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【ポケカ】『ブジンエンテイ』デッキの解説と回し方のコツ・対策を紹介

こんにちは。

今回は拡張パック『未来の一閃』に収録されている《テツノブジンex》を使った【ブジンエンテイ(テツノブジンex/エンテイV)】について解説をしていきます。

【ブジンエンテイ(テツノブジンex/エンテイV)】とは

【ブジンエンテイ】は、《テツノブジンex》と《エンテイV》を組み合わせた中打点デッキです。
《テツノブジンex》の特性「タキオンビット」でダメカンをばら撒きつつ、《エンテイV》のワザ「バーニングロンド」で攻撃していく動きがメインとなっています。

入れ替え札を多く取り入れており、「タキオンビット」だけでなく、《エンテイV》の特性「しゅんそく」で手札を補充しながら戦うことが可能です。

同じ特性と同じダメージ・効果のワザを持つ、水タイプの《スイクンV》・雷タイプの《ライコウV》と比べると、

  • 《マグマの滝壺》でエネルギー加速が出来るため、サポート権を他に回しやすい
  • 《テクノレーダー》や《大地の器》のコストを《基本炎エネルギー》に回せる
  • 《エンテイV》のHPが230と高く、にげるエネルギーの重さも入れ替えカードで気になりにくい
  • 強力なサブアタッカー《かがやくリザードン》の存在

と、メリットが多いため、他の2体に比べて特に相性が良くなっています。

【ブジンエンテイ】のキーカード

《テツノブジンex》:打点補助

このデッキではワザ「レーザーブレード」は使用せず、特性「タキオンビット」を使用していきます。
打点を補助して「ポケモンex・V」を倒しやすくしたり、低HPのポケモンを除去したりと幅広い活躍をします。

《エンテイV》:メインアタッカー

このデッキのメインアタッカーかつ、特性「しゅんそく」でのドローも行うことが出来ます。
ベンチが埋まりやすいデッキのため、ワザ「バーニングロンド」で120ダメージ以上を出しやすくなっています。

HPが230と高く、《スイクンV》や《ライコウV》では耐えられない210~220打点を耐えることが可能です。
にげるエネルギーは3つと重いポケモンではありますが、大量に採用された入れ替え系カードのおかげでほとんど気になりません。

《かがやくリザードン》《チャーレムV》:サブアタッカー

サブアタッカーとして採用されるポケモン。
《かがやくリザードン》は中盤以降、サイドを1枚しか取られないアタッカーとして活躍します。
「タキオンビット」2回と合わせることで290ダメージとなるため、「ポケモンVSTAR」や1進化の「ポケモンex」も1ターンで倒せる点が強力。

《ダブルターボエネルギー》込みでも230ダメージが出るため、《テツノカイナex》や《トドロクツキex》、《カイリューV》などを一撃で倒せます。

《チャーレムV》はワザ「ヨガループ」による小物除去+エクストラターン取得が強力。
「タキオンビット」で弱らせたポケモンに当て、戦況を有利に持っていきましょう。

その他、《オドリドリ(フュージョンアーツ)》が採用されることもあります。

入れ替え系カード:潤滑油

《テツノブジンex》と《エンテイV》の特性発動を支えるカード。
基本的には《あなぬけのヒモ》《ポケモンいれかえ》《いれかえカート》を4枚ずつ積み、《テツノブジンex》のにげるエネルギーを無くす《ブーストエナジー古代》と、ポケモンを育てながら入れ替える《ジェットエネルギー》は1~2枚程度採用されます。

《マグマの滝壺》:エネルギー加速

《エンテイV》と《かがやくリザードン》の攻撃のために必要な《基本炎エネルギー》を供給します。
《テクノレーダー》や《大地の器》でトラッシュに送った《基本炎エネルギー》を再利用出来、状況次第では《エンテイV》が後攻1ターン目から攻撃出来るようになります。

【ブジンエンテイ】のサンプルレシピ

【デッキコード】kkffkk-iDOjev-VVVfkV

今回はオーソドックスな【ブジンエンテイ】にしてみました。
《ワザマシン デヴォリューション》は、HPの大きい2進化「ポケモンex」への対策として採用しています。
ダメージを与えた後にこのカードを使用することで、進化前のポケモンに退化させてきぜつさせることが出来ます。

【ブジンエンテイ】の回し方のコツ

①:入れ替えカードをむやみに使用しない

入れ替え系カードはグッズと特殊エネルギーに集中しており、再利用することはほぼ出来ません。
毎番入れ替えカードを全力で使用すると終盤に枯渇してしまい、「タキオンビット」を使えずに打点が足りない!といった事態が起きやすくなります。

その為、「相手のベンチを狙ってヨガループを狙う」「ポケモンexを倒す」など、しっかりとそのターンでの目的を持ったうえで入れ替えカードを使っていきましょう。

《テツノブジンex》を採用した他のデッキにも活かすことが出来るので、練習しておきましょう。

②:《かがやくリザードン》を押し付けて攻撃回数を増やす

《かがやくリザードン》の特性「エキサイトハート」は、相手が取ったサイドの枚数ぶん、ワザに必要な無色エネルギーを減らすことが出来ます。

例えばサイドを2枚取られているなら、《基本炎エネルギー》を《マグマの滝壺》でつけ、《ダブルターボエネルギー》を手張りすることでワザ「かえんばく」を使えるようになります。
230ダメージが出るので、たねポケモンの「ポケモンex・V」を倒すには十分な火力が出ます。

倒されてもサイドを1枚しか取られないため、1ターン攻撃のチャンスを増やすことが出来ます。
積極的に使っていきましょう。

【ブジンエンテイ】の対策

①:特性を止める

【ブジンエンテイ】は「ルールを持つポケモン」が多く、たねポケモンのみが採用される傾向にある為、《頂への雪道》や《クレッフィ(バイオレットex)》が刺さりやすいです。

《マグマの滝壺》や《あなぬけのヒモ》が多投されるため対応されることも多いものの、ドローサポートを使った解決を強要することが出来、効果的な対策手段です。

②:HPの大きいポケモンで戦う

2進化ポケモンの「ポケモンex」をはじめとしたHPの大きいポケモンは1ターンで倒されにくいため、【ブジンエンテイ】を相手にしやすいでしょう。

たねポケモンや1進化ポケモンでも《勇気のおまもり》や《ガチガチバンド》で耐久力の底上げが出来るため、1ターンで倒される確率を減らすことが可能です。

③:ベンチの数を調整しながら戦う

《エンテイV》のワザ「バーニングロンド」は相手のベンチポケモンの数も参照するため、こちらが展開するポケモンを減らすことで、1ターンで倒されにくくすることが可能です。

《崩れたスタジアム》や《セイボリー》を使用して【ブジンエンテイ】側のベンチを減らすのも良いでしょう。

もちろん、「バーニングロンド」のダメージを上昇させない為に、自分のベンチの数を調整して戦うことも重要です。

まとめ

今回は【ブジンエンテイ】について解説していきました。
無駄の少ない動きが魅力の《テツノブジンex》の派生デッキです。

《テツノブジンex》を使いたい方や、様々な搦め手を用いて相手を制圧していきたい方にもオススメのデッキです。

それでは良きポケカライフを!

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