードン》などにも対応しています。

《ルミナスエネルギー》

採用デッキ数:1/21 平均枚数:1.0枚

《ルミナスエネルギー》+《基本炎エネルギー》2枚で《ネオラントV》がワザ「アクアリターン」を使って山札に帰還できるようになります。
特性の再利用や、負け筋を減らすことにつながります。

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